そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

空知産の野菜たち ~ 札幌市中央卸売市場に行ってきました。

2011年07月12日 | 日記
JAの方のご紹介で、札幌市中央卸売市場に行ってきました。
市場は青果物の競り(せり)が行われる青果棟と水産棟に大きく分けられていて、
青果棟の競りは、朝6時30分から開始されます。
例年の今時期であれば、広い市場の中は、もっと多くの野菜でいっぱいになっているらしいのですが、
今年は、春先の低温などの影響により品薄で、市場の中は例年より少々寂しいかな…とのことです。




いざ、競りが始まると、競り人たちの手があがり、あっという間にどんどん競り落とされていきます。
ただ、この日は品薄のため、全体に競り価格は高めのよう。
きゅうりの競り場では、JAきたそらち産やJAいわみざわ産のものが多くのスペースを占めていました。
青果会社の方によると、きたそらちのきゅうり生産組合を構成する29名の生産者の方々は、
市場を訪れ自ら生産したきゅうりの評価を確認したり、
他産地の生産物をチェックするなど非常に勉強熱心とのこと、
また、品質も良く、市場評価が高いとのことです。




ミニトマトは、出荷数が少なく価格も高め、
競られた中にはJA月形町産のものもありました。




スイカの競り場には、JA月形町産のダイナマイトのほか、
きたそらち、北竜のものも多く出荷されています。




市場の競りの中でもっとも賑わっていたのは、メロンの競り場です。
やはり、JA夕張市産のものが人気が高く、多くの競り人が狙ったロットを競り落とそうと熱気むんむんでした。

   


これから、もっともっと多くの空知産の野菜たちがこの市場で競られていくのでしょうが、
空知の野菜の評価が高かったことが非常に嬉しかった週末の朝でした。