【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

適切なシャフトの柔らかさを選ぶのは良い先生に巡り合うのと似ています

2024年05月20日 23時13分34秒 | ゴルフ


質問「ハミングさんは 重いヘッド、柔らかいシャフトを
 メインとしていらっしゃいますが、その利点を教えて下さい。」

店長「はい。まず、柔らかいシャフトの話しからします。

①一つ目のポイントとすると
 一般的なクラブ、市販のクラブでは
 シャフトの硬さのバリエーションが乏しすぎます。

 L.R.SR.S.X と言ったトコロで
 それもまた機種やメーカーによって基準はマチマチです。

 また 硬い方から言うと X.S.SR.R.
 日本語英語にすると エクストラスティッフ、スティッフ(硬い)
 レギュラー、そしてその間 と シャフトの硬度を示しているのに
 次に来るのがレディース 性別って変じゃありません❓」

質問「確かにね~。」

IMG_0077

店長「レギュラーの男性って そのレギュラーって どの体力、
 どの年齢の人が対象なんです❓

 そして そのレギュラーの男性と女性の間 って
 アマチュアゴルファーの『体力的』『年齢的』には
 実は一番の ボリュームゾーンだ と思うんですけど
 そこには シャフトの種類が存在していないのも なんだかな…
 って感じです。

 例えば ですけれど ドライバーで言うと
 弊社では 45in換算で 150cpmのモノが多いですが、
 市販のシャフト Rが230cpm SRが235cpm Sが240cpm
 弊社基準で言うと どれも硬い、その硬さの5cpm は製品誤差
 と言ってしまっていも良い程の 差しかありません。
 実際、ヘッドスピード45㎳を超えるようなお客様でも
 快適に 振動数150cpm以下のドライバーを使って頂いていますが、
 その方に 230.235.240cpmのドライバーを打って頂いても
 どれも硬過ぎて 判別はかなり難しいと思います。

 そう考えると 多くの方にとって シャフトの硬さの差って
 『硬過ぎて』判別不可能なんじゃないかって 思える時が多いです。
 ゴルフバックの中に 全然違う 別々な硬さのモノが混載、
 ひっちゃか、メッチャかに入っている😬😬
 硬さの違いが判別出来ていれば そうはならないんじゃ…
 そう思う事例を 非常に頻繁に目にします。
 硬さの統一感が流れている そう言うセットを持っている人を
 見たことがありません。
 おそらくいないんじゃないです❓」

質問「いない…かも知れませんね。」

店長「それって ものすごく『無力感』を感じるんですよ。

 一見、シャフトの硬さにコダワリと言うか、
 何かの理由で選んでいる筈なのに、
 バッグの中にある シャフトの硬さはてんでバラバラ…、
 結果、としては シャフトの硬さの意義 は非常に希薄。
 それが 凄くイヤなんです。

 結局のトコロ、シャフトの硬さなんかどうでもいい❓

 クラブの機能が「発揮されていない
 動かないモノ、動かせられないモノ を使っている可能性は
 否めないと思うんですね。

 故に 良い意味でも、悪い意味でも影響のある
 ちゃんと シャフトの動く、稼働する硬さ(柔らかさ)を
 主力商品にしています。」

質問「なるほど、です。」

IMG_0084


店長「で、話を元に戻しますが、
 仮に ドライバーで シャフトの硬さ以外はみな同じ状態、
 150cpm 200cpm 250cpm の3本を打って
 同じフィーリング、同じタイミング、同じ弾道になるのか❓
 振った感じはどうなのか❓
 自分のスイングをそのまま としたら
 どれが一番振り易い、動き易いのか❓
 一番距離が出るのはどれなのか❓

 この3本を打って 違いが感じられない… と言う人はいます。
 ちょっと信じ難いのですが、少数ですが、存在します。
 しかし それもゴルフですし、そう言うのもOKでしょう。
 でも 多くの方は 振り難い、打ち易い、飛ぶ・飛ばない なども
 含め なんらかの、かなり大きな差、違いを感じます。

