【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

アタックアングルのお話し 入射角度とクラブの長さ

2023年03月21日 22時03分12秒 | ゴルフ

質問「長尺が飛ぶのは
 その長さによる ヘッドスピード だ✊
 と思うことが多いですが。。。」

店長「全部が間違っているとは言い切れませんが、
 強い、長いとヘッドスピードが速くなる信仰 は
 クラブを長く使う、必要以上に円弧を大きく、
 『早くに』円弧を大きくしてしまう、
 と言う発想に流れがち です。

会田20210701_Moment(2)


 それが、どんな問題を生み出すか 幾つか挙げてみましょう。」

質問「はい。」

店長「ドライバーでは無く、アイアンの話しになりますが

〇よく アイアンの番手が変わっても距離に差が出ない、
 どのクラブを打っても 距離が変わらない

 と言う話を聞きます。 

 ヘッドスピードが速い方が その距離差は出易い、
 ヘッドスピードが速くないと 距離差が出難いのは確か、なんですが、
 からだを180度ターンさせると
 クラブも その長さの半径の半円を描く、180度ターンする、
 と思っている人は 必要以上に円が大きく、
 しかも 早い段階で円が大きくなります。

 スイングの円が大きくなってしまうと
 ボールに対し 入ってくる角度の差が
 長さが違う番手でも乏しくなり、
 似たようなモノ、似たような角度 アタックアングル に
 なってしまいます。

((((ハンドポジション_Moment


 アイアンの 5番6番7番8番、
 5番と8番では 長さが1.5インチ→4センチ弱あるのですが、
 早めにクラブを長くしてしまう振り方、ターン系の振り方では
 ヘッドスピードが速ければ その差は出ますが、
 平均的なモノでは 同じような入り方になってしまい
 番手の差が ロフト角度の差だけになってしまいます。
 それでは 番手間の差が出にくくなってしまいます。

 ロフト角度と長さの関係は
 アイアンの ロフトの立ったモノ 例えば5番アイアンは
 当たり前ですが ロフトが立っているので
 ボールを前に行かせるのは得意ですが、高さを取るのが苦手 です。
 故に クラブが長くなり、アタックアングルが緩くなり、
 🥎の打ち出しが取れ、ロフトの立ったモノの苦手を助けます。

〇アウトサイドインの正体-1 - frame at 0m30s

 ロフトの寝たモノ、例えば ウエッジ は
 これも当たり前ですが、ロフトがたくさん付いているの
 ボールを上に行かせるのは得意ですが、前に行かせるのは苦手です。
 故に クラブが短くなり、アタックアングルが取れ、
 🥎の打ち出しを押さえ、ボールを前に行かせるのです。

 そのどちらもが その番手、
 そのロフト角度を有効に利用するには
 その『長さなり』のアタックアングルが必要です。

 蛇足ですが、ウエッジのバンスも同じ役割 で
 ウエッジのバンスは ボールを上げることを助けるのではなく、
 ボールを前に行かせることを助け、前に行くのが苦手な
 大きなロフトのクラブを活かしているのです。
 ですので バンカーの苦手な方が 58度や60度のロフトを
 選ぶのは 非常に痛い選択 です。
 バンカーが苦手であれば、逆に サンドウエッジでは無く
 PS,AW,と使った方が 成功率は高いかも知れません。」

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『クラブの長さ』はロフトの一部

2023年03月21日 00時45分29秒 | ゴルフ


店長「バンカーショットの続き、になるんですけど
 上げるコト って 
 よく言う フェースを開く、ロフトを付ける、
 って言いますけれど、
 ロフト角度って言うのは
 長さに支えられているんです。

 55度のウエッジに対し、
 その1/5以下のロフトの ドライバーを使えるのは
 長さ による 円弧の大きさ、
 ボールに対するコンタクトの角度、入射角度がよるモノ です。

 例えば…ですけれど
 8度のロフト 絶壁ですよね。
 コレって ヘッドスピードがありさえすれば 使える、
 と思います❓」

質問「使えないんですか❓」

店長「マッチョな ドライバーで47ms位あれば
 場合によっては 可能性はあるでしょう。
 じゃあ 50msオーバー(52~53㎳) の人が
 8度のドライバー を 40インチで…
 おそらく 45inで50msあれば
 40inでヘッドスピードとしては47㎳ は 有ると思いますが
 使えると思います❓

Desktop 2022.02.13 - 21.34.58.01_Moment(2)

 否、ヘッドスピードが47㎳あったとしても
 40inで飛び出る 打ち出し角度 に対しては浮力、
 ボールを空・空中に留めておく回転が維持出来ません。
 😢使えないんです。

