【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

衝撃の事実 重力と遠心力 #3

2024年01月15日 09時05分46秒 | ゴルフ

衝撃の事実 重力と遠心力 #3

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令和のドライバーのリシャフトのお話し

2024年01月14日 23時41分46秒 | ゴルフ

質問「ドライバー、ウッド系の殆どメーカー、機種が
 ネックの調整できる いわゆる『カチャカチャ』タイプに
 なって来ていますね。」 

EZ055


店長「それはそれで 上手に使いこなせば
 面白いオモチャではあるのですが、
 それと並行して 中古クラブ市場のかなり盛り上がっているので
 結構、滅茶苦茶なコトが横行していますね。」

質問「どんな ですか❓」

店長「ネックの調整出来るものは
 シャフトの先端に スリーブという金具が付き、
 ヘッドに差し込む角度や回転を変えて
 そのスリーブを差し入れ、固定するんですね。

 ですので 同じ機種のウッド、ドライバーじゃない ウッド、
 3番ウッドのシャフトもスリーブ付きであれば
 ドライバーに差し込むことが可能です。」

質問「えええ それ短くないですか❓」

店長「はい。今では ドライバーの平均的な長さは 46インチ
 3番ウッドだと 43インチ強ですので 3インチ短くなります。」

質問「それで 使えるんです❓」

2021-03-19_16-46-28_Moment


店長「ボールは打てます
 でも まず 3インチの分のヘッド重量は軽くなります。
 重さにすると 20~25gです。
 スイングウエイト表記ですと D-1のモノが B台になる可能性も…。」

質問「大丈夫なんです❓」

店長「強烈に軽くなりますから
 振り回す人には 負荷が少なく振り易く感じるかも知れません。
 が しばらく使うと 色々弊害は出るでしょうね。」

質問「ですよね。」

店長「まず 衝撃がデカくなります。
 重さって 衝撃を喰う と言うか
 動き始めると 重いモノほどモーメントが強くなるので
 ボールに当たった時の減速が少なくなりますが、
 軽くすると ボールに当たった時に減速が激しく、
 それは 場合によっては 痛みになる可能性も。。。

 また ロフト的に 10度として、
 それを 43インチで使うとなると
 入射角度が発生してしまうので 打ち出しが取れません。
 ボールの高さを確保するには 軌道を変えなくてはなりません。

 ま このケースは殆ど 途中で辞めるんじゃないですかね。


 スリーブが付くタイプのモノ、その中古 であると
 クラブとして売られていても ヘッドだけ、シャフトだけ、
 を目的として購入される方も多いと思います。

 それはそれで 面白い楽しみ方 だと思いますが、
 失敗するケースも多いと思いますね。」

質問「ありそう・・・。」

店長「重心距離とか慣性モーメントとか 無視して
 ヘッドを機種名だけ、ブランド名だけ で 追いかけると
 失敗する率は高いと思います。

 スリーブを利用して 簡単にシャフトを替える、
 そもそも シャフトを替えるコトに積極的なゴルファーは
 総じて 硬いシャフトを好みます。
 人気があるから、と言って 重心距離の長いモノや
 慣性モーメントの数値の大きなモノ は
 あまり硬いシャフトとの相性が良くありません。
 ソコに 硬いシャフトを挿しても あまり良い結果は出難い
 と思いますし、
 現代のヘッドは どれも かなりロースピン、
 スピン抑制の強いタイプが多いですから
 重心距離の短いモノやモーメントの低いモノも
 硬すぎるシャフトでは ボールが浮かない とか、
 浮力が持続できないになり易いので 注意が必要です。


 あっちに付いてるシャフトをこっちに挿して とか
 そういうご依頼がものすごく増えてますねー。

 2本のシャフトの硬さが 全然違う、
 良い感じなのは 柔らかい方なのに、
 知名度、人気を優先して
 あまり上手く行っていない硬い方を採用
 なんて言うのは ホント、日常茶飯事の作業です。

 ✋✋一応、アドバイスはしますけどね…。」

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【SYB EG-05】37msで230y 46msで300yが狙える⁈

