そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

手打ち蕎麦の店「もりきち」

2011年04月18日 | 空知のそば
砂川市にある手打ち蕎麦の店「もりきち」をご紹介します。
ご覧のとおり民家をそのままお店にしたような作りで、
脱サラした話好きのおやじさんが一人で切り盛りしています。




お店の中は、座敷に長テーブルが2卓、そのほかにダイニングテーブルが一つ。
普通の家庭の居間そのものですね。




おやじさんの一押しは「からみもりそば」です。
これは、もりそばにすり下ろした辛味大根の薬味がつくだけのシンプルなもの。
辛味大根は、おやじさんが自らの畑で栽培したものだそうです。
つゆは蕎麦を茹でている間に作るそうで蕎麦本来の味が楽しめます。

が、今回は、寒い時期でもあったので温かい「ごぼう天そば」をチョイス。




乱切り麺で、昔どこかで食べたような懐かしいお蕎麦に熱々のごぼう天がのっています。
ごぼうは風味を残すために皮を剥かずに揚げるそうです。
昼時は小ライスと漬物がサービス。漬物ももちろん自家製で、
先ほどのからみ大根を漬けたものです。とてもシャキッとしています。
今回は品切れになっていましたが、早めの時間帯には数量限定の「そばもち」が付きます。
とても柔らかくて和風スイーツといった感じ。作り方は企業秘密だそうです。
料金はこの内容で650円。大盛り派の方でも十分満足できるボリュームです。
ちなみに、「ごぼう天そば」は冷たいバージョンもありますよ。




ところで、このおやじさん、肩の手術のため近々一時お店をお休みする(休業期間は要確認)そうですが、
再開後は以前行っていた「打ち立てそば」を復活させるとのこと。
これは、同時に10人分の蕎麦を打ち、素早くゆでて提供するというもので、
打ち立ての蕎麦が頂けるそうです。食べきれない場合はお持ち帰りできます。
事前予約が必要でご家族などある程度の人数で来店してくださいとのこと。

砂川にあるこだわり手打ち蕎麦の店「もりきち」、
場所は砂川市街から国道12号線を滝川方面に向かい、
日本一の直線道路終点付近の空知太の大きな交差点を左折、
空知太の簡易郵便局を更に左折して300mくらい入った住宅街です。
のぼりが目印になると思いますよ。


もりきち
砂川市空知太西4条5丁目
TEL 0125-53-3665
毎月1・10・20日定休