はかせ社労士 ぼちぼちお仕事中!

社会保険や働き方にまつわる「よもやま話」をご紹介します。
(扱う法律の内容は概要です)

治す(介護保険の特定疾病/健康保険の訪問看護)

2009-10-21 | よもやまばなし社会保険
 プロフィールにもありますように、
スズキは社会福祉の学校で教員をしながらボチボチ社労士してます。

 社会福祉に“造詣が深い”わけではないのですが
(こんなこと書くとオコラレます)、
社労士の知識は社会福祉に大いに役立つはず。

 例えば介護保険
ただ社労士のお仕事で介護保険を扱ってるヒト、
残念ながらスズキは知りません。

 制度自体が新しいこと(誕生は2000年)、
その前からプロフェッショナルが介護のお仕事をしており、
手続きでもこれらの方々
(ソーシャルワーカーと呼ばれる社会福祉士介護福祉士
 とくに介護保険のアドバイスについてはケアマネージャーなど)
がかかわることが多いことなどが、その理由なのでしょうか。

 介護保険社労士の扱う法律のひとつですが、
「社会保険に関する一般常識」
という大きな括(くく)りでしか勉強してないので、
これらの方々にはとても太刀(たち)打ちできません。

 それでも基本的なことに関連する知識はそれなりに。
介護保険を払うのは40歳から(第2号被保険者)、
使うのは65歳から(第1号被保険者)、
でも40歳から使えることも。

 「介護保険 末期で40歳から」(東京朝日(新潟) 2009年10月20日19面)

 介護保険はお年寄りの介護をミンナで支えるためにできた制度。
ですので、トシを取ることで体が不自由になる場合(特定疾病)は
保険料を払ってる40歳以上なら使うことが、もともとできました。

 これに必ずしもトシを取らなくても患(わずら)うことがある
がん(末期)が加わったんです(2006年から)。

 記事には「訪問看護」のことも書いてあります。
こっちは病気を治すための健康保険

 住みなれた我が家で穏(おだ)やかにすごすため、
“病気としての”がんを治すのではなく、
“不安な生活を”治すための社会保険、と考えればよいのでしょう。
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