2024年01月13日 21時22分01秒 | ゴルフ


橋爪晃彦プロ
に手伝って頂きました。
 ありがとうございました🤗

主な目的は プロのような速いヘッドスピードであっても
 ボールが吹け上がらず 噂通り飛ぶのか です。

EG05_03

テストに使った SYB EG-05 は
 ロフト角度-11度 ライ角度-59度 フェース角度-0度
 👉カチャカチャによる仕様変更無し

 ドライバーのスペックは
🔴ヘッド重量  237g
🔴クラブ長さ  44.25inカット
🔴シャフト硬さ 145cpm
            …245cpmじゃないよー

ヘッドスピードを 46~47ms位 に抑えて頂いています。
  ⚠動画は 305ヤードを記録したモノ です。

元々の球質もありますが、
目一杯ヘッドスピード上げて頂いても
吹き上がらず傾向の球は皆無で、左回転が強くなる程度…
👉テストドライバーの振動数は 145cpmでしたが、
127cpmのモノは フックが強過ぎて距離は伸びませんでした。

今回の計測で 最高飛距離 322ヤード...だったかな

🏆コレはそのまま 当ショップの最高飛距離記録となります。
 ✋✋挑戦者乞う✋✋

 
スイングや球質にもよりますが、
このスペックであれば ヘッドスピード46msあれば
300ヤード超を狙えます。
まあ なんという時代でしょう🙀🙀🙀
【SYB EG-05】 プロによる試打_Moment


本来 46msと言うヘッドスピードで
300ヤードを超すには
ボール初速、打ち出し角度、スピン量
それぞれが ほぼ最高のデータ
それがほぼ完璧に噛み合わないと出ない
奇蹟の一発、人生最高の唯一無二の一発 になる筈…だったのですが、
SYB EG-05 と 弊社オリジナルのニューシャフトの組み合わせ
かなり高い頻度で それが可能です。

✋特に、右回転気味、スライス気味、右への打ち出し
 でミスや悩みの多いタイプの方に最適
✋逆の ひっかけ、左回転、フックの方は
 非常にスピン抑制の強い ミステリーCF-455 がお薦めです


作った自分が言うのもなんですが…ホント、すごい時代になったモノです。


…ちなみに…ではありますが、
別な日、別な方で 同じスペックのSYB EG-05 で
ヘッドスピード41ms超 で 260ヤード超 を、
弊社ブログやYOUTUBEでも
 常連さんの自称:慢性飛ばない病 MR.K も
ヘッドスピード36ms強 で 220ヤード越えを、
それぞれ、かなり高い頻度で記録しています。

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長ければ良いわけでも 硬ければ良いわけでも 少なければ(ロフト)が良いわけでもない【投稿】

2024年01月13日 21時13分50秒 | ゴルフ
 



ハミングさんに辿り着く前は
どちらかと言うとヘッドスピード信者だったと言ってよいと思います。
あっちのお店、こっちのお店、
あのドライバー、このドライバー、
あのシャフト、このシャフト、 
行けるところで試打会があれば イソイソと出かけていました。

video_Slomo_Moment

何年かは46インチを使っていました。
ルールが出来るまではそれ以上の長さを試したこともあります。
特にスライスに苦しんでいると言うわけではありませんでしたが
自分なりに良い当たりをした筈の時、ボールが伸びません。
過去の弾道計測では弾道はやや高め、スピンもやや多めは
ドライバーの毎度毎度のデフォルト状態でした


ハミングさんのお邪魔をして
46インチA社のドライバーと
試打にある SYBのEG-05 を打ち比べしてみました。
EG-05の試打クラブは44.25インチとの事で
自分のものと比べるとおおよそ2インチも短尺。

240781176_4377812485599164_8218599256180757912_n


にも拘らず ボールスピードは殆ど同じ。
2インチの差はなんだったんでしょう。

今まではボールが高い、上がり過ぎる、スピンが多い、などで
ロフト9度を使っていましたが、
コチラの試打クラブは 10.5度。

計測では打ち出しの角度も、スピンも9度のモノより少なく、
ほとんど同じボールスピードなのに
ハッキリと距離の差が出る。
私のドライバー選びの旅は一体何だったのでしょう。