 そして その硬さ・柔らかさはタイミングなども含め
 スイングにかなり大きな影響を及ぼします。
 コレを振るにはこう、コレを振るにはこう・・・と。

 クラブ、シャフトの硬さが スイングにこんなに影響がある✊
 場合によっては 出来ていくだろうスイングが変わってしまう、
 そういう多大な影響力を クラブ・シャフトの硬さ(柔らかさ)は
 持っています。

 実際、スイングのレッスン等 全く無しであっても
 ちゃんとした 動くシャフトを使うと 数か月で
 アドレスやグリップ、スイングは目に見えて変わって来ます。

〇肩を廻せ_Moment

 クラブ、特にシャフトの硬さ・柔らかさは
 弾道だけでなく、スイングの動きにも大きな影響があるんですが、
 スイングやクラブ、ゴルフそのものの考え方、とらえ方にも
 かなり影響を及ぼすんです。

 まずは シャフトにはこんなに硬さの違いがあるよ
〇適切なシャフトの柔らかさを選ぶのは良い先生に巡り合うのと似ていますよ
 というコトを知って貰いたいの です。」

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リシャフト//シャフトのバランスポイント

2024年05月19日 22時11分04秒 | ゴルフ

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)


シャフトの重量バランス(バランスポイント)
 -バランスの取れるポイント(箇所)
は ゴルフクラブのカタログ では まず、絶対、
場合によってはシャフトメーカーのカタログ であっても
 表に出てくることはありません。
ゴルフ雑誌のゴルフクラブやシャフトの特集であっても
 ほとんど 取り上げられるコトも無いでしょう。


シャフトを選ぶ際のポイントとして
 まずは 硬さ(絶対条件‼)
 そして 重量 
  …とは思うのですが……。

他にも、 やれ キックポイントとかトルクとか ありますが、
この表に出てこない バランスポイント というのが
シャフトの 良い意味でも、悪い意味でも
 最大の特色 ~機種による違い になるのでは… と思います。

表に出て来ないので とても厄介 です。

製造業者である 私 であっても
 各メーカーの、各機種の バランスポイントは
実物を手に取り 各パーツの重量を調べたり、
 測らないと分からないケースが少なくありません。

✋正確に測るには クラブとして組み立てられていない
 シャフト単体の状態 が必要です。

重心のかかり方 (2)



シャフトは ご存知の通り
 先端が細く、手元(グリップ側)が太くなっています。

サイズ(代表的なモノの外径) で言うと
●ウッドの場合 先端が 8.5mm  グリップエンドが15.0mm
●アイアンの場合
 グラファイト素材    9.4mm  グリップエンドが15.0mm
 スチール素材     9.0mm  グリップエンドが15.0mm

✌✌✌細い部分である先端の強度を補強する為、
グラファイト素材の場合は 先端に弾性の高い(強い)素材を足し増し、
スチール素材の場合は 金属素材の厚みで補強、
 少々オーバーではありますが、外径(見た目)と反対に
 内側は逆テーパー(スチールシャフト)になっているような状態です。

蛇足ではありますが、
スチールシャフトの方が補強し難いにもかかわらず
グラファイトの外径より細いのは ある理由による形状の違い です。
その形状~外径が固定化、される頃は接着剤の素材が良くなかったため、
接着され難いスチールシャフトは
 先端部をテーパー化して、接着面積を稼いでいます。
(グラファイト素材のそれは ほとんど パラレル です)
接着材の質、向上がなされている為、
 現在ではほとんど意味を成しませんが…。

故に バランスポイントは スチールの方がグッと先端寄りで
(先端を0、エンド~グリップ側を100とすると)
グラファイトシャフトの平均的なBP 52~54 に対し
スチールシャフトのそれは 48位になっており、
同じ長さ/同じヘッド重量 のクラブを組んだ場合、
 数値上 グラファイトシャフトの方が スイングウエイトは大きく出ます。
 その差は10~15g分位 あります。

昔からよく言われる 「グラファイトの方が飛ぶ」 のは
シャフトの素材のせいではなく、
👉重いヘッドが装着されているから なのです。


ですので 市販のユーティリティなど、
市販状態でグラファイト素材のシャフトが付いているモノを
スチールシャフトに変更する場合、
 同じ長さでは作れないことが殆どです。
(スイングウエイトなどを無視する場合は可能です)

