先週、立教大学のメサイアを聴きに行きました。
その際に、「立教学院展示館」にも立ち寄りました。
http://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/hfr/
「立教学院展示館」は、立教大学の敷地内に有り、
資料の展示、映像や写真を通して、大学の歴史や伝統を学ぶことが出来ます。
私は、展示館の中央に設置してある、チャニング・ウィリアム氏のコーナーに、
目が釘付けになりました。
チャニング・ウィリアムの精神
【道を伝えて己を伝えず】が、壁に大きく書かれてあったのです。
私は、その言葉の意味を考えて、衝撃を受けました。
チャニング・ウィリアム氏とは、立教大学の創立者で、聖公会の宣教師です。
彼は、自分の業績や、説教(礼拝の時に宗教的な内容を説き明かすこと)が、
後生に残ることを極端に嫌い、
帰国する際には、自分に関する全ての資料を焼却したそうです。
何て高潔な姿勢でしょう
そして、【私が】【私が】と思ってしまう自分が恥ずかしくなりました。
その余韻は今日もなお続いていて、レッスンの時等、ふとした時に思い出します。
自らの戒めとしなければ~と思っている次第です。