シャフトの硬さが少し硬かったのは感じていました。
でも、シャフトの硬さを落とすとスライスになるか、
よりボールが上がって飛ばなかったので
硬いシャフトを選択せざるを得なかったのは正直な所ですが
まさか シャフトの硬さ(振動数?)を100も落とすのが
正解とは思いも付きませんでした。
(こんな硬さ(柔らかさ)あったんだ、と思いました)

Desktop 2022.10.18 - 23.18.35.01_Moment(3)

飛距離が出ないのはヘッドスピード不足だから
👉長くしてヘッドスピードを稼いで
上がって距離が出ないのは
👉ロフトを減らして高さを抑える
多分ですが、典型的なアマチュアゴルファーの歩む道を
まい進してきたのだと思い至りました。

〇長ければ良いわけでも
〇硬ければ良いわけでも
〇少なければ(ロフト)が良いわけでもないのだ

と言う結論に至ったのでした。


、、、、、後日談ですが
44.5インチのEG-05、硬さ155cpm、ロフト角度10.5 を
作って頂き、数度コースで使いました。

飛距離は一番当たらなかった時で 今までの最大距離
平均で言うと10~15y、最大では25y違います。
スライスは皆無です。(結構驚き)
弾道は低い訳ではないですが、今までよりも確実にランが出る球です。
最後のひと伸びが違う感じです。

その距離差よりも 短いからなのか、柔らかいからなのか、
疲労感が全く違う、疲労感が無いと言えば良いのか、
ラウンド後半になるほどその差は感じます。
最大飛距離が出たのも17番Hです。
 (店主 良かったですね😊)

私だけなのかも知れませんが、一般的なドライバー選び、
その方法論の出鱈目さを痛感致しました。

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L型ブリストルパターG2 の活かし方

2024年01月12日 23時45分11秒 | ゴルフクラブ

進化版L型ブリストルパター(G2-550g) と
一般的な市販のパター(300g強)  の
最大の違いは その数値通り『ヘッド重量』です。

010

パターは飛ばさない道具
 と認識されているゴルファーは少なくありませんが、
少ない力で飛ぶのなら
✌小さなストローク、
✌ゆっくりしたストローク、
✌小さなストローク幅で
十分な距離を打てる方が より簡単 です。

008

軽いヘッド・硬いシャフトの市販のパターで
弾いて打ってしまうのは 仕方ないかも知れませんが、
L型ブリストルパターの持つ その打撃力・破壊力を
弾いて 無駄なスピンにしてしまっては勿体無いです。

パターストロークは
ボールが地面を転がって進むので
ショットと異なり 順回転・オーバースピンになりますが、
パターにおいての 良い転がり とは
オーバースピンが沢山かかることではなく
逆に 同じ距離を進むのなら 少ない回転 の方が
地面との接触も少なく、
よりブレーキが掛かり難い上
芝目などの影響も少なくなります。
(曲がりにくい・直進性が高い ということです)

006

多い回転になると ブレーキも掛かり易く
芝目の影響も受けやすくなりますから、
意図的に オーバースピンをかけるような弾くストロークは
実は サイドブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいるように
良いことは何一つありません。

ボールは自重により 始め少し沈んでいますから
そのくぼみから 飛ばしてあげてから 転がり始める方がよく
いきなり オーバースピンをかけてしまうのは
くぼみの壁に当たり、エネルギーをロスする上に
跳ねてスタートするのでラインに乗りにくくなります。

パターにおいて 一番悪いパターンは
歯で打ってしまう事で
特に
ロフトが、フェース面がどんどん上に向きながら
加えて、ヘッドも上昇、上り傾向が絡むと
歯がボールに入ってしまいます。
006009





距離にもよりますが、
パターでの自然なボールの回転数は 数百回転 なのですが、
歯が入ってしまうと 途端に5倍~10倍の 2000~4000回転
が初期に入ってしまいます。
お分かりになるとは思いますが、
同じ打撃力で 500回転で済む回転数が2000回転(4倍)
になるということは それだけ推進力を取られてしまうだけでなく
その回転数の増幅が当然地面との摩擦として働きます。
出だしはピュッと早く出ても、すぐに減速して伸びない ばかりか
摩擦として芝目を多く受けてしまいますから
その回転力が曲がりをさらに増やしてしまい
切れが大きくなってしまうのです。

