1月31日(金)
睦月も今日で終わり、明日から如月だ。一年のうちの12の1が終わったわけだが比較的穏やかな1か月だった。こんな調子でこれからも過ぎてくれるとありがたいけれどそうもいかないだろう。
今日は、これから春先にかけてどこの家庭でも食卓にのる「煮菜」を作った。秋に漬けた野沢菜が、漬かり込んでしょっぱくなったり酸っぱくなったりしたものを塩抜きして煮込むのだが、この煮菜 意外と奥が深い。塩の抜き加減や使う調味料で色々な味が楽しめる。漬物と同じでそれぞれの家庭の味があるのだ。
煮込み料理はすべて薪ストーブの上。
我が家のおばあちゃんの味は、たっぷりの油でいためてにんにくを入れて煮込むこってり味だった。sorajijiさんも息子たちもこの味が大好きで「煮菜」の季節になるとおばあちゃんの煮菜の話になる。
私はダシで煮込んで油もにんにくもないものが好きなのだが、家族の好みに合わせて最近は少し油を入れる。おばあちゃんの味にも、自分の味にもなれない複雑な味。やはり奥が深い。
今日は昆布と煮干しをダシにしてみた。
もう一品はやはりこれからの季節に食卓にのる「切り干し大根の煮物」これも組み合わせる食材と味付けの仕方で奥が深いものになる。