59010005_1


ウッドなどをスチール化する場合
 数値上、同じバランスポイントにすると仮定すると
グラファイト ⇒ 45インチのモノ
スチール化 ⇒ 43.5~43.75 まで 短くなります。

これも蛇足ですが、
数値上のスイングウエイト(C-8とかD-0)は
シャフトの重さではなく、シャフトのバランスポイントの方が
圧倒的に効く、作用します。
同じシャフトのBP、 同じヘッド重量、 同じ長さ であれば
シャフトの重さを 40g ⇒ 80g 倍、3倍にしても
スイングウエイトは 全く同じ です。
ですので スイングウエイト は その言葉の意味とは異なり、 
 人間の感じ方 を表しているモノ では無い というコトです。


従来は スチールシャフトとグラファイトシャフトでは
明確なバランスポイントの違い、暗黙の基準 が有ったので
良かったのですが、最近では
アイアンはスチールシャフトがデフォルト(基準)状態の為、
グラファイトのウッドシャフトも BPをスチールに合わせているモノ
も多数😨出現し、ひっちゃかめっちゃか状態です。

いろいろとバリエーションが増えるのは良いと思いますが、
グリップの重量にもバリエーションがあり、
シャフトの硬さやキックポイントにも明確な基準がないのに
表に出てこないBPにも 種類 が多いのは大変困ります


どんな風に困るか というと
❶バランスポイントが先端寄り ~軽いヘッド装着 のモノに
  軽いグリップを付けたモノ
❷バランスポイントが手元寄り ~重いヘッド装着 のモノに
  重いグリップが付いたモノ

この二つが 数値上、スイングウエイト 場合があるのです。
本当の意味の、実質的な意味のバランスは全く異なる!のに、です

シャフトが同じ重量であれば 総重量で判別するコトが可能ですが、
重いヘッド/グリップ - 軽いヘッド/グリップ、
 その差分、シャフトが重かった場合(総重量が同じ)では
まったく 異なる作りのクラブなのに 判別が不可能 になる訳です。

また このケースで シャフトの長さは同じ、
シャフトの硬さ ~振動数上数値が同じ であると
 軽いヘッド装着のクラブの方が 実質、シャフトは柔らかい のですが、
それは 長さは分かるにしても、
 おおよそのヘッド重量が分らないと判別不可能です。

同じバックに入る
●ドライバー
●フェアウェイウッド
●ユーティリティ
●アイアン
●ウエッジ
これらの中に 上記の ❶と❷が混載されている可能性があっても
その数値が読み取れなくなります。

IMG_0591


スイングウエイトの数値は同じでも
実質、ヘッド重量が10g差があったら どうでしょう?
 同じ感じに振れるでしょう?
10g は 数値としては小さいように感じますが、
長い棒の先端、一番移動量の多い先端部分の10gの違いは
かなり大きいです。
一般的に 売られている 後付けの 鉛-2枚分の違い です。

1回打って 鉛を10g貼り、次は剥がして
を交互にやったら どっちが良いのか、悪いのか
スイングが悪いのか、タイミングが悪いのか
どっちが合ってるのか 訳分からなくなると思いませんか?

キックポイントなど曖昧な違い
総じて しなりの少ない硬いシャフトを使っている人が
圧倒的に多い この状態では
その 10g分、ヘッド重量が異なってしまう
バランスポイントの方が ショットにもスイングにも大きく作用します。
しかも それが あまり話題、
 クラブ選びの基準にもなっていないのです

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パターで距離を出すためには

2024年05月18日 13時32分44秒 | スポーツ

パターで距離を出すためには

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飛び系アイアンの㊦の番手は要注意

2024年05月17日 21時08分15秒 | ゴルフ

ゴルフクラブの分類で考えると
◌ドライバー
◌フェアウェイウッド
◌ユーティリティ
◌アイアン
◌ウエッジ
◌パター
これはそれぞれ 別々に考えられ設計・開発される。