 長さ が造り出す ヘッドスピードも要素としては重要ですが、
 全くもって同じくらい重要なのが
 その長さ による 弧、 スイングの大きさ ナンです。
 それが 生み出す 入射角度 は
 ボールを上げる、浮かす、飛ばす にとって
 ロフト角度の一部、半分とも言えます。」

質問「ショットもそうなんでしょうけれど
 アプローチの際、どんな弧の大きさ、
 ヘッドの入れ方、入射角度が良いのでしょうか❓」

店長「弧の大きさや入射の角度には個性もありますから
 数値としての角度にはこだわらなくて良いと思います。
 ヘッドの重さやシャフトの柔らかさにもよりますけれど
 自分が素振りで からだを廻す、
 からだを廻すことはグリップを動かす、
 別な言い方をすれば 左腕を動かすためのモノですので、
 それによって ヘッド、クラブは引きずられる。
 クラブやグリップには遠心力が掛かりますので
 自然な形で腕は伸ばされるようとする、
 それで ボールとヘッドがコンタクト出来る、
 そう言う角度が 実現できる、繰り返せる自分の入射角度

 だと思います。


 質問なんですけれど
 例えば ドライバーで
 腕とクラブの角度差、ディッシュアングルも無くして
 最大の長さ にして
 アドレスからテークアウェイ、ダウンスイング、
 それを ずっと保とうとするとどうなると思います。」

((スライスにさよならしよう_Moment(4)

質問「振られちゃいそうですね。」

店長「そうですね。
 最大の弧、一番遠いトコロのヘッドに掛かるであろう
 運動の遠心力によって
 速度をあげ始めた時、その方向に自分が、
 回転軸が 引っ張られてしまいます。

 危ないですから 実験は禁物ですが、
 それをやろうとすると 手前を大ダフリ か 空振り になります。
 ヘッドは 必ず ボールよりも 自分に近い方 を
 抜けることになってしまいます。」

質問「ソレって 〇〇〇サイド〇〇 の正体❓」

店長「ああああ それは別な機会に…。

 これは アプローチショットやバンカーショットにも
 言えるコトでして、、、
 分かり易いから バンカーショットが良いでしょうか。

 普通のショットでも同じことが言えますが、
 バンカーショットは『上から打つ』のが良い
 とよく言われるのですが、
 意図的に クラブを、ヘッドを、上から下に振ると
 多くの場合、クラブが必要以上に長くなってしまい、
 その重さによって からだが上を向いてしまいます。
 自分は下に振っているのに
 自分の立っている土台が上を向いちゃう…

 みたいな感じで 『結果としては』緩い入射角度、
 場合によっては 上からではなく、しゃくってしまいます。

9c1bf9e713cb5207be57e13907b1d2d885600572_large

 バンカーショットはダふって打つ とも言われますが、
 これも 間違いとは言い切れないんですが、
 本来の意味は 最下点をやや手前目にする、とか
 いつもよりも 深めに入れる と言う意味なんですが、
 ダふって打つ をそのままアマチュアが体現してしまうと
 やはり 早い段階でクラブが長くなり(アーリーエクステンション)
 入射が緩くなって ボールが前に飛びません。

 インサイドアウトとか、アウトサイドイン、フェースが開くとか、
 左右~横の動きにこだわる方が多いと思うんですが、
 まあ 打ち手の視覚、目に見えやすい と言うのはありますが、
 飛ばす、安定させる、繰り返す を実現するのに
 縦の、ヘッドの入り方はとても重要なので
 そちらに重きを置いて クラブの動かす方 を考える方が
 より効率的だと思います。」 

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ヘッドの重さ ヘッドの慣性モーメント・クラブのモーメント

2023年03月19日 20時43分36秒 | スポーツ

店長「ゴルフクラブの、特にですが
 ヘッドの慣性モーメントと言う言葉をご存知ですか❓」

質問「なんとなく…ですが…。」

店長「一般的には 回転をする・させるモノ の
 周り易さ、廻り難さ を示すモノで
 数値としては 大きくなる程、廻り難くなる、
 姿勢を変え難い、動き難い と考えて良いと思います。

005

 ゴルフクラブのヘッドで 言えば
 ヘッドとボールの当たり所 に左右されずボールが飛ぶ、
 飛ぶ効率 打撃のエネルギーを飛距離に換えやすい
 と考えて良いと思います。

