6月16日(月)
一日一日がとても慌ただしく、一週間が過ぎるのがすごく早い。あっという間の月曜日
朝、昨日蒔いた「忌避剤」の効果を期待しながら畑に向かう。しかしながら畑には新しい足跡が…土も新たに掘り返されている。「やっぱり効果は無かったのか」ちょっとがっかり。やはり最後の手段はネットを張り巡らさなければならないのか。
動物たちも生きるのに必死なんだろうけど、私たちも大切な作物を守らなければならない。
これから夏に向かいいろいろな作物が出来るけど、野生動物との知恵比べだ。消毒をしていないキャベツは早くも青虫君たちの棲家になっている。
安心安全な野菜つくりはうまくいかないことも多い…けれど、昨日はこんな出来事があった。
いつものように午後の収穫に向っていると、山仲間から突然のTEL。先日依頼を受けて発送したわが家のアスパラを食べた人が、アスパラ畑を見に来たいといって今日これから東京からやって来るので畑を見せてやってほしい…と。
山で知り合ったというその方に、我が家のアスパラをお届けしたことがきっかけで生まれた不思議なご縁。雑草だらけの我が家の畑で収穫体験をしていただいたがとても喜んでくださり、来年はお孫さんを連れてまた来たいと言ってくださった。
おいしい野菜や果物を食べた時「おいしい!」と思い、それが取れた畑に行ってみたいと思うことはあっても、それを実行するという事にはなかなかつながらないものだけれど、その方の行動力にはこちらの方が感動してしまった。
でも生産者にとってはとってもうれしい出来事でした。