9月13日(日)
50日間にわたって開催された「大地の芸術祭」が閉会された。
お店がお休みで農作業が出来ない時、時間を見つけてはおひさまや孫と一緒に見て回ったが、9つもあるエリアは広くてとてもまわりきれるものではない。ガイドブックを見ながら興味のあるものや今回新しく設置された作品を中心に回った。
ゆっくり時間が取れなかったので駆け足巡り…
山間地に行くと、廃校や空き家を利用した芸術作品が多く、新築されて20数年しか経っていないまだきれいな学校が児童数の減少により閉校となり芸術作品としてよみがえったり、宿泊施設やレストランとして利用されている所が多かった。
かつてここには子供たちの元気に活動する姿があり、賑やかな子供の声が響き渡っていたのに…と思うとなんだか切なくなってきた。
子どもたちが居なくなっても学校は空っぽにならないと、絵本美術館となった学校。最後の子供たちをモチーフにしてたくさんのお化けや動物が登場する空間絵本となっている。今年は夢を食べるおばけ「テトラトト」が登場していた。
曲がりくねった狭い山道を行きどん詰まりにあった集落は集落全体がアートになっていた。
数十年前に閉校になった小学校。確か児童数が3名くらいだったと思う。
集落に住んでいる人の数だけ旗がついているバルーン。
一人一人に好きな色を選ばせたのだという。旗の数は15枚。 1年後に手紙が届くポストが設置されていた。