 まあ もう少し アバウトに言えば
 芯が広い と考えても良いかと思います。

 30年前のドライバーに比べると
 同じメタル素材であったとしても
 当時のモノは 170ccですので、
 今のユーティリティクラブ位のヘッドです😬
 今は その3倍の上限460cc、
 慣性モーメントも4倍近く 高くなっています。
 それだけ 当たり所に左右されず ボールが飛ぶので
 安心して振れる、だから 飛ばせるようになった、
 また ボールの推進力へのエネルギー変換効率も良くなった、
 と 単純ですが、考えて間違いはありません。

metal

 慣性モーメント は 3000とか数値で表されますが、
 数値の大きなモノほど その能力が高い と言えます。

 ヘッドの構造や大きさなどもそうですが、
 ヘッドの重さ も それを構成する大きな要素ですので
 ヘッドが重くなれば 必然的にその数値も上がります。」

質問「スウィートスポットが大きい って奴ですね。」

店長「そうなりますね。
 ですので ヘッドの重いモノは
 当たりズレ、当たり損じに強くなります。

 また ドライバー含めた、ウッド系だけでなく
 アイアンも含めたクラブ全般、一般的なクラブヘッドの慣性モーメントは
 ヘッドのフェース上、トゥ~ヒール方向、横方向のモノを指しますが、
 そちらは 主にヘッドの構造、大きさによって作り出されますが、
 ヘッドの重量の場合、ヘッドのソール~クラウン
 フェース上の上下方向の当たりのズレにも強くなります。」

質問「ああああ なるほど。
 だから 悶絶クラブはラフで打っても
 距離が極端に落ちにくい となる訳ですね。」

店長「そうですね。
 それと共に ヘッドの質量が大きいので
 運動を持続して行こうとする能力が高くなります。
 ですので ラフやバンカーなど ボール以外の質量が
 ヘッドの進行の妨げになる場合も ソレに屈し難くなります。

 最近だと、女性や非力な方でも
 スチールシャフト以外の選択が乏しい です。
 スチールシャフトが素材として どう ではありませんが、
 特に軽量スチールになると 強度が落ちますので
 より軽いヘッドが使われる可能性が高くなります。
 
 ヘッドに重量が少ないと インパクトを超えて
 ヘッドが推進する、打ち抜く力がヘッドに乏しくなるので
 昔よりも一層、ラフやバンカーで苦しむのでは と危惧しています。」

質問「力のない人には不利なんですね。」

店長「そうですね。
 チカラの無い人がバンカーショットをする場合ですが、
 軽いヘッド、硬いシャフトの組み合わせ、
 ロフトも大きめ(58度とか…)、 その上で
 バンスもあまり張ってない(バンス角度が少ない)
 ウエッジでバンカーショットなんて
 😬ナンの拷問だよ😬 とさえ思います。

79457

 最近、設定されているルールの多くは
 一見すると 色々な点で スピードの速い人、チカラのある人
 を規制の対象にしている『ように見えます』が、実は
 より一層 速い人、チカラのある人とそうでない人の格差が
 広がるモノばかりですので
 そこは 重いヘッドやシャフトを柔らかくするコトで
 それを補うのが良い
と思います。」

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選ぶ『シャフトの硬さ』で変わるスイングの概念

2023年03月18日 20時15分31秒 | ゴルフ


店長「⑤これって スイングに関連して来ちゃうんですが、
 良く言われる スイングの溜め って
 あっさり言ってしまえば ヘッドの遅れのコトなんですね。

JCorda - frame at 0m55s

 からだの回転でグリップを移動させて、
 ヘッドを引きずってくれば ヘッドのその重さと
 シャフトのたわみ によって 自然に発生するモノ です。

 硬いシャフトだと それが存在させ難い、
 なので それを自分の技術として造らなくてはならない、
 それが シャフトをしならせて~しなり戻す だったり
 するんですけれど、普通に備わっているなら そのまま使えば良い。

 そして ショット自体は ヘッドは遅れっ放しのまま 行います。
 それが ハンドファースト につながるんですが、
 シャフトをしならせて~しなり戻す では
 ハンドファーストでインパクトを迎えられません。
 ハンドファースト だと しなり戻りませんから。
 硬いシャフトだと その矛盾とずっと付き合っていかなくてはイケナイ。

(ぶ厚い当たり 上から打つ~ボールをつぶす_Moment

 ヘッドは遅れっ放し だと
 その遅れはロフトの立ち であり、
 スイングの弧を小さくするコト、つまり上から打つコト でもあるので
 良く言われている スイングの技術的なコトは
 クラブの機能として持っている んです。