その一番大きな理由は
「ロフト角度」が異なるからで
15度のスプーン(3番ウッド)と
50度のウエッジでは
やさしく使うための特性が当然大きく異なる。

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まだドライバーは空中に浮いたボールを打つからいいけれど
15度のフェアウェイウッドが 上がり難かったら あまり使い易い とは言えない。
よって 重心が低く、重心が深い方が重宝される。
使うシャフトも長め(ウエッヂと比較すると)のことからも
 ヘッドが緩やかに入射してくるスペックとの相性が良い。

逆に 放っておいても上がり易い 50度のウエッヂが
上がり易ければ 必要以上に距離をロスしてしまう可能性が高い。
よって 重心が高く、重心が浅い方が重宝される。
短めのウエッヂは 緩く入ってくるとミスになったり、
距離ロスが大きくなるので きつめの入射角度の成るスペックの方が相性は良い。

なので 上がり易い、上がり難い においては
ロフトによって 逆の性格・特性の方が使い勝手は良いモノなのだ。


ところが アイアン「セット」の場合、
立ったロフトのモノでは 20度前後
PSやSWを別物としたとしても PWで45度前後 と
ロフト3~4度間隔のウッドで言えば 7番手も8番手も離れたモノが
同じ内容、似た形状の収めなくてはならない。

IMG_0783



アイアンヘッドはドライバーなどに比べ
重量が重く、重量配分に余裕が生まれるから
それを上手く調整したアイアン「セット」を作る余地は十分あるのだけれど
現状、キャビティだとしても 箱形のウッドに比べると板状のアイアンの場合、
重心位置特性はそのまま形に反映してしまい
セットにする為の制約が大き過ぎる。
ロフトの流れによって その特性を変えてしまうと
セットの見た目、構えた時の形状に違和感が有り過ぎるセットに
なってしまう・・・・。



よって 先日の記事の 飛び系アイアン
どうしても 上がり易い 重心が深く・重心が低い 設計~形状 の制約から
逆に 下の番手 ロフトの大きくなったものが
そのロフト分の飛距離が出にくい可能性が非常に高くなってしまい
下に行くにしたがって 番手間の距離差が開いてしまうので
ウエッヂをたくさん入れれば なんとか補えるかも・・・ というのが
使えない可能性が非常に高くなる・・・のだよね。

上がり易い特性アイアンセットの ウエッヂやロフトの大きなものは
入射角度が緩くなり過ぎる傾向が非常に強くなるので
距離ロスは勿論、ダフリやトップのミスが頻繁になり易く
結果として ゴルフを苦しめてしまう可能性があるので要注意なのです。


打ち易い 打ちにくい 使い易い 使いにくいは別して
昔から 超ストロングロフト系 のアイアンセットが
出ては消え、出ては消え する理由がここにあるのです。

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ドライバーから始めて 本数の制限の範囲の中で
その距離が 適切に分かれている状態 というものを
選ばないと 本当の意味でのセット とは呼べなくなってしまいます。

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アイアン の フィッティング

2024年05月16日 18時25分13秒 | ゴルフ

店長「コレって 何件か実体験 があるんですけど…
 メーカーのフィッティング で アイアンを作った…
 んだけど なんだか 上手く行かない…
 友達に ライ角度を調整したら
 と言われた。」

IMG_0757


質問「よく有りそうな話し…ですね。」

店長「令和 になって アイアンと言えば
 軽量スチールがお決まり なんですけど
 スチールシャフトには 結構、大きな弱点、
 欠陥とは言えないのですが、問題が潜んでいて
 それは あまり取り沙汰されません。」

質問「どんな問題です❓」

店長「スチールシャフトの場合、硬さの調整は
 基本的 ステップ、ステップの位置
 スチールシャフトの段々 で行われています。
 数値として 柔らかいモノほど
 ヘッドからグリップへの方向で
 一番始めのステップ、ファーストステップ と言いますが、
 ファーストステップがヘッドから離れています。

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 ま、それは基礎知識なんですが、
 硬さをステップ、段々、言い換えると
 シャフトの太さ で調整しているので
 段々 ですから 滑らかに硬くなるのではなく
 段々 急に硬くなる傾向 が強いです。

