昨晩、夕食でビールを飲んだのでテレビの前で居眠りをしていました
ムクムクっと起き上がってお風呂に入ろうとしたときにテレビからピアノの演奏曲が流れてきました
NHK BS1の「私が左手のピアニスト」という番組です
世界で初めての左手のピアノ国際コンクール
局所性ジストニア
初めて知ったのですが、ピアニストの50人に1人が発症する、治療法が確立していない病気だそうです
ピアニストの場合、激しく規則正しい指の動きを続けると脳が誤指令を出してしまうそうです
熱心に練習する人が患ってしまう、なんとも理不尽な病気です
特にプロフェッショナル部門の人たちの演奏は素晴らしくて涙が出そうでした
輝かしい未来が約束されていた人たちが、突然この病気に侵された時の絶望は想像ができません
その絶望のどん底から見えた小さな光が左手だけで演奏する曲
出演者のひとりが語ったホーキング博士の言葉が印象的でした
生きていればこそ、まだそこに希望はある