 硬いシャフトの場合、スイングの溜めがクラブに薄いから
 自分で作らなくちゃならない、
 で、ゴルフクラブの構造上、それを意図的に造ると
 その場合の ヘッドの遅れはヘッドの開き、フェースの開きになっちゃう、
 硬いシャフトを使う人にとっては
 ヘッドの遅れはショットの天敵 で、
 柔らかいシャフトを使う人にとっては
 ヘッドの遅れは つかまえや飛距離の源ですから、味方、
 魔反対な関係になっちゃうんですね。

 それを捨てて 自分でやるか、クラブにやって貰うか、
 好みと言えば好みなのかも ですけど、
 クラブを設計し、製作している立場からすると
 自分でやる方を選ばれる方はもの好きだなぁ と思いますよ。」 

質問「どのシャフトの硬さを使うか で
 スイングに対する考え方も変わってくるんですね❓」

店長「そうですね、少々 大袈裟に言えば
 クラブを買う、買い替えるって スイングを買ってるんですね。

➅コレもそうなんですけれど
 柔らかいシャフトを 開かずに まあ多少は良いですけど
 ガバっと 開かずにテークアウェイ、上げれば
 切り返し時、切り返し以降 シャフトによって
 グリップが打撃方向に押されます。
 グリップが下げられる、下げる方向に促されます。

((フットワーク4

 一方、硬いシャフトは思いっきり 開いて上げるコトになりガチ
 なので その開きによって グリップが引っ張られます。
 また フェースが上を向く形になるので
 グリップには下げる力が働かない、上がる方向に掛かる、
 コレも まるで反対な関係なんですね。

 それは物理的な現象なんで、
 運動性能の高い人や腕力のある人であれば
 その能力によって それを補正、修正可能です。

スナップショット 1 (2015-07-03 15-51)

 多分、一番の違いになると思うんですけど、
 柔らかいシャフトを使っている人は
 なんとなく 
 シャフトの役割は『グリップを動かす、移動させるコト』
 って思えるんですけど
 硬いシャフトは 基本、自分の運動中心、運動本位なので
 シャフトの役割は『ヘッドを動かすモノ』って思いガチ、
 その感覚の違いはかなり大きいし、
 ゆくゆく どんなスイングに辿り着いていくかは真っ二つ です。

 良い悪い、正しい間違ってるではないですけれど
 スイングの原点は グリップを動かすコト なので
 シャフトの役割も ふんわりとそれに追随する と考えるか、
 そうでないか、クラブを利用して楽して動こう と考えるか、
 クラブを自分のチカラや技で好きなように動かすか、
 考える方向性が真逆なんです。
 それって とても大きいと思います。」

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シャフトが柔らかいとヘッドの感知がし易い、リズムを取り易い

2023年03月17日 20時20分53秒 | ゴルフ

店長「まあ あと単純にはですね、

➂シャフトが柔らかい方がクラブの位置とか、
 ヘッドの姿勢とか、そう言うのが感じ易い、感知し易い です。

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 トップの位置で クラブがどうなっているのか とか
 目で確認し辛いですし、
 ビデオとかで見ても、現場ではどうにもなりませんが、
 感覚で把握出来るのは大きいです。

 ヘッド重量の重い軽いもあるにはありますが、
 まったく 同じヘッド、同じ重さ、同じ長さ であっても
 振動数250cpm と 150cpm のモノでは
 250→150cpm の順番で打つと
 まるで ヘッドの重量が倍になったように感じるでしょうし、
 その逆の 150→250cpm の順で打つと
 ヘッドが付いていないのか と
 テークアウェイの途中で辞めてしまう方も大勢います。

 パターなんかでも そうなんですけれど
 ヘッドの重さが把握し難い、軽いヘッドや硬いシャフトでは
 静から動へ移る始めの瞬間、初動が取り難い です。
 柔らかいシャフトや重いヘッドではイップスにならない
 んじゃないかな と思っています。」

質問「確かに L型ブリストルとか、デール9の後で
 市販の普通のパターを借りると
 どう動かして良いか、その動かし始めに戸惑い、躊躇が起こりますね。」

店長「確信はないんですけど、
 コトの順序で考えると テークアウェイの初動であっても
 グリップが動くから ヘッドが動くんですが、
 軽いヘッドや硬いシャフトでヘッドが感じにくい と
 ヘッドを動かしたくなるのかも知れません。
 でも グリップが動いていないから その先が続かない。。。
 まあ ショットであれば 勢いがあるから良いですけど
 パッティングだと
 そのヘッドの軌跡、移動経路も視覚的に確認 出来ちゃいます。

IMG_0536

 グリップが動いて、ヘッドが動くのと
 ヘッドだけが動くのでは経路が違い、多くの場合、
 理想的な経路よりも外、アウトめに膨らんで動きますから
 動きがゆっくりが故に 気になっちゃう…。
 そこらへんが イップスの始まりだったり するんでしょう。」


