さてさて、去年見られなかったニッコウキスゲも鑑賞できたのでお宿に向かいます
どんなところかなぁ～
実は、来る前にネットで評判を調べたところ”最悪～”でした
主人は「こうなると実際はどうか楽しみだね」ですって
着いてみるとドライフラワーや社交ダンスのイラストががあちこちに飾られ、
ドアノブにはトウシューズのミニチュアが掛けられていておしゃれな感じでした
夕食のダイニングは円形に作られていてガラス窓からの眺めが素敵でした
半露天風呂からの眺めも良かったです
これを売りにすればいいと思うんだけれど・・・・ね
ところがですよ
部屋のベッドはジャンプしないと腰かけられないほどの高さ・・落ちそうで怖い
ダブルベッドだから長さに対しての高さが異常でしょう
これは前菜？
直径20cm位のきゅうりの柵の中には大きくちぎったレタスがいっぱい
そしてカットしただけのチーズとトマト、まわりにはひらっと生ハム
これなら私にだってちょちょっと出来ちゃいますよ
写真は撮ってありませんが縦横10cm位ありそうなお魚は味が濃くてその上にチーズが乗っているだけ
私は3分の2まで食べたらもう無理・・・なんでこんなに大きいの
ステーキだってカウボーイが食べるような大きさで固いお肉
オーベルジュって食事が売りなんじゃなかったのかな
そうそう、お魚を食べている時に
「すいませんが、ステーキをご用意していたのですがチキンに変更になりましたので」
チェックインした時に言われたのならまだしも、さっきステーキの焼き方聞きに来たじゃないですか
それに牛のステーキがチキンに変更って、予算的にもおかしくないですか
反対ならともかく
あまりの驚きに何も言えなでいたら「了解」って思われたらしいです
なのに、ほんのちょっとしたら「やはりステーキをご用意できるようになりました」って
思わず主人が「どうしちゃったの？」と聞くと
「発注を間違えてしまったのですが、調整ができましたので」だそうです
こんな場当たり的なやり方でいいんでしょうか
美味しかったものは・・・なし 
夕食はこんな感じでやはり書き込みは正しかったようです
次の日の朝食
眺めの良いダイニングはやはり素敵でした・・・眺めはね
朝はコーヒーですね
ポットに入ったコーヒーはわざわざ台に乗せてロウソクで温めています
そんなに凝らなくても、他にやる事があるでしょう
コーヒーを注ごうとしたら主人がカップの中を擦っています
「擦っても無理よ、茶渋だから」
そうなんです、白いカップの中はコーヒーの茶渋で薄茶色になっています
もちろん私のカップもね
その上、おしゃれに温められている白いポットも茶色の模様が付いています
あぁぁぁ～
メニューはいたって普通
なのに、出てきたパンはシナモントースト
他は「ぜーんぶふつーう」なんだからパンだって普通のトーストでいいですよ
そんなところだけおしゃれに決めようとしないで下さい
シナモン嫌いな人、世の中には結構いるんですよ
「トーストはシナモントーストにもできますよ」って聞いてくれたら「おぉ～やるねぇ～」って思うのに
プチホテルってことなんでしょう、値段はそこそこしましたが
最後の最後まで自分勝手で勘違いなお宿でした
飾り立てた派手さでなくて、清潔さと仕事に対する誠実さに重きを置いて下さい
本当はもっともっと書きたい事たくさんあるんですが、この辺でやめておきます
