on Bass+

~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

Hagstrom / Kent Bass '64

2011年12月18日 23時12分12秒 | BASS Collection
引っ越して以来ベースを増やすのは極力謹んでおるのですが、
スウェーデンから初老の紳士が我が家にやって来ました。
小柄で細身の方ですが素晴らしく個性的で豊かなお声を持ってらっしゃいます( ´ ▽ ` )ノ
ご存じない方も多いと思うのですがメーカーは欧州では有名なハグストローム。
以前にセミアコのVikingは紹介しましたが、
ハグストロームで有名なのは何故かショートスケールの8弦モデルで
まだ試した事無いですが何年か前日本でも再生産されて出回ってましたね。

で、このKent Bassですが1964年製。
コンディションは大変良好で、年代相応の傷はありますが電気系、ネックは全く問題なし。



ボディトップはプラスティック、バックはビニールレザーで覆われており非常に軽量。



ネックも細く薄いので取り回しもらくちんです。

と聞くと、どうせ音はぺらぺらの軽い使えない音...などと思いがちですが、
コレが不思議。野太い重低音は望むべくも無いですが意外に使える音なんです。

やや大きめのホールピースが覗くシングルピックアップの出力は意外に太くしっかりしてるし



軽量ボディが軽快な鳴りを生み出しパンチのある小気味良い音。
弦間が狭めでやり難いですがスラップとかやってもとっても気持ちいい。
特徴的なボディ中央の金属製のメッシュはスピーカーではなく単なるデコレーションです。

スライドスイッチが扇状に並ぶコントロール部分は


左から
L→フロントピックアップのON/OFF、H→リアピックアップのON/OFF
TONEは0か10の潔い設定。
MUTEは音が消える訳では無くて前にスライドさせるとブーストされる様な感じ。
そしてボリュームツマミと並びます。



ブリッジは精緻なチューニングなんて望むべくも無い木製一文字。



ピックアップを良く見てください。
ホールピースは見えてはいますが、コレ、透明樹脂にカバーされてる状態で
表には出て来ていないんです。なかなか面白い構造です。
同じようにボディトップ全体が厚手の透明樹脂で覆われておりその層の下に塗装があるって感じ。

ネジ類はネックプレートも含めて全てマイナス(ー)ネジ。



と。こんな今の日本じゃ考えられ無い個性的な仕様のベースですが音がいい。
僕的には大大大おっけー!なベースであります。
なんかカフェ系のアコースティックライブとかに持って行きたい感じです。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CONCEPTに混じる。~ スカルテの今後。

2011年12月18日 02時24分40秒 | バンド活動
灰野敬二 in nattsu 前座CONCEPT。無事終了です。
前夜のリハからそーだったんですが、
CONCEPTの音楽性って僕にとっては緊張感が無い。
そう言うと語弊があるかも知れないですが、
ほとんどリハしなくてもある程度ブッツケであっても、
元々の方向性と言うか性格が同じ方向向いてるから、
細かな打ち合せとかしなくても何とかなっちゃう。
もっとしっかり詰めよう。ってやってみても
たぶん、メンバーみんな飽きちゃうだろうし。

ワキイチさんや和ちゃんの曲があるんだけど。
それは即興のための土台って言うか。(こう言っちゃうと失礼かも知れないですが)
ベースのドアノブさんがしっかりしてるし、2人の個性が強烈なので、
うわものはある程度何やっても大丈夫って安心感もある。
カワイさんや僕はその上でリアルタイムに感じた事に、
瞬間瞬間で反応出来るように感性を研ぎ澄ませておく方が大切。
反射神経と感性で音出してる感じです。
唄のバックでベースを弾くのとは全く違った音楽との交わり方。
ある意味無責任なかかわり方かも知れないですが、
今日もやっててとっても気持良かった。

スカルテ~大打鼓盤~CONCEPTと久々に組んだエレドラセットだけど、
コレをもっと突き詰めて、一つのカタチにまでしてみたいと思い始めています。

実はCONCEPTのライブ終了後、2年程前別のバンドで対バンした時にちょっと話して以来、
ずっと会っていなかった女の子に声を掛けました。
mixi通じてかろうじて高松に居るのは知っていて、
灰野敬二さんのLIVEを見に来るらしいのは、
つぶやきを見て知ってはいたんですが、話すのはほぼ初めて。
ぶっちゃけるとカワイさんと僕の即興ユニット「スカルテ」に、
もうひとり芯を取れる様な人物が欲しくて、この子ならひょっとしてイケルんじゃないかと。
ナンパした訳です。
まぁ。ほとんど話しした事の無いおっさんの戯言なんで、
駄目は承知の上で声を掛けてみると。
あっさり "やりたい" の返事。
自分で声掛けておきながらマサカの展開です。

まぁ。今日話しただけなんで本当に動き出すかどうかは分かんないですし、
一回こっきりになるかも知れないですが、
実現したら面白い事になると思います。
あと、もうひとりくらい即興の出来るギターか何か。が欲しいのですが、
焦らずじっくり考えるとしましょう。

取り急ぎ。今日のまとめでした。

※画像は観に来てくれていた ウク坊 @ukllbs さんのツイートより拝借しました。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする