on Bass+

~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

東京ブラボー / 東京ブラボー!!

2008年01月29日 00時22分51秒 | 極私的至高の名盤
このアルバムは先の2枚の遥か10年昔、1982年の録音で当時は....アナログで発売された。。。のかな。。。。その辺は良く分かりませんが、このCDは1990年にメドレーを加えSolid RECORDSからCD化された1枚。その内容は帯に書かれた近田春夫の言葉『今ブラボーがどう云うものかというと、超レアなデッドストックのデジタルウォッチみたいなものである』が見事に言い当てている。基本的にグループサウンズを下敷きにした懐かし系の音なのですが、泉水敏郎(8 1/2、YAPOOS)と岡野氏の轟音リズム隊が見事なまでにロックしていて懐かしいだけでは終われない音。てゆうかベースのミックスデカすぎ。ブラボー小松のギターも暴れまくっています。最近のサーフ系のバンドなんかコレ聴いたらクソですクソ。早すぎたんでしょうね。。。80年なったばっかりでその手の音楽やっちゃうには。
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FLESH / FLESH

2008年01月29日 00時03分26秒 | 極私的至高の名盤
コレも知ってる人は少ないだろうな。。。 1991年発売だから岡野氏は先の天野小夜子のレコーディングの前にこんなハイブリッドなバンドやってたんですね。ボーカルのLe BARONはフランス人。ギターのDELPHEINE麻衣子はフランスと日本のハーフ(確か女優 岸恵子の娘さん)。岡野氏は当時カッコいいバンドがいるからプロデュースしてみないかと渡されたデモテープに惚れ込んで、自らメンバーになってしまったとか。その後ドラムに元ばちかぶりの木原研二郎を迎えこのミニアルバムを制作。5曲入りですが、この5曲の密度がハンパ無く濃い。1曲目の『SEX CITY PARTY』はミディアムスローなナンバーながらウネリのあるベースが非常に印象的で当時何度も何度もコピーしました。あと特に4曲目の『DANCE ON』は電子音入りまくりのバックトラックにチョッパーベース炸裂で格好良すぎ。このバンドはその後Virgin Japanからメジャーデビューが決まり、キーボーディストにHIDE with Spread BeaverのメンバーでもあったD.I.E.を迎えレコーディングしてたはずで、東京では何度かライブもしていた様なのですが、何故かメジャーデビューはポシャりそのまま消滅。。。なんともったいない。 実はこの世に出なかったアルバムのデモテープを入手したのですが。このミニアルバムの様な荒々しくも瑞々しい個性の塊は見る影もなく、普通によくまとまったロックアルバムになってしまっていて正直言ってつまんなかった。。。。メジャーデビューにあたって何か色々あったのかなぁ。。。大人の事情が....と勝手に憶測してたんですがどうなんでしょうね。。。。いつか岡野氏に会う機会があったら聞いてみたい。
コメント (10)
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