別 胡 説 八 道!

    真 是 豈 有 此 理!

方励之氏が死亡と伝えられる

2012-04-08 02:16:28 | 中国
中国人天文物理学者の方励之氏が亡命先のアメリカで急死と、各国のメディアが伝えています。

1957年の反右派闘争以来、文化大革命、そして天安門事件というように、方氏は反体制派のレッテルをはられ、政治運動で常に批判の対象とされてきました。


(↑写真=91年6月、京都での講演)

89年の天安門事件では、共産党から名指しで批判され、出国。作家の劉賓雁氏同様、生きて祖国へ戻ることは、ついにかないませんでした。

91年、方氏と初めて会ったとき、アメリカで劉氏に会ったときと同じような印象を受けました。

自らの意見や考えをはっきり述べる一方、相手の意見や考えもしっかりと聞く。そしてなにより、個人の尊厳を重んじ、表現の自由の大切さを繰り返し述べたことでした。

当時、民主化運動に参加していたと誇示しながら、その理念とは正反対の、高慢な態度をとる輩も多い中、方氏と劉氏の両氏に共通するのはすこぶる自然な振る舞いでした。



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