【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

【保存版】弾道スペック データのウソ❓ ホント❓

2024年05月22日 21時43分14秒 | ゴルフ
面白いデータ、
あまり知られていない データをご紹介します。
スイング集 Patty_Moment

 

  H-sp. B-sp. BS/HS 入射角 打出角 回転数 高さ 着弾角 飛距離
  m/s  m/s   縦/rpm ₍ヤード₎
Driver 41.7 62.2 1.48 3.0 13.2 2610 22.8 37 218
3wood 40.0 58.6 1.48 -0.9 11.2 2700 21.0 39 195
5wood 39.1 56.8 1.47 -1.8 12.1 4500 23.7 43 185
7wood 37.7 54.6 1.46 -3.0 12.7 4690 22.8 46 174
4iron 35.5 51.5 1.45 -1.7 14.3 4800 21.9 43 169
5iron 35.1 49.7 1.43 -1.9 14.8 5080 21.0 45 161
6iron 34.6 48.4 1.41 -2.3 17.1 5940 22.8 46 152
7iron 33.7 46.2 1.38 -2.3 19.0 6700 22.7 47 141
8iron 32.8 44.4 1.33 -3.1 20.8 7490 22.8 47 130
9iron 32.0 41.3 1.32 -3.1 23.9 7580 22.7 47 119
PW 31.1 38.2 1.28 -2.8 25.7 8400 21.0 48 107

➂おまけ   46.8 64.1 1.45 7.8 16.0 1710 --- -- 252

このデータは 複数のLPGAトーナメント(米国)で
計測した 数百人の女子プロ のショットデータ(2019年) です。

番手ごと ですが、左から 
◌ヘッドスピード
◌ボールスピード
◌俗に言う ミート率
◌ヘッドの入射角度
◌ボールの打ち出し角度
◌ボールの縦の回転数
◌ボールの最高到達(高さ)点
◌キャリーの接地(着弾)角度
◌キャリーボールの距離

平均的な 成人男性(おじさんゴルファー)のデータ と比べ
  ややハイスペック、やや飛ばし屋さん気味ですが
参考になる点も多いかと思います。

 

 キャリー218ヤードですので
 総飛距離は240~250ヤード と見て良いでしょう。




➀ドライバーを除き
全てのクラブに入射角度(データ上 マイナス値)が
あるコト ですね。
全部、真似はしきれませんが
 ウッドははらって打ち、アイアンは打ち込む は
実は本当では無いのが判ります。
長さ、や長さによる立ち方(前傾)などによって
 そう見えるだけ というコトなのでしょう。

ドライバーのティアップを考慮に入れても
🔴クラブごとの、ロフトなりの回転数の変化
🔴長さなりの 入射角度の変化 が
一定(の流れ)になっていますから 
ほぼ全番手 同じように振っている と考えて良いと思います。


ここは私たちよりもパワーがある、スピードがあるから
可能と言えるかもしれませんが、
ティーアップしたドライバーよりも
地面から打つ #3の方が
打ち出しも低く、最高到達点の高さも低い、
のは やはり プロならでは、です。


➁これは既に知っている人も居るかと思いますが、
 ボールの最高到達点、
 一番高くなるトコロは
 実は ほぼ全番手 同じ高さ です。

 飛ぶ距離に対し どこが一番高くなるか
 というコトで
 距離の出るドライバーは より真ん中にそれがあり
 ロフトの有るウエッジに近づくほど
 一番高くなるトコロが奥になる、と
 着弾角度から想像出来ます。

 同じ地面から打つ クラブ同士比べてみると
 3番ウッドのロフトが15度前後
 PWのロフトが 45度前後 ですが、
 (ボールの置き位置も関係しますが…)
 打ち出し角度には 15度前後しか差が無いコトから
 如何にボールを潰して打っているか 
 別な言い方をすれば 前さばきで打っているか 分かります。
 ボールを潰して打つ は まだ死語ではないのですね。


 数週間前に女子メジャーを優勝した選手も
 ドライバーであっても 右手のスナップは
 打つまでは解かないイメージです
、と言っていました。

01_b



➂ おまけですが 72歳時の
 ジャンボ尾崎 のドライバーショット データ です
 ひゃあああ やはり怪物ですねー



④これもオマケ ですが、
 ドローボールと呼ばれているショットは
 アドレスのターゲットラインに対し
 すべて 右向きのフェースから生まれています。

 開いているからスライス は一概には言えないのです。



全体的な、そして個人的な感想 で言いますと
アメリカの女子プロは思ったほど 普通 というか
驚くほどは飛んでいないのですね。
1年半~2年前のデータになりますから
ドライバーでは 打ち出し角度がやや増え
 スピン量が減っているのでは と予想します。

また、全番手のショットデータを見ると
 一般的アマチュアゴルファーは
 『いかに すくって打っているか』 わかります。
  余りにも違いが大きい…ですね。
真似をしよう とは言い切れませんが
 本当の 上から打つ が掴めていないのでは❓ と思います。

コメント
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