L型ブリストルの良さを引き出すのには
単に ヘッド・フェースでボールを押してあげれば
いいのですが、逆に弾いてしまうと
破壊力があるために 逆効果になってしまう場合も…。

ショルダーストロークはパターだけでなく
ゴルフショット(ストローク)にとって
良いことは何一つないのですが、それはさておき
自分のストロークをガラスや鏡で見て頂きたい。

注目するのは 自分の動きではなく
パターの動きです。
特にヘッドではなく、シャフトに注目して貰いたいのです。

パターストロークは
ショルダーを使った 振り子で振らなくとも
多少ヘッドは上下に動きます。
理想的には やや高い位置から低い位置に
高低差という意味では斜め直線に動きたいのですが、
そうも行きません。
高いところから 低いところ
 そして打ち終わると 高いところへと移動します。

009

ロフトは シャフトとの角度差 を指しますから、
ボールに対し、地面に対し
シャフトを振ってしまうと それだけ大きなロフトのクラブ
で打つことを意味します。
ゴルフクラブは構造上、ロフトが寝て来れば
フェース面の下部、歯の部分が前に出るような形に
なりますので トップになりやすいですね。
ボールが下に飛び出た上に スピンが多くかかるのですから
ブレーキも掛かりやすいでしょう。
IMG_0538IMG_0539









インパクトもそうですが、
それ以降(フォロー)に対し
シャフトが ロフトを増やさず
シャフトの角度、姿勢がそのまま
ボールを打つ抜いてあげる という事が重要です。

同じような位置で、同じようなヘッドの高さでも
シャフトの角度によって
これだけ フェースの姿勢は違うのです。

そして これは必ず撃つ方の人間の姿勢にも影響します。
特に 肩の振り子で振る人にとっては
このシャフトの延長線上に頭があるわけで、
ヘッドが前に出るストロークでは
撃つ人の頭は右にズレ易く
 その分、最下点は右にずれます。
より一層 歯で打つ確率が高くなるわけです。

意識がヘッドに行ってしまいがちですが、
人間が操作できるのは グリップの動かし方 ですから
同時にシャフト姿勢の意識も持って貰えると
L型ブリストルパターはあなたのパッティングを
インチキのように向上させます。保証します。

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ゴルフ知恵袋『ウエッジのスピンの正体』

2024年01月12日 20時00分30秒 | ゴルフ


店長「スイング論の話しで
 インサイドアウトとか、アウトサイドインとか
 左右のコトを話題…気にする人が多いですけれど
 縦の方、入射、仰射、アタックアングルを話題にする人は少ないですね。」

中村2022612_Moment

質問「アッパーブローとか、ダウンブローとか、ですか❓」

店長「いやいや、ゴルフスイングは特別なコトをしなければ
 どれも 長さに応じて それが変化するだけで
 短ければ ダウンブローに該当しますし、
 クラブが長くなってくれば それは緩くなり、レベルブロー
 に見えるようになり、
 ドライバーは ティーアップして、その分、
 若干、左め(右打ち)にボールを置くので
 アッパーブローになりますから
 意図的に ダウンやレベルにする必要はありません。

 そうですね、
 分かり易いサンプルになるので
 ヘッド重量を長さなりに整えた 同じ長さのアイアン と
 通常のアイアン
 で比較して考えると良いかも知れません。
IMG_0082
通常のアイアンは
ロフトが少ないモノが長く、
ロフトが大きくなると短くなります。
ロフトの少ないモノが緩い角度で入射して
ロフトの大きいモノがキツイ角度で入射する
 というコトです。

一方 デシャンボー方式のアイアンは
ロフト角度、番手がどれであっても
入射角度は変りません。

 その二つがどのような違いになるか というと
 通常のモノは 番手で距離が違うだけで
 ボールの飛ぶさま は 同じ、
 ボールの一番高くなるトコロは割合として同じです。
 参考例 なのですが 100y打つとして 80y辺りが
 一番高くなるトコロで
 それはシンプルに 50yなら 40y辺り
 150yであれば 120y辺り です。

 

