はかせ社労士 ぼちぼちお仕事中!

社会保険や働き方にまつわる「よもやま話」をご紹介します。
(扱う法律の内容は概要です)

その33~海外から

2009-09-07 | ものしり社会保険
 わたくしスズキはハタチ前後のころ、海外を放浪してました。
そのころは社労士をめざしていたわけでもないのに、
なぜか「ハタチになったら国民年金」というフレーズはしってました。

 なので、放浪前に役所で「免除」の手続きをすることに。
ところが、手続きはハタチにならないとできないとのコト。
しかたないので手続きの紙だけもらって、
誕生日をすぎてから親にだしてもらうことにしました。

 社労士の勉強をしてわかったのですが、
この流れ、間違いではないんですがもうひとつ方法があります。
それは手続きを しないこと

 それって未納じゃない?ところがそうではないんです。
日本以外では加入義務がないんです(第一号被保険者の場合)。

 なぜって?もし認めたら、
海外に住む日本人以外の方からの加入希望が殺到します(笑)。
なんといっても年金額の半分は税金が投入されるんですから、
こんな有利な〝投資〟はありません。
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その32~ハタチになったら

2009-09-04 | ものしり社会保険
 「ハタチになったら国民年金」 これ常識?
 
 わたくしスズキは、国民年金を“自分で”払ったこと、記憶にゴザイマセン。
えっ、未納ってヤツ?
 勤め人で、まだハタチになっていないのに給与明細に「年金保険料」の文字。
あれっ?ハタチになってからじゃなかったの?

 この“ハタチ”ってなんなの?
年金って、いつかもらえるものだよね。
じゃあ、いつになったら払うのはおわりなの?いつからもらえるの?
もらう前に “いなくなっちゃった” らどうなるの?
もらいはじめたら、いつまでもらえるの?
「年金」っていうけど、払うのは毎月じゃない。どうして「年」なの?

 この年金というやつ、すぐにつかえる健康保険とちがって、
払っているときにつかうことがないから、どうもエタイがしれない。
ひょっとしてだまされているのかも?

 いえいえ、ミンナを一生(お墓の中までも?)ささえる大切な制度なんです!
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その31~クビじゃないけど

2009-09-02 | ものしり働きかた
 クビと早とちりしてしまいそうなこともあります。
たとえば、働く期間が決まっている場合、これはクビではありません(→雇止め)。
はたらきはじめるときの決めごと(労働契約)を、もう一度チェックしましょう。

 ハケンでお仕事しているところで「クビ!」といわれても、
ホントのクビではありません
ハケンのヒトの雇い人は派遣「」。
実際にお仕事しているところ(派遣「」)は、雇い人ではないからです。

 あと、雇う人がお仕事を準備できないからといって、
ただちにクビにはできません。
雇う人はその間、まずは お給料の6割 を払う必要があります(休業手当)。
たとえ会社が倒産してクビといわれても、そのクビをすぐにタテにふらないこと。
働く人であるかぎり、休業手当をもとめることができます。

 ヒトリで争うのは心ぼそいですよね。
裁判ざたにしなくても、解決する手だてはあります!
個別労働紛争解決手続法の「あっせん」など)

 ご相談はお近くの社労士までぜひ!!
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