店長「④まあ 似たような話しではあるんですが、
 柔らかいシャフトのクラブの方が クラブそのものにリズム、
 運動があるのでタイミングがあります。それを感じ易い。
 ですので 同じテンポ、リズムで振り易いと思います。
 硬いシャフトのクラブのは クラブそのものにリズムが薄い、
 それに比べると 反復性に優れている と思います。

 これもちょっと嫌味なんですけど
 ですので 本当は同じ硬さ感、のクラブがバッグに入って無いと
 クラブによって テンポがバラバラになってしまう筈…なんですけれど
 平気なんですかね。」

質問「それ よく分かります。
 自分は元々 フェアウェイウッドが苦手で、嫌いでした。
 でも 調べてみたら それは『流れに外れる』硬いシャフトだった、
 柔らかさの流れを揃えたら 得意ではないですけど
 ごく普通に打てるようになって 苦手ではなくなった。
 本当 それは実感します。」

店長「はい。フェアウェイウッドって 交換頻度と言えば良いのか、
 あまり頻繁に使わないので クラブの購入の一番最後に廻されガチ です。
 ドライバーも含め、アイアンも昔に比べ、
 だいぶ 柔らかくなってきていますから、
 フェアウェイウッドだけが 昔の硬さのまま、置き去り って
 日本中のゴルファーの8割がそうなんじゃないですかね。」

質問「それ 当たり ですね。」

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〇右向きは視界でコントロール

2023年03月16日 19時46分58秒 | スポーツ

〇右向きは視界でコントロール

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クラブ・シャフトの機能、効能を味方にするか、敵にするか、

2023年03月16日 19時40分23秒 | ゴルフ

店長「そう言う使い方もあるの❓
  …まあ 世の中色々あるからね~ 
 って言う典型例が
 シャフトをしならせて~しなり戻して使う です。

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 好き好きではありますけれど、
 コレって ゴルフクラブの機能をかなりの部分、殺してしまう
 エンジン付きのクルマなのに 自分で漕いでいる 程
 アマチュアゴルファーにとっては 損な使い方 です。」

質問「そうなんです❓」

店長「はい。
 ゴルフショットを安定させるコト や
 繰り返し易いスイングを覚えるコト の
 何倍も大変な方法論… ソレに意識の有る方は
 なんだか 苦労好きと言うか、
 まあ そう言う楽しみ方もあるんだなぁ と感心するほどです。

②ちょっと話は長い(いつものコトですが)ですが…
 
 ヘッドが軽いって言うのもあるかも、なんですけれど
 シャフトをしならせて~しなり戻して使う って
 重いヘッド + 柔らかいシャフト では難しいです。
 額面通り 先端のヘッドは重いですし、
 シャフトは柔らかいですから たわむ(しなる)量も大きく、
 それを復元(しなり戻す)には 手間も時間もかかります。

 元来、物理的な約束事も含め
 打撃って 自分がクラブを握り、からだの向きを変えて
 その握りの部分、グリップを動かす。
 すると ヘッドはシャフトでつながっているので
 そのヘッドの重さや運動で加わる重さ分、遅れて、
 そのグリップの移動の付いていきます。
 まあ 引きずられるってコトになりますね。
 ヘッドの遅れ とも言えます。

〇犬が尾を振るか、尾が犬を振るか_Moment

 ソコで起こる シャフトのたわみ(しなり)  と
 シャフトをしならせて~しなり戻して とは
 言葉としては同じ、たわみ(しなり)ですが
 その中身はまるで異なります。

 グリップを動かして、ヘッドを引きずる、
 遅れさせたまま使う場合、シャフトにはトルクが掛かりません。
 シャフトの回転されるような 捻じれが掛かり難い状態です。
 単に ヘッドの重み(運動も加え)分、遅れて付いてくる だけ です。

 一方、シャフトを意図的にしならせ、しなり戻す方は
 打撃に関して しなり戻す方が重要になります。
 クラブの先端にあるヘッドは その棒(シャフト)の延長線上に
 重さ(重心点)がないので その動かし方では
 シャフトはかなり捻じられることになります。

〇アウトサイドインの正体-1 - frame at 0m31s

 ヘッドの慣性モーメントというのがあるのですが、
 これは ヘッドのスウィートスポットの広さというか、
 ミスへの寛容性や打撃効率の良さ(ボールへのエネルギー伝達)の良さ
 を表すものを数値化したモノ です。
 
