先日ちら見せしてちゃんと紹介してませんでしたね。
Gnecoロゴ時代のグレコのブースター付きジャズベース。
GRECOの写真館さんに収納のカタログによると73-75年のベースのようですが、
品番が
JB-550だったり
JB-500だったり、
ボディ材がチークだったりウォルナットだったりカタログを見てもバラついています。
想像ですがブースター付きってことでJB-550が正しい様に思うのですが、
正確なところをご存知の方がいらっしゃればご一報ください。
この1本は購入時錆び錆びのボロボロでガリも出まくりだったのですが、
張りっ放して死にまくっていた弦のまま弾いてみても結構鳴っていたので、
コレはもしや。。。と思いしっかりクリーニング整備してみたんですね。
先日の
スタジオ練習に持ち出し早速試したところ期待通り骨太で芯があって張りのあるいい音で鳴ってくれて、
スラップでもバキッ!と気持ちよく抜けてくれる。
ブースターが死んでしまっているのと、画像では分からないですが、
前オーナーがピックガードにカッティングシートでも貼っていたようで、
ストライプ状に日焼けの跡がありるのが残念ですが、
メチャメチャ当たりの個体でした。
メイプルネックに黒のセルバインディング、ポジションマークが如何にも70年代でいい雰囲気出してます。
また画像では分からないのですがボディが5層にもなる積層構造で、
トップ、バック、センターに薄くて濃い色の材、その間に厚めの密度の軽そうな材が使われており、
あまり見ない作り方になっています。
カタログに掲載されている物はみなブラックナイロン弦が張られているので、
そのうちブラックナイロン弦も試してみたいとおもいます。
しばらくはたんこさんの企画物ユニットで試していってみるつもりですが、
今後出番が増えてくるかも。。。