 ところが デシャンボー方式のアイアン では
 一番ロフトの立った 上のアイアンを基準とすると
 ロフトが増える(寝る)に従って
 通常のアイアンと比べると
 より緩い入射で入ってくることになり
 ロフトが増えるのに
 より打ち出し角度が取れるようになるので
 弾道の頂点、一番高くなるトコロの割合が
 どんどん手前に来るようになります。
 
 ロフトは増えていますが、入射は緩くなりますので
 実際のロフトで掛かる筈の スピン量よりも
 少ないスピン量になります。 …ボールは高いんですが…。
iron-shot-green
 多分…ですけれど、自分で体験したコトがないので
 (デシャンボーのヘッドスピードを)
 推測に過ぎませんけれど、スピンが多くかかり過ぎるので
 距離コントロールが難しい というのも
 長さを揃えた原因かも知れませんね。


 ウエッジに成るほど ボールの頂点は手前に
 150yでは 120y が頂点なのが
 100yでは 70y、 50y では 25y と言う風に
 なりますので ボールが地面に着弾する時の角度、
 着弾角度と言えば良いのか分かりませんが、
 その角度が 通常のアイアンよりも緩くなります。
 そして スピンの総量も少ない、
 コレって まさに アマチュアがスピンが効かない、
 スピン制動が効かない、その正体だと思います。」

質問「ウエッジであれば その短さ通りに入射させるより緩い、
 長いクラブで入れてきたような角度になる、というコトですね。」

店長「その通りです。」

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99%が知らない フェースで打つのか、ソールで打つのか⁈

2024年01月11日 21時22分04秒 | ゴルフ

99%が知らない フェースで打つのか、ソールで打つのか⁈

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ゴルフ知恵袋『スプーンの方が飛ぶ?』

2024年01月11日 20時17分59秒 | ゴルフ

質問「もしかしたら…なんですけれど
 ヘッドの入れ方、入射角度とクラブの長さの関係は
 以前、自分もそうだったんですけれど…
 ドライバーよりも スプーン(3番ウッド)の方が飛ぶ?
 と関係あり なんですか❓」

店長「はい。関係ありあり✊ だと思います。

 ロフトや長さ、ヘッドスピードによっても
 その数値はひとそれぞれだとは思いますけれど
 例えば…ですが、45インチのドライバーで
 入射角度、計測器なんかだと アタックアングル って
 呼ばれたりもしますけれど
 その数値の理想値が アッパー2度前後だとします。

ドライバー入射角度

 それが 4度も5度モノ アッパーになってしまうと
 打ち出される角度は高いけれど
 ボールスピードもあがり切らず
 ぽわッとした 上がる球になり ボールが伸びない…
 アッパーになると 実質ロフトは減るので 
 数値としてスピンの総量は減りますから、吹け上がる、
 ようなことにはなりませんが
 🥎の打ち出しが高いので その低スピンもあまり意味が無く
 飛行する持続するチカラというよりは
 より高さを生み出してしまうような
 ヘリコプターのホバリングみたいになってしまう。

Desktop 2022.10.18 - 23.18.35.01_Moment(3)

 そういうタイプの方が ドライバーよりも2インチ短い
 スプーンを持つと その短くなった分、
 入射角度、アタックアングルがキツクなり、
 この場合は アッパー度合いが適切なモノになり
 スプーンだから ロフト角度としてはドライバーよりもあるのに
 アッパー効果が ロフトを殺し、スピンも適切、
 15度のロフトの43インチのスプーン が まるで
 10度のロフトの45inのドライバーで打ったような
 入射・インパクト姿勢に非常に近いモノになるので
 スプーンの方が飛ぶ…  もしくは あんまり変わりがない、
 と言うのはそう言う仕組みなんですね。

ドライバーの入射角度114


 とは言っても そう言う状態の人、
 ショット全般に あおり打ち、しゃくり打ち、すくい打ちが強い方は
 スプーンを地面から打つと アッパーでは打てませんから
 ダフリやトップ、チョロのミスになり、
 ティーアップしたのと同じような球は望めません。」