 モノは遠心力が掛かった時、
 その重量が揃おうとする法則があるので
 ヘッドを回転させず、シャフトを捻じらず使った場合、
 ヘッド自体は遅れて突いて来ますが、
 ほぼ 自動的にシャフトなり、グリップなりの延長線上に
 ヘッドの重心点が来ますので
 慣性モーメントの効果は発揮されます。

EG05_04

 ところが シャフトをしならせて~しなり戻して使う場合、
 シャフトにはトルクが掛かってしまい、
 ヘッドが シャフトを軸に回転する事が必要になるので
 ヘッドの重量点とシャフトが直線状で揃うことは無く、
 単純に重心距離分、それ以上、ズレた関係 が維持されてしまいます。
 当然そうなると 慣性モーメントと言う機能は発揮されません。

 慣性モーメントはゴルフクラブの歴史上、
 ゴルフクラブの進化 ソノモノを表すと言っても過言ではないモノ。
 ゴルフクラブの『簡単さ』を表す数値と言えます。
 ドライバーにしても、アイアンにしても、
 この50年での進化は 慣性モーメントの進化 です。
 にもかかわらず シャフトをしならせて~しなり戻して使ってしまうと
 それを利用出来ないばかりか、逆に 数値の高い、
 本来 易しさの数値が高い程 扱い辛いモノになってしまう。

 ゴルフクラブに助けて貰いたい、ミスを救って貰いたい
 と思っている人にとっては ものすごく大きな違いです。
 これから ゴルフスイングを覚えようとしている人 にとって
 どっちの道へ進んだら良いか は一目瞭然だと思うんです。

 それが 選ぶクラブ、シャフトのよって 分かれてしまう、
 と言って良いと思います。」

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適切なシャフトの柔らかさを選ぶのは良い先生に巡り合うのと似ています

2023年03月15日 20時26分18秒 | ゴルフ

質問「ハミングさんは 重いヘッド、柔らかいシャフトを
 メインとしていらっしゃいますが、その利点を教えて下さい。」

店長「はい。まず、柔らかいシャフトの話しからします。

①一つ目のポイントとすると
 一般的なクラブ、市販のクラブでは
 シャフトの硬さのバリエーションが乏しすぎます。

 L.R.SR.S.X と言ったトコロで
 それもまた機種やメーカーによって基準はマチマチです。

 また 硬い方から言うと X.S.SR.R.
 日本語英語にすると エクストラスティッフ、スティッフ(硬い)
 レギュラー、そしてその間 と シャフトの硬度を示しているのに
 次に来るのがレディース 性別って変じゃありません❓」

質問「確かにね~。」

IMG_0077

店長「レギュラーの男性って そのレギュラーって どの体力、
 どの年齢の人が対象なんです❓

 そして そのレギュラーの男性と女性の間 って
 アマチュアゴルファーの『体力的』『年齢的』には
 実は一番の ボリュームゾーンだ と思うんですけど
 そこには シャフトの種類が存在していないのも なんだかな…
 って感じです。

 例えば ですけれど ドライバーで言うと
 弊社では 45in換算で 150cpmのモノが多いですが、
 市販のシャフト Rが230cpm SRが235cpm Sが240cpm
 弊社基準で言うと どれも硬い、その硬さの5cpm は製品誤差
 と言ってしまっていも良い程の 差しかありません。
 実際、ヘッドスピード45㎳を超えるようなお客様でも
 快適に 振動数150cpm以下のドライバーを使って頂いていますが、
 その方に 230.235.240cpmのドライバーを打って頂いても
 どれも硬過ぎて 判別はかなり難しいと思います。

 そう考えると 多くの方にとって シャフトの硬さの差って
 『硬過ぎて』判別不可能なんじゃないかって 思える時が多いです。
 ゴルフバックの中に 全然違う 別々な硬さのモノが混載、
 ひっちゃか、メッチャかに入っている😬😬
 硬さの違いが判別出来ていれば そうはならないんじゃ…
 そう思う事例を 非常に頻繁に目にします。
 硬さの統一感が流れている そう言うセットを持っている人を
 見たことがありません。
 おそらくいないんじゃないです❓」

質問「いない…かも知れませんね。」

店長「それって ものすごく『無力感』を感じるんですよ。

 一見、シャフトの硬さにコダワリと言うか、
 何かの理由で選んでいる筈なのに、
 バッグの中にある シャフトの硬さはてんでバラバラ…、
 結果、としては シャフトの硬さの意義 は非常に希薄。
 それが 凄くイヤなんです。