 ちょっと意味が分かり難いかも知れないので
 実例 ですが、
 アイアンの場合 番手によって長さが半インチ(1.25cm)ずつ
 短くなって行きます。その分、だいたいですけれど
 ヘッドは 7~8g重くなっていく、
 その調整で 全体が似た感じで振れる、というコトなのですが、
 シャフトが短くなる分、
 シャフトの硬さを表す数値は ある一定の間隔、変化があり
 5番アイアンが200cpmであれば、6番は205、7番は210、
 各シャフトの銘柄によってその変化差は異なりますが、
 兎も角 規則性も持って 数値が増えていきます。
 全番手、同じ『硬さ感』で振れるようにするモノ です。

 ところが スチールシャフトの場合、
 段々であるステップは グリップに近づくほど
 細かくせざるを得ない(グリップ部の太さが決まっている)ので
 ウエッジに近づくにつれ、クラブ長が短くなるにつれ、
 シャフトの硬さの数値、そのギャップが広がっていく、
 200>205>212>220>230>245
 つまり 同じ硬さ表記 であるにもかかわらず
 短いモノほど 硬くなり易くて、
 同じシャフトを 一定のヘッドの重さ変化、一定の長さ変化、
 であるにもかかわらず シャフトの硬さ変化が一定ではない、
 5番アイアンに比べると ウエッジは ワンフレックス以上
 硬くなってしまっている モノが 非常に多い
 です。

 工業製品には 製品誤差もあるので
 その数値が逆転していたり、違う長さ、番手なのに
 同じ数値だったり、というコトも多々あるので、
 逆転していないだけでも 良品 と言えるかも知れないのですが、
 それは ぶら下がり、作り置き のモノを買った場合で
 フィッティングでは 在ってはならないコトだと思います。

 いろいろ工夫し調整すれば、その硬さ変化を
 一定の数値変化にする事は可能ですが、
 『フィッティング』と言う名の元で それが行われた
 セットを見るコトは 大変、稀です。


 余談ですけど、アイアンは ロフトの立ったモノは低重心め、
 ロフトの寝たモノは高重心め になった方が
 セットとして 全番手使い勝手が良いので

IMG_0624


 つまり ロフトの立ったモノはネックが短く、
 ロフトの寝たモノはネックが長くなっています。

 それを ネックの長さ によって 調整しているコトが多い、
 アイアンデザインの基本とも言える 番手処理 です。

 ですので 最悪、番手ごとのシャフトの硬さ(数値)調整
 はしなくとも、あくまでも最悪ですが、
 そのネック長さ変化分、シャフトのステップ位置調整を
 する「べき」なのですが・・・。
 それを すると クラブをグリップを下にして並べた時、
 ファーストステップの横位置が揃う。。。。
 と言う最低限の組み付けも行われず、
 ネックの長さ変化が そのまんま、ファーストステップ が
 階段のようになっているモノも 多々見受けます。


 アイアンの番手の流れ、その硬さが流れていない、
 全番手 同じような硬さ、硬さ感 ではない、
 というのは スイングやそのリズム、ミスの原因 になり得ますし、
 冒頭の ライ角度にも大きな影響を及ぼします。

 ライ角度が 番手ごとに 60-61-62 とか
 60.0--60.5--61.0--61.5-- と
 数値として 並んでいたとしても
 ウエッジ、短くなる方につれ シャフトの硬度が上がっていったら
 その数値の意味、ライ角度が揃っている意味がありません。
 
😵真ん中を基準としたら
 長いクラブはフラットめ、短いクラブがアップライトめ、
 という ライ角度設定としては より使い難い方に
 実質、なってしまっているのと同じです。

IMG_0623


 ライ角度を お使いのお客様 に合わせる、合わせました、
 と言うのは 静止時のアドレスにも重要ですけれど、
 振った時、運動させたときも同じく重要ですので
 硬さが揃っていない、流れていないアイアン『セット』
 の ライ角度の数値だけ合っている というのは
 どんな 嫌がらせなんだよ、とも思います。

