UMAを追って ～怪鳥 サンダーバード～

昔々、シンドバッドは山ほどもある鳥の足に、
自分の体をくくり付けて無人島を脱出しました。
・・・千夜一夜物語　シンドバッドの冒険

人間はいつの世も、空を飛ぶ鳥にあこがれていました。
空を飛べたらどんなにいいだろう？
今の暮らしから解き放たれるだろうか？
鳥は自由の象徴だったのです。
このことからでしょうか？
世界中に巨大な鳥の伝説が存在しています。


アメリカ先住民の間でも、巨大な鳥の伝説は存在しています。
ワキヤンと呼ばれる巨鳥は、目から稲妻を放ち、
羽ばたけば嵐を起こすといわれています。
それは自然に対する人々の恐れが具現化したものだったのでしょう。
そう、デビルマンとはまったく関係がないお話なのです。


ワキヤンは、長らく伝説の存在とされていたのですが、
1970年代になり多数の人間にその姿を見せつけたのです。
1976年、テキサス州の警察官が空を覆う黒い影に気づきました。
その大きさは、翼を広げると実に6～8メートルもあったといいます。
またその数分後、同僚の滑空していく巨大な物体を目撃しています。
さらにその日の夜には、同じテキサスで巨大なコウモリに遭遇したという目撃情報もありました。

そして1週間後、巨大な鳥に襲われた男性がいたのです。
男性によると、その生き物は何種類もの口笛を同時に吹いたかのような奇妙な
鳴き声を発した直後、男性に向かって突進してきました。
すんでのところでかわしたのですが、シャツは切り裂かれ血がにじみ出ていました。
そのままその生物は鳴き声をあげながら飛び去って行ったようです。


他にも1886年に巨大な鳥を撃ち殺した6人のアリゾナ州のカウボーイの話や、
1977年にイリノイ州で子供をさらおうとした怪鳥の話もあります。
最近では、2001年9月にペンシルバニア州に住む19歳の少年が3mもある
巨大な鳥を目撃したと語っています。


様々な憶測がなされていますが、（いつものように）翼竜の生き残りではないかという説が多いそうです。
でもコンドルっていう鳥は翼を広げると3mくらいになりますし、ちょうど南米のあたりに広く分布しています。
こいつを見間違えた可能性はあるんじゃないかなぁと思っています。


まぁ、こんだけでかいんだったらgoogleマップに写っていてもおかしくないわけですよ。
そのうちあの芸人さんに取り上げてもらえるかもしれませんね（笑）

「信じるか信じないかは、あなたしだいです！」