 結局のトコロ、シャフトの硬さなんかどうでもいい❓

 クラブの機能が「発揮されていない
 動かないモノ、動かせられないモノ を使っている可能性は
 否めないと思うんですね。

 故に 良い意味でも、悪い意味でも影響のある
 ちゃんと シャフトの動く、稼働する硬さ(柔らかさ)を
 主力商品にしています。」

質問「なるほど、です。」

IMG_0084


店長「で、話を元に戻しますが、
 仮に ドライバーで シャフトの硬さ以外はみな同じ状態、
 150cpm 200cpm 250cpm の3本を打って
 同じフィーリング、同じタイミング、同じ弾道になるのか❓
 振った感じはどうなのか❓
 自分のスイングをそのまま としたら
 どれが一番振り易い、動き易いのか❓
 一番距離が出るのはどれなのか❓

 この3本を打って 違いが感じられない… と言う人はいます。
 ちょっと信じ難いのですが、少数ですが、存在します。
 しかし それもゴルフですし、そう言うのもOKでしょう。
 でも 多くの方は 振り難い、打ち易い、飛ぶ・飛ばない なども
 含め なんらかの、かなり大きな差、違いを感じます。

 そして その硬さ・柔らかさはタイミングなども含め
 スイングにかなり大きな影響を及ぼします。
 コレを振るにはこう、コレを振るにはこう・・・と。

 クラブ、シャフトの硬さが スイングにこんなに影響がある✊
 場合によっては 出来ていくだろうスイングが変わってしまう、
 そういう多大な影響力を クラブ・シャフトの硬さ(柔らかさ)は
 持っています。

 実際、スイングのレッスン等 全く無しであっても
 ちゃんとした 動くシャフトを使うと 数か月で
 アドレスやグリップ、スイングは目に見えて変わって来ます。

〇肩を廻せ_Moment

 クラブ、特にシャフトの硬さ・柔らかさは
 弾道だけでなく、スイングの動きにも大きな影響があるんですが、
 スイングやクラブ、ゴルフそのものの考え方、とらえ方にも
 かなり影響を及ぼすんです。

 まずは シャフトにはこんなに硬さの違いがあるよ
〇適切なシャフトの柔らかさを選ぶのは良い先生に巡り合うのと似ていますよ
 というコトを知って貰いたいの です。」

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グリップ(握り) と ヘッドの『遅れ』

2023年03月14日 20時16分00秒 | ゴルフ


「どう グリップするか?」
グリップ(握り)を覚える際のポイントの一つに
クラブヘッドは自身の重さや運動によって
自然に遅れる。。。右打ちの人であれば
からだの右にズレる訳ですが
その遅れ・遅れるコトを どうするのか?
というのがあります。

(両手離し


ベースボールは幾つか理由から論外としますが
(読んでいけば理由は分かると思います)
よく言われる オーバーラッピング、ベースボール、インターメッシュは
握力や手の大きさ など応じて 好みで良いと思います。


①ヘッドの遅れをどうするのか❓ どうしたいのか❓

スイングの動作中、シャフトの押しにも手伝って貰いますが、
自分の動作によって グリップを移動させ、
ヘッドは その重さと運動分 遅れます。
右打ちの人の位置関係で言うと
グリップはからだの幅の中にあっても
その遅れ分、ヘッドはからだの右にズレます。

その遅れによって ヘッドがどういう姿勢を取るのか❓
その遅れを どういうヘッド姿勢にしたいのか❓

それを表現するのが グリップ(握り) と言っても良いでしょう。


ヘッドが(からだの右に)遅れたのを
 ヘッドの開き、フェースの開き にしたいのか❓
ヘッドが(からだの右に)遅れたのを
 ロフトの立ち、フェースの下向き にしたいのか❓
によって グリップは大きく変わってきます。

また スイング全般と関わりますが、
▲ヘッドの遅れを 「遅れっ放し」のまま、ボールを打つのか
それとも
▲ヘッドの遅れを「取り戻すコト」で、ボールを打つのか
によって グリップ(握り方)は大きく影響を受けます。

大森201904_Moment(2)

逆を言えば スクエアに握っていた としても
 自分のショットを数度して どう握り変わっているのか
が 自分のクラブ扱いを表している と言っても良いほどです。

【既にグリップの形があり、過度なフックグリップの場合】
スイングの中に
 左グリップを支点として ヘッドを振る動きが有る限り、
 必ずと言ってよいほど 左だけフックグリップ傾向が強くなります。
 そして これは
 →ラウンド中の握力低下
 →フックグリップ度合いの増し
 →アドレスやボールの位置の乱れ

 につながるので 形としての過度なフックグリップを消すのではなく
 ボールをつかまえる行為の間違いを是正し、
 支点としての左グリップを辞めるコトをした結果の
 過度なフックグリップの是正の道をお薦めします。

