里山のどこにでも咲いているこの花が、オオハンゴンソウという外来種で大変な繁殖力をもつ植物だということを知ったのは数年前。
小松原湿原に向かう林道の端っこで見かけられ、3~4年前から中越森林管理局の呼びかけで駆除活動が始まり、私が所属する山の会でもこの活動に参加するようになった。他にもいくつかの事業所が参加していて30~40人くらいの人たちがいたと思う。
私は昨年初めて参加し、かなり小さいものも見逃さずに取ったと思ったのに、今年もご覧の通りたくさん咲いていた。‘‘去年あれだけがんばって小さなものまでとったのにね~‘‘と一緒に参加した会のメンバーと話しながら作業をする。‘‘でも去年に比べたら背丈が小さくなったよ‘‘ と別のメンバーが言う。 根絶やしにすることは不可能だがこうした地道な作業を続けることで、年々数を減らし湿原への侵入を食い止めていけるのではないかと思う
1時間半ほど作業をしたのち、希望者で小松原湿原に入る。6月に行われた清掃ハイキング以来2カ月ぶりの小松原湿原だ。行きながら気づいたのだが、林道の脇にはウメバチソウとネジバナがず~っと咲いていた。
湿原は夏の花たちが影をひそめ静かに秋を迎えていた。
8月27日(火)
夜中に降った雨の露が残っていて今朝は作業ができるかな?と思いながら農園へ…
昨日に引き続きシルバーさんが1人来てくれるというので一緒に作業をすることになった。
露が残っているので、まずは前日取った雑草の片付けからはじめる。その後草取り作業。晴れていたかと思うと、急に雨が降ってきたり、やんだり、と何と天の邪鬼な天気だろう。午前で草取りが終わり午後から間引き作業に入る。
夕方5時まで、ばっちり作業をして、残りはおひさまと2人でがんばる事にした。
暑さが大分和らいできたのでこれからは農作業もやりやすくなるだろう。今日の空はすがすがしくていい気分。
アスパラも畑もすっきりして、嬉しそうに風に揺れている。
ようやく秋の味覚が登場しました。
たくさんある秋の味覚の中で真っ先に登場するのが、食べると物を忘れるという茗荷。
科学的な実証はなくたぶん迷信だと思うが、食べるとそんな迷信が本当らしく感じられてしまう不思議な味がする。
今はまだ探しながら取っているけれど、そのうちキュウリ同様手に負えなくなってしまう。甘酢漬けに佃煮 みそ漬け、薬味… 本人は大活躍なんだけどメイン料理にはならず脇役が多い。
そういえば役者さんいにも脇役だがいい味出してる人が沢山いる。いい味出してる茗荷が主役になる料理大募集!!
遅々として進まずジャングルになってしまったアスパラ畑の除草にいよいよシルバーさんが登場! 見違えるようにきれいになった。ありがとうございます!
8月25日(日)
あるドラッグストアーの無料招待日帰りバス旅行へ
お連れ様の分は負担ということで、おひさまを道連れにその招待バス旅行に参加した。
はじめに送られてきたパンフレットが見あたらないので、分かっているのは日光にある世界遺産のお寺の見学と何処かの問屋見学。
出発間近に送られてきたのは、集合場所と集合時間が書かれたはがき1枚。帰りの時間も不明。「ホントに大丈夫なのか?」朝6時過ぎ、家族の心配をよそにsorajijiさんから集合場所の津南駅前に送ってもらう。
受付を済ませ、定刻より約10分遅れでバスは出発。バスの中ではじめて帰りの時刻は18時半頃になると知らされる。私にとっては山の会で募集登山に出かけるとき以外、このようなバスの旅は数年ぶり、招待旅行などという知らない人達が集まっての旅行は初めて。おひさまにとっては生まれて初めてのバス旅行だ。
関越自動車道、北関東自動車道いくつかのSA、道の駅を通って一路日光へ…と思いきや最初に着いたのは、茨城県のナントカいう毛皮の縫製工場。ムートンの毛皮がいかに体に良いかなど長い講釈を聞き(私は半分眠っていた)案内されたところが販売場所。大物から小物までたくさんのムートン製品が。なるほど、こういうことだったのね。
興味がなかったのでおひさまと早々外に出てバスを待つ。やがて出てきた人の手には、お気に入りのものがあったのかそれぞれ紙袋が…
それから1時間以上バスに揺られ13時半、ようやくお目当ての日光へ到着。
昼食後向かったのは今日見学予定の世界遺産輪王寺。しかし、平成の大改修ということで本堂はほとんど解体状態、周りはプレハブで覆われ、正面は実物大の絵が描かれていた。
ありがたいお話をたくさん聞かされ、団体さんだけの大サービスと言われ、9年ぶりの御開帳という伝説の秘仏・鎮将夜叉尊のお守りを買う。工事現場のような中を案内され、ありがたい仏像をいろいろ見て廻り、その都度賽銭をあげてお参りをしなければならないので家族の守り本尊だという仏像だけ拝んできた。 やく1時間半程の見学、どうせなら東照宮にも行きたかったがこれで世界遺産見学はおしまい。途中漬物屋さんに寄って帰途に就く。
津南に着いたのは到着予定時間を大幅に過ぎて19時45分。こうして13時間に及ぶ不思議なバスの旅は終わった。
プレハブに覆われた本堂。
お疲れ様でした!