はかせ社労士 ぼちぼちお仕事中!

社会保険や働き方にまつわる「よもやま話」をご紹介します。
(扱う法律の内容は概要です)

またまた消えた?!(日本年金機構)

2010-01-01 | よもやまばなし社会保険
 昨年末、スズキの母親のもとに「ねんきん定期便」がとどいたとのこと。
で、その記録をみながら「裁定請求」のハナシが。
そう、メデタク還暦をむかえたのです。

 12月が誕生月の母が、年金をもらう手続きができるのは誕生日以降
「ねんきん定期便」は将来のおおよその年金額をおしらせし、
おかしなところがあれば返信するもので、もらう手続きとはベツモノ
が、おなじ時期なのでおなじ手続きと早とちりしてしまうかも。

 「ねんきん定期便」は、

 35歳、45歳、58歳の誕生月

 計回、詳細なものとどくことになってるんですが、
今年度(200年度)にかぎって、すべての方に詳細なものがとどきます。
※ブログ「社会保障のブログ 労働、社会問題
今回来たねんきん定期便はとっておきましょう ”を参照
 (↑ご指摘ありがとうございます)

 なので、60歳の方にもとどくんです。
ちなみにスズキの初めての定期便は昨年のはずでしたが、
早生まれ”のため今年とどくはず。

 母にとってもうひとつややこしいのが、誕生日が月末だったこと。
昨年末、社会保険事務所はすでに閉まってました。
で、年明けに年金をもらう手続きのためいってみると社会保険事務所がない
年明け早々、またまた消えた年金?!

記録回復に重点 年金機構が目標 来年1月発足
(東京朝日(新潟)2009年12月22日6面)

 今年から社会保険庁は「日本年金機構」に、
社会保険事務所は「年金事務所」にうまれかわりました。
なぜそうなったかは、ご存知のとおり。
年金問題がさわがれる前から、
クニの仕事として本来厚生労働省がおこなうべきことを、
「外局」としての社会保険庁に丸投げしてクニは責任のがれをしてきた、
といった声もありました。

 だからこそ、今回はカンバンの架けかえだけではゆるされません。

年金相談 待たせません 機構発足へ接客10か条
(東京朝日(新潟)2009年12月18日7面)

 社会保険事務所とは別に置かれてきた「年金相談センター」は、
各地の社労士会が受託する「街角の年金相談センター」に生まれかわりました!

 年金のご相談はお近くの社労士に!本年もよろしくお願いいたします。
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