お坊ちゃま気質、治らないですね

「この番組は『反日』で貫かれている」

安倍晋三衆院議員の本質が露呈した発言だと思います。

日本統治下の台湾を取り上げたＮＨＫ番組が偏向しているとして「ＮＨＫスペシャル　シリーズＪＡＰＡＮデビュー第１回アジアの一等国」に対しての発言です。

突然の首相辞任、こちらから見れば、実態は遁走ですけど、当時のぶざま、恥ずかしさ、みじめさ、見苦しさはどこへやら。

最近は、ほとぼりが冷めたと思ってか、あるいは安倍ここにありを喧伝するためか、やけに威勢がよい。

しかし、見苦しい会見が、彼の人間性をくっきりと浮かび上がらせていることを忘れるわけにはいきません。

平時、大きな口を叩く奴は、非常時には一番最初に逃げ出すっていうことです。

朝日新聞の記事によると、「日本の統治時代について肯定的に話しをする台湾人は李登輝元総統をはじめ枚挙にいとまがない」とも発言したそうです。

台湾を、ほっつき歩いた経験のない人の発言ですね。当然、否定するでしょうが、用意された車で走り回った程度でしょう。

公園で日本語のカラオケを楽しむ爺さん、婆さんと、一緒にお茶を飲んだり、眷村に迷い込んだこともないはずです。

お供がいるからでしょうけど。

報道内容を検証する議員連盟の結成を、呼び掛け人として明らかにしたようです、中川昭一前財務相の名も。初会合には金美齢氏を招くとか。

それにしても、他者からの批判を絶対に許さない、お坊ちゃま気質、しっかりと体内に根付かせていますね。