そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

美唄市グリーン・ルネサンス 春の農業体験

2011年05月30日 | 日記
美唄市では、「地域に根ざし、暮らしに学ぶ(生活の場)」の考えのもとに、
農業体験などを通じて「豊かな心」「社会性」「主体性」を育もうと、
「グリーン・ルネサンス推進事業」を進めており、
これまで、農業体験やシンポジウムなどを行ってきました。
今年度は、市内の小学校全6校と幼稚園で稲作体験を行う予定で、
先日、中央小学校の5年生が田植を体験しました。

場所は美唄市沼の内町にある桑折尚宏さんの田んぼです。
風があって、気温もこの時期にしては低めでしたが、子供たちは元気です。
半袖短パン姿でやる気まんまん。

はじめに田植えの仕方について教えてもらいました。
みんな初めての作業にドキドキです。




いよいよ田んぼに入ります。
裸足で田んぼに入ることに子供たちは大興奮!!
普段は静かな田んぼがとってもにぎやかに。




田んぼの両側に分かれて、真ん中に向かい、
目印に沿って苗を一本ずつ植えていきます。




最初はおっかなびっくりだった子供たちも、徐々に慣れてきた様子。
「早く苗をちょうだい」と催促する声も聞こえます。




寒さを忘れて、泥だらけになりながら、みんな夢中で田植えしています。
「学校の授業よりずっと楽しい!」なんて声も。






まっすぐに植えているつもりが、振り返ってみると・・・
う~んちょっと曲がっていますね。でも、みんな一生懸命植えました。




田植の後は、きちんと泥を流して、着替えて整列。
「初めてだけど楽しかった!」、「裸足で気持ち良かった!」など
たくさんの感想と一緒に、桑折さんにお礼を伝えました。
子供たちにとって貴重な体験となったようです。
桑折さんからは、今日植えた苗を秋までしっかり育てますとのお言葉。
秋がとっても楽しみですね。




秋には、稲刈り、はさかけ、脱穀などの収穫体験、もちろん試食もするそうです。
待ち遠しいですね!