9月19日(土)
大地の芸術祭が終わって一週間
そしてこの地域の集落のおまつりも大方終了し、里山は稲刈りの季節を迎えた。大地の芸術祭でボランティアとして携わっていた人たちもまた次のステップへと始動していることだろう。子へび隊として活躍していた若者たちは自分の生活に戻って行ったのだろうか。同じボランティアでも私が注目したいのは、会期中お茶の接待をしたり心を込めて来場者のおもてなしをしてくれていた地域の住民の方々だ。
一夏の喧騒が過ぎ去り、きっと日常の生活を何事もなかったように営んでいるんだろうな…
ある古民家の会場を訪れた時、偶然知っている方が受付をされていて築200年近いその家の説明をされていた。「この夏はずっとこのお仕事ですか」と尋ねたら「仕事じゃありません、ボランティアですよ。そうしなければ回っていきませんからね(運営が)」
「成功裏に終わった」と主催者は喜んでいるけれど大地の芸術祭はきっとこんな方々の働きで成り立っているのだろう。
そして、日本全国からやって来た人達(観光客)は何を感じて帰って行ったのだろう。
そんなお祭り騒ぎが終わり「ちょこっと」のお店を出している商業施設も心なしか客足が少なくなってきているような…それに比例してお店の客足も…開店休業状態の日も出てきている。お店に麵を卸している麵工房の人が「今の時期はどこもそうなんですよ、もう少しの辛抱ですよ」と励ましてくれるけど…。おばちゃん食堂も踏ん張り時をむかえている。
今のところ一番の人気メニュー「おにぎりプレート」