まちのさんぽみち

日々のできごとを思いつくままに書いています
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1月の俳句

2018年01月08日 | はいくのこみち
俳句をやっている兄から、FAXが来た。
そろそろ来るかな~と思っていた。
(いや、遅いくらいだ)

私も、作った中の10句あまり送った。
そしたら、うまくなったねと褒められた。
いくつになっても、褒められると嬉しいもの
またがんばっちゃおうと思う

少し早めだけど、今年初めての俳句を出そう。

○抱へ込む干した布団の陽の匂ひ
○雑踏や赤いマフラー老紳士
○霜柱ザクザクランドセルの列        (郭公)
○黒豆できたふっくらとつややかに
○晴天や箱根駅伝人人人

書初めや孫の大筆ゆっくりと
歌口ずさむ山盛りのみかんかな
乾杯も二人静かなクリスマス
豚汁や溶く味噌の香の広がりし
店頭の品新しき年の暮

冬うらら杖つく人の立ち止まり
陽だまりに座して輪になる冬うらら
冬うらら畳に届く陽射しかな
定年の夫の版画年賀状
冬うらら野鳩スケッチする夫

大寒波風に向かひて子らの列
親と子と孫と集ひて初笑ひ
田も畑もしんしんしんと大寒波
マフラーの色とりどりやろう大会
夜の駅風吹き抜ける師走かな

年の瀬や品の並びの変わる店
あんこ入りコーヒー楽し忘年会
ラインあり雑煮のレシピ聞く息子
黒豆の煮る音聞こゆ大みそか
姉弟雑煮のレシピ交換す

黒豆の照り姑の笑顔かな
冬休み母の電話に手を振る子
北風に負けぬ砂山元気な子
手を止めてレコード大賞見入りけり
大みそか準備万端ふたりきり

幾年をふとふり返る大みそか
ゆっくりと七草粥を味わひし
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