 その状況の方がご来店して
 上が上手く当たらない、下が引っかかる
 ライ調整でどうにかなるか と言われた時、
 どう答えれば良いのか 迷いますよ。

 硬さが流れていない、硬さが合っていない、
 と言っても 有名メーカーの直営店で『フィッティング』したんだ!
 という想いがぬぐい切れないでしょうし、
 同じアイアンヘッドに 同銘柄のシャフト 同じ硬さ表記 が
 組まれているのに そんなことは起こる筈がない とも思うでしょう。」

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〈投稿〉試打クラブ SYB EG-05 と デール9

2024年05月15日 22時34分28秒 | ゴルフ

先日はお店に長居させて頂き
 有難うございました_(._.)_  😊😊

あのあと無事、帰宅することができました🚙🚙

 

お借りしましたクラブを持ってホームコースを

2ラウンドほどしてきましたので感想のほどを…

 

 

まずラウンド前に デール9 を持ってパター練習。

どんな感じだろうとドキドキしながらいつも通り打ちました

はい、大オーバー、2メートルくらい大オーバー…


やばいです。
かなりゆっくりそっと押してあげないと、飛びすぎ?ます。

なんといいますか、減速しないんですよね…


これ届くの?っていう感じで打って丁度良い感じです。


あとショートパットに強いとお聞きしてましたので、
1メートル前後のパットをやってみました。


入ります。何も考えずに、とりあえず打てば入ります(笑)


しかも、ボールの感触が無いので、
なんとも不思議な感じでカップに吸い込まれます…


アマチュアにとって、
この距離がほぼ入るというのは
かなりのアドバンテージになりますね。


やはりスラントネックの恩恵があるのか構えやすいです。


他のクラブと同じように構えることが出来るといいますか、
自然とそうなるように設計されているのかなと感じました。

 

そして更に ドキドキ😵😵ドライバー の時間がやってきました。

練習もせずにいきなり行きましたので
 ボール位置とティーアップに最初は慣れず、恐る恐る打ちました


怖かったですが…なんとか前に進む当たりがでました。


ぼわーんとちょっと高めの弾道でしたが、
 うーん、落ちてこないな…まだかな…

うおっ、いきなり230のフラッグオーバー。

なんぞこれ??


以前のだと良い当たりで
 やっと210~220だったのに…

さすがに、お店で打たせていただいたような一発は
 まだまだ出せませんでしたが、250は何発かいけました。


明らかに、前とセカンドで持つクラブが全然違う…


うれしいうれしい、ホクホクホクホク( ^^)


たまにドミスショットも出ましたが、
 そこはアマチュアなのでご愛敬ということで…


棒球っぽい滞空時間の長い、
 落ちてからもポンポンと前に転がる、
  インチキ?ドライバーとでも言いましょうか(笑)


あと、なぜか曲がらない?曲がりにくい印象をお受けしました。

 

✋デール9が欲しいと訪問したのに、
 なぜかドライバーを注文して帰るという珍事が起きましたが(笑)

お店とコース、共に非常に良い時間を
 過ごさせてもらう事ができました。ありがとうございます( ^^)

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柔らかいシャフト アプローチ

2024年05月14日 21時38分20秒 | ゴルフ

質問「重たいヘッド、柔らかいシャフト は
 アプローチを楽にするの、ですね。」
店主「ハイ。一概に "簡単に" にと言えないほど
 アプローチそのものは『奥深い』 ですが、
 少なくとも 軽いヘッド、硬いシャフト のクラブ、
 特に ウエッジ とは 全然違うと思います。」

質問「どんなトコロが違うのですか❓」
店主「打って頂く というのが一番良いとは思いますが、
 重い と 柔らかい の組み合わせ は
 低いトコロ、地面にあるボールを『拾う』能力が高いです。
 一般的なウエッジ は 振動数 340cpm位ですが、
 その半分 170cpmの硬さ というのが どういうのか、
 打ったコトのある人は非常に少ないとは思いますが、
 初めて それを これから 打つ、とすると
✋届かず トップしそうだな…
✋届き過ぎて ダふりそうだな…
 どちらを想像します❓」
質問「ダフリ…でしょうか。」
店主「そうですよね。
 ところが 意外にもダフる人は少ないのです。」