*過度なフックグリップとフックグリップ気味の違いは
 左右のグリップの離れ具合
 アドレス時の左手首の甲側への折れ で判別下さい。


握り に伴う 両手首の動き ですが、
よく言う ディッシュアングルも含む、縦方向の ライ方向の動き
言葉では 「コッキング」と呼ばれるモノですが
これは元々 遊び程度 にしか 稼働領域が無く、
意図的にするモノ ではありません。
クラブヘッドの形状、構造上、ヘッドの方が高くなっていれば
鎌首をもたげたその形状が 自然なコッキングを生みますし、
逆に それはロックして、全く無くても問題ありません。


グリップはどうしても ゴルフクラブの機能を活かす都合上、
左右のグリップが同じ場所を握らず、ズレて握ります。
IMG_0794
そのズレは そのまま アドレスに影響します。
左のグリップを支点に ヘッドターンさせる人は
 ラウンド後半、握力の低下…によって
>>>より 深いグリップが必要になります。

左グリップを深いフック にすると
右手が入る場所を失いますから
より 左右のグリップは離れ、
>>>それがアドレスの乱れ 崩れ につながり
 セットアップ時の向きやボールの位置がズレ
 ミスショットの大きな要因になり得ます。

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アウトサイドイン インサイドアウト 補足項

2023年03月13日 21時24分20秒 | ゴルフ

店長「多くの人、だと思うんですけれど 
 インサイドアウトとか、アウトサイドインとかを

FinfaZ7UAAAnu8v
 こういう風に思っているんじゃないか と思うんです。」

質問「私も含め そうだと思います。」

店長「コレって  …説明がし難いんですけど
 円の支点、円の軸になる部分の ズレ・ブレ で
 円ソノモノの概容、円の大きさは 同じ って
 発想じゃないですか❓」

質問「ですです。」

店長「こういうケースもない訳じゃないですけど
 実際には スイングの大きさ変化 が元ネタ で
 いつ 円弧が大きくなる、クラブが長くなっちゃう、
 その いつの方が問題だったりします。

 ①黄色い線の インサイドイン
 ②赤い線の  アウトサイドイン
 ➂紫の線の  インサイドアウト


 人間の動き として この3本は同じ可能性が高く、
 クラブを長くしてしまった遠心力などの重さ変化、
 不可抗力によって 変わってしまう部分は否めないんですが、
 この3線の グリップの移動ラインは同じ可能性があります。

 ①はこの移動中 クラブの長さが変わらない
  クラブの長さ、腕の長さ、
  ヘッドの到達できる外周位置が固定されたケース
 ②は早くに クラブが長くなってしまい
  想定以上の重さ、遠心力が働いたので
  内に引き込まないと打てない のケース
 ➂は多くの人の理想なんでしょうけれど
  適切なタイミングで クラブが長くなったケース


 コレ いつも思うんですけど、
 例えば 振り子のパッティングとか、アプローチとか、
 スイングって 機械がする訳じゃなく、
 非常に不安定な動きをしちゃう 人間がするんです。
 軸になる部分って 固定できない人間がするんです。

 円が大きくなったら 重くなる、
 より 円が膨らもうとする、
 でも 打たなくてはいけない、当てなくてはイケナイ
 ボールは その円より 中側の円の中にあったら
 軸を固定するよりも 当てるコト、打つコトを優先する
 のが 人間の判断、反応です。
FinfaZ7UAAAnu8v
 円の大きさが変わっても それに反応しない、
 機械がスイングしている そういう発想 で
 スイングを考えているフシが多分にあると思うんですね。

 ですので ②のアウトサイドインの場合、
 早くにクラブが長くなり、円が大きくなっちゃう、
 遠心力が働き、より円が膨らもうとするけど
 このままじゃ ボールの遠い側を空振りしちゃうから
 引き込むようにボールに当てるので
 傍目、アウトサイドイン になる訳ですが、
 ボールを当てるために 軸を右(右打ち)にずらしています。
 ですので 体重は右に残る。

 ➂のインサイドアウト であれば
 適切なタイミングで クラブが長くなり、
 それは放っておいても困らない、
 打つ、打った後、遠心力が多くかかるので
 体重は左に移る。

 この 三つの線では 結果論ですけれど
 意図している、していないにかかわらず
 体重移動具合が同じにはならないんです。

 そういう スイングは人間がする、
 何かを固定するコトの出来ない人間がする、
 って言う発想抜きで スイングを考えても
 スイングって 人間には刷り込み難い んじゃないですか❓」
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