『斬(ざん)』

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オレが更新を休止した理由

2006年04月07日 | ブログの話
■三年目に向けて

 もともと自分の中で、2年経ったら、一区切りを付けようと考えていました。ただ、その区切りをどういった形にするかは決めかねていました。閉鎖してしまうのか、縮小するのか、方向性を大きく変えるのか、休止するのか、などなど。

 今年の2月上旬あたりで既に似たようなことを PASS 制の別ブログでは、ぶちまけていました。丁度『ネットのバーチャルは打ち上げ花火の切なさ』の記事が、その頃の心情をよく表してます。で、一区切り後のこのブログをどうするかにあたって、改めてバーチャルでやれること、やりたいことってのを模索しているんです。で、そーゆー方向で考えると、現状のブログとは少し違う形になってしまうと考えたのです。

 そして、その後もあれこれと模索は続いているのですが、未だに何をやろうかというのが、見つからないのが現状です。このままブログ( Web )論関連の話題を続けるのもどうかというのがあって、そろそろ違うこともやりたいんですよ。


■このままじゃいけない

 ブログ( Web )論関連の話題を続けるのもどうかというのは、時間的問題が大きいのです。余暇の中でのネット利用時間の締める割合が増えています。正直、余暇のほとんどをブログとネットにつぎ込んでいるのが現状です。そのことから考えて、「いつまでこの状態をつづけるんだろうか?」という、漠然とした疑問というか、「これでいいのか?」という思いがあります。

 ブログ( Web )論関連の話題というのは、やはり関連情報の収集が必須であり、その量も多いため、どうしても時間を費やしてしまう。もちろん、その情報から自分なりのフィルタを通して、考えを巡らせ記事を作り、推敲し投稿するというインプットとアウトプットがあるのですが、アウトプットの質を高めようとすれば、インプットの量が増えるのは必然なのです。

 ブログ( Web )論関連の話題が嫌いになったのでは無く(むしろ好き過ぎなのですが)、もっと別のことをする時間を捻出したいのです。そのためには、それらの話題を縮小せざるを得ないというのが実情なのです。


■現実逃避

 現在、とある試験に向けて時間を捻出しなければならない状況です。でも、その勉強から逃避したい気持ちがあることに気が付いたのです。つまり、逃避の対象として、ブログをすることがあるのです。丁度、偶然にも分家を公開制にした時期とも重なったのですが、これも無意識のうちに逃避行動を取っていた事の現われで、偶然ではないのかもしれません。


■脊髄反射

 現在、分家を公開制にしてブログの並行運営を行っています。それとは別に以前から PASS 制で行ってるブログがあります(分家の非公開版です)。これらの運営が■現実逃避で書いたことからも分るように、作業量を増やす結果を招き、うまくいっていません。特に新規ではじめた分家では、自分の思っていたよりハードな作業量で、自分自身で感じるイージーミスが目立ちます。

 オープンにすべき内容とすべきでない内容について自分なりの線引きが曖昧なため、よくチェックせず公開してしまい、脊髄反射的な内容で失敗したと公開後に感じることが多いのです。そのため現在、総合的な運営方法に行き詰まりを感じています。


■些細なきっかけ

 更新休止を決めたのは、4月1日。更新休止記事は、書いて直ぐに投稿しました。自分の中では、記事を即投稿するのは、異例なことです。多くの場合は、最低一日は寝かせて推敲してから投稿しているからです。

 で、そのきっかけは些細なことでした。詳しくは述べませんが、ちょっと「カチン」ときたことがあって、脊髄反射的に更新休止記事を上げました。その時は、最初「えーい、閉鎖しちゃおっかな」くらいな気持ちでした。でも、今までの経験上「脊髄反射による軽率な判断とその行動は後日後悔しかねない」ということが染み付いていたので、何とか閉鎖は回避されました。その代わりに紛らわしいエイプリールフールの日に更新休止宣言をすることにしました。

 結局は、ブログに逃避していて、時間を詰め込んだために、忙しさのせいでペースが崩れていて冷静な判断力が低下していたんだなぁ、と記事を上げてから改めて実感。更新休止という選択は間違ってなかったかな、と閉鎖するという脊髄反射をしなくて良かったと思っています。


■余裕の無さ

 更新休止記事を上げたのも、その上げる切っ掛けで「カチン」ときたのも、全て余裕が無かったんです。そんなことを続けていてもいい事はないし、自分でも面白くありません。やるほうがそんな状態では、見てるほうにも迷惑でしょう。いい記事も書けないでしょうし、全てが悪循環に陥っていたのです。

 一旦立ち止まる勇気。結局は、切っ掛けが無ければズルズルしていたでしょうから、あれは一種のショック療法的な注意信号だったんだな、と後で思うことができ良かったです。


■更新休止で見えてくること

 更新休止で、いろいろと考えたい事がありました。実質、今までの更新休止は、ネットをつなげる時間が無いからという、仕方ない理由でした。しかし、今回はやろうと思えばいつでもやれる状態での更新休止なのです。更新というプレッシャーから解放され、一ROMラーに戻ってみると、何か今までとは違うものが見えてくるんじゃないかという思いもありました。

 だらだら続けるのではなく、一旦区切ることで、大きく見直しを図るのも悪くない。そのためには、休み立ち止まってみる期間が必要だったのです。器用な方なら、ブログを更新しながら、少しづつ方向性を変えたり出来るでしょう。しかし、オレには厳しかった。2月から徐々に変更していこうと思っていましたが、結局ズルズルで変えられないまま時間だけが過ぎていきました。

 なので、今後が見えてくるまで暫く休む事に決めました。


■やりたいことがなかなか出来ない

 時間が出来たらやりたいことが、いっぱいありました。

・はてなブックマークを付けたい
・そのタグ付けを考えたい
・タグについての試験的な実験も試してみたい
・過去記事を見直したい
・ローカルのファイル整理をしたい
・後でじっくり読みたい記事を読みたい
・ゆったりと面白い興味ある記事について考えたい
・本家カテゴリの見直しをしたい

などなど、ブログとブログに関わるネット関連のことだけで、やりたい事がいっぱいあり過ぎです。でも一日の時間は限られていて、ついつい流されてしまう事も多く、後回しにしてしまうことが増えました。効率よくする方法が思うように浮かばず、いつもと同じ事を繰り返してるうちに、キャパオーバーが続いて、フリーズ寸前でした。かなり自分自身で限界だったんです。


■結局(まとめ)

 1~8まで書いてきましたが、結局のところ、多忙と行き詰まりなどの複合要素が原因でした。今後の方向性及び運営方法についてじっくり休んで考えようと思います(補足:この記事は2006年4月7日に書いています)。

 いろいろと、ご心配をおかけしたかもしれませんが、たぶん、この記事をご覧になっているということは、更新を再開したということでして、差しあたって閉鎖というのは、回避されたかな、と。

 これからも、まったりとやっていこうと思います。また飛ばしだしたら休止するでしょうが、温かい目で見守っていただきたく思います。

 この度は、お騒がせいたしました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。


souryuusei