【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ちょっと待った! クラブ・シャフトは切らないで~!

2019年11月25日 17時26分20秒 | ゴルフ

良くある話、なのですが、
ゴルフクラブがうまく行かない
上手く当たらない、意のままにならない
真っ直ぐ行かない、飛ばない 
こんな場合に、買い替える というのもあるでしょうが
「クラブの長さ」が原因 と考えてしまう例も
少なくありません。

元々の長さが一番長いドライバーが
その犠牲に成り易いですが、その逆のパターも
犠牲になりがちです。

うまく行かない、飛ばない などの原因は殆どは
程度の大小はあれど、 ヘッド重量が足らない ことと
シャフトが硬すぎる ことに起因しています。

それを前提に考えてみると
長さを切ってしまう という行為は
その双方をさらに失わせる ことになるのです。


ヘッドの重量は
一インチ短くしても、その破壊力を維持するのに
15g程度必要です。
15gのヘッド重量は、ヘッドスピードでいうと
3m/s分と同等です。


45インチのドライバーを
振りにくい から、というコトで 1インチ切ってしまうと
スウィングウエイトで言うと
一気に6~7ポイント
D-0 のモノが C-3 にまで 落ちてしまいます。
C-3に落ちたスウィングウエイトは
一見すると軽くなって振りやすくなったように感じますが、
ことボールを打って飛ばす というコトに対しては
強烈に破壊力を失ったクラブです。
軽くなったとは言え、ヘッドスピードが伸びる
(長さと相殺もされてしまいますし)
ということは無いので、相当頑張らないと
望みの距離を打つことは難しいでしょう。

しかも、しかも
打撃行為とは、運動エネルギーも含まれますが
対重量の衝突 ですから、
重量の急激な損失は、衝突時のヘッドの
大きな減速になってしまい
それが原因で、手首や肘などの関節を
痛めることになってしまいます。

本当は元々軽すぎるヘッド重量、
元々硬すぎるシャフト が原因で始まっているのに
さらに軽くなったヘッド重量
さらに硬くなったシャフト
それは、この先、スイングを悩ませ、
その双方を補う、なにがしかの動作を
増やすことにつながってしまいます。
多くの場合は、切られてしまったクラブは
その時点で、半分 お払い箱になったのと
同然なのですが、それを頑張って使えば
使うほど悪癖が身に付き、体をも蝕みます。


体を痛めることに直結はしませんが、
パターに関しても同じです。
軽くなってしまったヘッド重量、
硬くなってしまったシャフトは
ボールの転がりのスピードを維持しにくく
ボールのスピードの落ち
俗に言う「ボールの伸び」を失ってしまうので
距離が届きにくくなります。
まあ それは強く打つことで補えるのですが、
ボールのスピード感 というのを掴みづらくなります。
弊社のL型ブリストルパターを使った方は
分かると思うのですが、
ゆっくり転がるというか、ボールの減速が
非常に緩やかで、ボールスピード感を掴みやすくなります。
実は、そこが一番距離感の鍵なのですが、
軽いヘッドのパターは、ボールのスピード変化
というか、減速が激しいので
そのボールの転がりスピードが掴みづらく
距離が合い難いのです。

まあ 商売上から言えば
弊社のクラブやパターを買って頂くのが
一番良いかと思うのですが、
そうで無い場合、騙されたと思って
10gの鉛を、剥がれないように
ヘッドに張って、使ってみてください。
問題は解決! とまでは行かないまでも
かなり色々なことが解消され、
スイングを簡略化していくことが
出来るかと思います。

クラブにしても、スイングにしても
実はそこに解決の糸口があるのです

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