質問「クッ! まるで 見られていたような・。・・」

店長「ですので 飛距離に悩んでいる方 は
 長尺よりも むしろ 若干、短めにした方が
 飛ぶケースは とっても多いんです。



✅飛距離に苦しんでいる方の多くが
 スライスにも悩まれていたり。。。

 そうなると インパクト時、フェースが開いている →
 フェースを閉じる、ヘッドターン、フェースターンは
 クラブが最大の長さ、一番大きな弧にならないと
 最大の弧に近づけないとし難いモノ です。

(アプローチ) 比較映像_Moment(4)

 ヘッドを返そうとすればするほど
 ボールに当たる前の 早い段階で 弧が膨らむ、
 大きくなるので 当たり終わると直ぐにヘッドが上昇軌道になる

 弧が大きい は 道のりが長い、
 イコール 時間がかかる訳ですから
 インパクトのタイミングが あと になり易い

 ドライバーによる アッパー度が強くなり易い のです。

 意図的にアッパーにする は
 あまり良いことではありませんが、
 ティーアップ分、ボールを左(右打ち)に置く分、
 薄い『適切な度合い』のアッパーに自然な形でなる、
 というのが ロフトの少ないドライバーの理想的な打撃 です。
 しかし、ヘッドスピードがプロのように高くない、
 若い人のように速くない 我々には
 その度合いも ほんの少し アッパー2度前後の狭い幅で
 それ以上 アッパーが強くなって 良いことは殆どありません。
((スライスにさよならしよう_Moment会田20210701_Moment(2)









 飛ばす為に ヘッドを返す(スライスを予防する)
 それが故に ボールへの進入が良いモノにならない、
 ボールを打つかなり手前で 最大の弧の大きさになってしまう…
     (ヘッドを返そうとするとそうせざるを得ない…)
 という 前門の虎後門の狼状態 になるのです。

 スイングの インサイドアウトとかアウトサイドイン
 スイング軌道の左右方向ばかりを気に取られていると
 実は ショットにとって 最も大切な ヘッドの入れ方
 入射角度(アタックアングル)が急所になってしまうのです。」

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ゴルフ知恵袋『長尺あるある』

2024年01月11日 00時24分15秒 | ゴルフ

店長「ドライバーを長尺にする場合、
 〇長尺にする事によって 若干のH/Sが上がる
 〇長尺にする事によって 入射が緩くなる
  → 後者は ボールの打ち出し角度が上がります。
 ザックリ言って この二つの効果で
 より少ないロフトで、少ないスピン量でも
 使える人に効果が高い、
 元々、ヘッドスピードの高い人の方に効果が出易い傾向が
 強いと言ってよいでしょうね。

Desktop 2022.02.13 - 21.34.58.01_Moment(2)

 アマチュア、ヘッドスピードが40ms前後、
 そして未満の人にとっては
 ロフトをこれ以上少なくするのは 危険、
 安定性や方向性に不安が付きまといますので
 あまりお薦め出来ません。

 アマチュアの場合、
 例えば 45inのドライバー、
 それを ヘッドスピード40msで使う、
 理想的な条件で 入れて来る入射角度よりも
 緩い入射角度で入れてきている人の方が多いので、
 ショット全般を すくい打ち気味で行っている人が多いので、
 
 ダウンブロー → レベル → アッパー
 意図的では無いけれど
 ドライバーはティーアップして打ちますので
 その分、アッパーになってしまっている、
 過度にアッパーになっている人も少なくないです。

Desktop 2022.10.18 - 23.18.35.01_Moment(3)

 それを 長尺にして、更なる緩い入射、
 この場合は アッパーがより強くなる可能性があります。
 アイアンのダウンブロー と同じように
 ドライバーのアッパーブロー にも良い具合、
 加減がありますから あまり それが強くなり過ぎると
 打ち出しの高さは出るけれど
 スピンの量が減り、同時にボールスピードも乗らない、
 上がるけど ポッコンと飛ばない可能性が出てきます。
 それは特に 高くないヘッドスピード帯、
 40ms前後、それ未満の人に出易いです。」

質問「長尺で良い想いが無いのは そういうコトですか…。」

店長「長いので扱いにくい、ってもあるとは思いますが、
 あるある ですね。

 また 長尺になると しゃふとのしなり が増える、
 本当は ヘッド重量が長さ分、減っているので
 変わりはないんですけど、思い込みと言うか、
 気分的に シャフトがたくさんしなる、柔らかくなる、
 と信じている人も少なくない、と思います。