質問「それは どうしてですか❓」
店主「コレ、多くの方が勘違いしていると思います。
 例えば、トップ、ですが、
 トップは ヘッドが届いていない、
 カラダが伸びた、とか
 グリップの位置が高い、下がり切っていない とか
 ボールとの距離感に対し、
 長さと言う意味では無いですが、クラブが短い、
 それが原因で『トップ』している と考えている
 と思うのですが、多くの場合は違います。
 本当の原因は 飛球線/飛球線と反対 のラインに対し、
 右打ちの場合ですが、グリップが㊧に行き切っていない、
 前後方向に 本来のインパクト地点 に
 到達していないのが原因です。
 そういう意味で グリップが進行方向の押されやすい
 ヘッドの遅れの有る 柔らかいシャフトは
 ボールを拾う性能に長けているのです。」
(グリップの移動 ~先端は振りません_Moment(4)(グリップの移動 ~先端は振りません_Moment(5)(グリップの移動 ~先端は振りません_Moment(6)






質問「あああ、なるほど。
 ボールに届いていない・・・のは
 上下ではなく、前後なのですね。」

店主「そうです。
 特に 自分にとって ハードな硬いシャフトの場合、
 しならせて 👉クラブを短くさせて
 しなり戻す 👉クラブを長くする
 という 可変の長さで打つ習慣が強く、
 その為、グリップを左に、前に送る感覚が薄い、ですし、
 シャフトに押される というコトもアリマセン。
 アプローチ では 加減したスピードで行うので
 クラブを長くし辛い と言うのもあるので
 余計、トップ。。。
 また、それを本能的に防ごうとして ダフリ、
 になったりするのです。」

 「長さが足りない のではなく
 下がり切っていないから トップしているのではなく
 下がる地点がボールより手前で
 上り際でとらえているから トップになるのです。」

 「ダフリ。。。も同じこと で
 届き過ぎている・・・のではなく、
 届いたところが ボールの手前、
 クラブ、グリップの移動が足らない のです。」

質問「その足らない分を シャフトが自然に押してくれる、と。」
店主「その通りです。」

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『切り返し~ダウンスイング』けんたろう202404

2024年05月14日 17時45分40秒 | ゴルフ

『切り返し~ダウンスイング』けんたろう202404

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【数年ぶり ゴルフに復帰】左右のグリップの密着感とアドレス

2024年05月13日 22時51分27秒 | ゴルフ

店長「グリップの緩み、左右のグリップの離れ
 の元になっているのは 大きく分けて 二つ あります。

〇アドレスとグリップ_Moment(3)

 ヒトツは アドレスの誤解 です。

 左右のグリップは出来るだけ密接に、
 緩まないように… とは言え
 ゴルフの構え、グリップの握りは
 右打ちであれば右手、左打ちであれば左手が
 もう一方の手よりも『遠く』を握ることに変わりはありません。
 
 なんの工夫もせず
 右手(右打ち)の方を遠くに握れば
 腕の付け根(肩)を前に出すか、少し下げるか、
 どちらにしても こぶし1個分、クラブヘッドの方に
 近い位置を取らねば 届かなくなってしまいます。

 おそらく 無意識だとは思うのですが、
 それによって 上半身が捩じれた、
 右打ちの人であれば 左肩が上方や後方に引っ吊れた
 アドレス姿勢になってしまいます。
2016y09m07d_191658711
〇右手が遠いところを握るのを
腕・肩周りで解決せずに 胴体をねじらずに
骨盤そのものを『ごく薄~く』
右打ちなら右に、左打ちなら左に 傾けます。

✋その量は 有るか無いか 分からない程度の
ほんの少し✊ が良いのですが、
 それも 左右のグリップの上下の密着感次第 です。

左右のグリップの 密着度が無い42ea91fd
上下に長いグリップ(接触部分)になってしまうと
骨盤の傾きも大きくなり、
骨盤の傾きだけでは補えないモノになってしまいます。

