『斬(ざん)』

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もちろんブログの話題は自由なんだけど

2005年12月13日 | ブログの文章・書き方を考える
定番記事を書くことのススメ』に『takoponsの意味 - ブログの話題は自由なハズだけど』から、言及されていたので補足も兼ねてお返事を記事にします。
これは私の誤読かもしれないが、「アクセスアップを狙うなら定番記事を書きましょう!」というのが主旨と読んだ。
違います。主旨は

「過去になっても輝くことのできる定番記事を書くことを心がけよう」

です。アクセスアップ目当てではなく、良い記事は多くの人の胸に刻まれる。そんな記事を書きましょうね、です。アクセスはその副産物に過ぎません。誤読を招く表現だったようで、判りにくい文章ですみません。精進します。

・そんなに簡単ぢゃないんだよ
の、小見出しの内容には同意です。仰るとおり定番記事を書くのは難しいでしょう。『定番記事を書くことのススメ』は、初心者というよりも、どちらかというと、ある程度 IT リテラシーのある、いわばメタ系の方を意識して書いています。たぶん初心者が読んでも、「そんな記事書けるわけないじゃん」で終わりでしょう(もちろん、定番記事を書こうという志を持てる初心者にも読んで欲しいですが)。もし、あの記事をハウツーだと思われたなら、中・上級ブロガー(何をもって中・上級とするかは難しいですが)向けのハウツーですね。偏ってはいますが、イメージとしては、はてなブックマークで“ホッテントリー入り”を数多く経験されているようなブロガーを中・上級ということに、この記事限定で定義しましょう。

そして、あの記事に感心の持てる対象の方々なら、「定番記事」を書ける可能性が高いんじゃないかと思います。ちなみにあの記事のはてなブックマークです。

・試しに表明してみたらどうだろうか?
については、
表明する必要はないけど、「定番」を意識して書くのはいいかもね。
に同意です。「定番記事」を書けるような高い志をもって記事を書いてみるのもいいんじゃないかな、って事です。
狙わず騒がず淡々と「読ませる」エントリを書いてさえいれば、次第に脚光を浴びるようになるだろうし、大衆に受け入れられなくとも、見てる人はちゃんと読んでくれているのだから、それでいいぢゃん、欲は出さないよ。という控え目なスタンスを私は好む。
淡々と書いていても、今の広いブロゴスフィアでは埋もれてしまい、脚光を浴びるのはなかなか難しい部分もあると思います。ですから、ある程度読んでもらえるためのアピールは、必要だと思います。自分がイイと思い他者からも評価される記事であれば、多くの人に読んでもらうほうが、書き手、読み手、両者ともに良いのですからね。

狙うというのは、表現がややきついのですが、ある意味、狙っていくような貪欲さが向上心となることもあるでしょう。だから、見られることを意識してイイ記事を仕上げていくことが大切ではないでしょうか。個人的には、個人ニュースサイトやはてなブックマークなどに意図せず突然取上げられるのではなく、これは取上げられるだろうと予想できる記事を書く(これは狙うというよりも、自分でもイイ記事に仕上がったという意味において)事が出来るようになれれば、「定番記事」に近づけるんじゃないかと思うのです。

いわゆる“音速の戦い”的な記事の書き方ではなく、じっくり周りを俯瞰した上で、テーマのキモを捕らえ、後々になっても残る記事を書くことが出来たらいいなぁーという、オレの願望でもあるのですけどね。

あからさまに狙っている記事というのは、ある程度狙ってることが読まれてしまうものですからね。そういう記事を否定するつもりはありませんが、オレは「定番記事」により近づけるような記事を意識しながら書いていこうと思うのです。


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