 ✋ で、しなりが増えるから シャフトを硬めにする、
 と言う人も居たりして…。
 そうなると より入射が緩く…アッパー気味が強く
 なる可能性もあるので 上手く行かないでしょうね。

(((『カラダ』の「廻し方」 比較映像_Moment(3)

 また これは全員じゃないですけれど
 長尺だから ヘッドスピードが上がって飛ぶ
 長尺だから 遠心力が上がって飛ぶ
 そう言う意識の強い方は
 モノが 長くなるんだから ヘッドスピードが上がる、
 遠心力が増す ので
 振り は今まで通りで良い筈なのに
 自分が より頑張ってしまうケースが少なくない、
 と思うんですね。
 が 故に スタミナがもたなかったり・・・・
 これも 長尺あるある だと思います。」

質問「ソレ 分かるなぁ…。」

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ゴルフ知恵袋『クラブの長さ』

2024年01月10日 02時50分52秒 | ゴルフ

店長「実は 長尺には注意点が必要なんです。」

質問「なんです❓」

店長「最近のドライバーは大型化していますから
 スイングした時、そのヘッドの空気抵抗 が
 あるように感じますが、 実は
 シャフトの空気抵抗の方が遥かに大きいんです。

『ボールをつかまえる』スイングへ_Moment


 スイングする時、抵抗になる対象面の大きさは
 そのヘッドにもよるんですが、450ccの体積の平均値よりも
 シャフトの面積の方が 30~50%大きいんです。」

質問「ええええ そうなんですか⁈」

店長「水の中で ヘッドだけを動かすのと
 シャフトだけを動かすとすると
 だいたい想像できると思うんですね。」

質問「そう言われれば そうですね。」

店長「スイング時の空気抵抗は 44インチでも十分あるので
 長尺にしたから…というのは気にする必要は無いんですが、
 風の強い日のプレイ、スイングでは
 長尺シャフトの方が より影響を受け易い、
 風が有ると スイングそのものもそうですけれど
 スイングリズムにも結構な影響が出ます。
 PGAのプレイヤーで言うと 風だけのせいじゃないですけど
 風が強いコースの多いヨーロッパを主戦場とするプレイヤーの方が短め、
 長尺シャフトを使う率は低いです。」 

IMG_0084


質問「アイアンで 同じ長さに違う番手
 セットを全部同じ長さに、ってのがありますけど…。」

店長「クラブの長さ って 長ければヘッドスピードが……
 程度にしか 扱われていないのですが、
 予想外に重要な要素なんです。

 アイアンの 番手、ロフトが違っても 長さは同じ
 なんて 発想も似たような間違い を生みます。
 
 〇デシャンボー選手の場合、
 からだ が大きいので ウエッジを長くしたい、
 というのが始まりなのでしょう。

 また、彼のヘッドスピード…60㎳に近いモノであれば
 放っておいても ①度のロフト差で距離差がハッキリ出ます。

 でも私たちのヘッドスピードは 40ms行くか、行かないか です。
 ①度のロフト差は 打撃誤差もありますし、
 はっきりとした距離差になり難い、
 そこで 長さを変え、ヘッドの入射角度を変え、
 番手間の距離差をはっきりさせるよう とするもので
 ロフトが違うモノを 同じ入射角度(長さ)にしたら
 番手間の距離差は曖昧
になってしまいます。
 弾道質もかなり違うモノになってしまいます。
 ほぼ 利点はない です。

 本来、長さはその長さゴトの入射角度になる、
 そう言う意味で 思った以上に長さには役割がある、
 そのことを無視してしまう発想は良くないですね。
 そちらの方が問題です。

(つかまえ と 両手離しドリル_Moment

 そう言う上でも 振り易い、似たタイミングになる、
 と言うだけでなく
 それぞれのクラブの長さ が
 ちゃんと長さゴトの入射角度として反映されるために
 クラブのセットが 同じような『シャフトの硬さ』
 になっているのは とても重要なコトなのです。

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