 腕や肩周りだけで 握る場所のズレを補うと
 背骨が曲がった状態、右打ちであれば
 右側がつぶれた状態になりますが、
 骨盤そのもので上半身を右に倒すと
 背骨は若干、ほんの少しだけ 右に倒れますが、
 真っ直ぐのまま。
 動作中の 両方の腕の長さのズレを造り難くなります。

swing102

 アドレス、セットアップ時に 若干ですが、
 右側に体重が乗る感じになりますので …55:45 とか
 テークアウェイの動き出しが取り易くなるかと思います。

 これは ラウンド中に悪い方に変化してしまう例 なのですが、
 握力が落ちてくる 左のグリップが深くなり
 右手の入る場所を失い、左右の密着感が薄れる(離れる)
 すると 右サイドがボールに近づくコトになり
 肩周り、胸廻り が 左を向くコトになります。
 へそから下は 今まで通りなんですが…。

「アドレス修正_Moment(2)


 左を向くと 普段よりボールが中に入る(㊨~㊧)のですが、
 へそから下の腰、足に対してはボールは左足かかと、
 胸から上に対しては真ん中、
 と一体どっちが本当のボールの位置? になってしまいます。
 ミスになりそう…ですよね。」


Aさん「もう一つはなんなんです?」

店長「グリップは クラブの動かし方、扱い方、
 言うなれば スイングが表れます。
 動き、動作としてはスイングですが、
 静物 として グリップになる
 と言ってよいでしょう。

 この話は 多岐に渡ります。
 これから しばらくのブログ記事で書いていきますので
 楽しみにお待ちください。」

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【数年ぶり ゴルフに復帰】グリップの緩み

2024年05月12日 21時26分25秒 | ゴルフ


店長「若い時と違って 腕力でクラブを振る、
 ボールを飛ばすことが難しくなって来ますから、
 全部をからだの回転で と言うのは出来なくても
 割合として からだを廻すことで飛ばす を
 するための 姿勢にしたい、です。

 次にグリップ なんですけれど
 左と右のグリップが離れ気味、ルーズ気味 なんですけれど…。

〇アドレスとグリップ_Moment(3)

 ソコの部分、クラブ扱い、スイングが
 一番表れる部分です。

〇左グリップを強く握らなくてはならない
〇左グリップを支点に 右手を返す
〇強く 右手を使う

 など 幾つか理由があると思うんですが、
 スイングの 筋力の中でも 握力、特に左手の握力は
 疲労に弱く、ラウンド中、かなり極端に低下します。

 上記のような傾向が強いと
 握力が低下した左グリップは
 良く強く握ろうとする為 深くなる傾向にあります。

 アドレスの今の状態でも
 右と左のルーズさが
 腕の長さ『余り』になっていると思うのですが、
 左のグリップが深くなり ルーズさ が増すと
 その腕『長さ余り』も増しますので
 ラウンド中、姿勢が変わってしまいます。

〇アドレスとグリップ_Moment(2)


 からだの中でも 上半身の上の方、
 腕の長さ余りがダイレクトに影響する箇所が
 左を向いて、そこから下に降りてくると
 左向き加減が薄くなる という
 ボールの位置やアドレスの姿勢などに狂い
 の起きやすい原因です。

 ミスショットの最大の原因 と言っても良い箇所。

 スイング、例えば ですけれど
 手打ち、ヘッドの返し打ち は
 それソノモノが悪い、問題なのではなく、
 それをする ⇒披露する ⇒握力が落ちてくる
👉左のグリップが深くなる(緩む)
👉左腕の長さ余りが起こる
👉アドレス姿勢が乱れる
👉アドレスの向きやボールの位置が狂う
 のを避けたいから 動きを治すんです。」

Aさん「なるほど!!」

店長「スイング、動作が始まってから起こるミス、
 ミス自体は減らしたいですけれど、
 まぁ それは仕方がないというか、あきらめられるけれど
 "動作を始める前"の アドレス段階でのミスの要因は
 あまりに勿体ないですし、アドレスのミス、構えのミス、
 向きのミス が 動作のミスのつながるコトも少なくありません。」

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