まちのさんぽみち

日々のできごとを思いつくままに書いています
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「九十歳。何がめでたい」

2024年06月10日 | 読書の風

エッセイだから、ネタバレということはないので、
(あるのかな?)
たまには、読後感想文なるものを書こうかな(笑)
と言っても、内容を書くつもりはないんだけど。

「九十歳。何がめでたい」佐藤愛子
なぜか表紙にはタイトルがない。

たぶん、高齢の作者のボヤキだろうなと思って読んだ。
この人の生き方(?)は潔い。
人にどう思われようとか、嫌われたくないとか、
そんなこと気にしないんだ。
実生活は知らないけれど、文章はそうだ。
そういう文章は、時に清々しささえ感じる

先日、読んだ新聞の「悩み相談」の記事に、
回答者が言うことには、
「あなたはいい人になりたいのですね」とあって、
ちょっとヒヤリとした。
私も、そう思うことがないだろうかと・・・

ところが、このエッセイの作者は、
そんなところがほとんど見られない。
そこがいいな~~

自分に正直に・・・なんて、簡単そうで、
むずかしいものだ。
まあ、そんなにがんばらなくてもいいんじゃない、
なんて、自分を甘やかすのも、
屁理屈を捏ねれば、楽をしたい、怠けたいという、
正直な気持ちでもあるんだけど

コメント
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