1月17日(土)
小正月明けの早朝 まだ眠りからさめやらぬ時刻に突然襲った大きな揺れ それが 6434人の命を奪った 阪神・淡路大震災だった。
起きてテレビをつけると大変な映像が映し出されていた。 思えばそれが地震列島の災難の始まりだったように思う。 大小を問わずどこかで頻繁に起きている地震と災害。
20年経った今も被災者の困難は続いている。夕方sorajijiさんが孫に「自分たちがすんでいるN地域の人全部の数より多くの人が亡くなったんだよ」と話していた。
新聞の報道によれば、被災者が暮らす災害復興公営住宅で誰にも看取られず亡くなる「孤独死」がこの20年間で1,000人を超えたという。住宅の入居者のうち65歳以上の割合を示す高齢化率も5割を超えた…。 街の復興が進み記憶の風化が懸念される中、新たな課題が突きつけられている…と。
10年経とうが20年経とうが被災された方々にとって収束するということはないのだろう。
各地での追悼行事が報道される中、日々つつがなく暮らせていることに感謝しつつ、あらためて犠牲となったたくさん方々のご冥福をおいのりいたします。
戦争が終わって70年目となる今年。天災地変は人間の力ではどうすることも出来ないかもしれないが、「戦争しない国」は人の力で守る事が出来る。そんな思いを強くした。
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