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ソノターネット2

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欧米75日目 プレゼン終了

2007-11-16 12:02:58 | 欧米
 僕を不眠に陥れたプレゼンくんがついに終わりました。
 質問が出たときどうしようかと思いましたが周りの人が助け舟を出してくれたりして、なんとか無事に終了しました。

 長い間の便秘が解消したようなものです。あーすっきり。

 すっきりがてらに会社の廊下で$10拾ってしまいました。ガードマンに「これ拾ったんだけど」と言ったら「じゃあもらっとけば?」と言われたのでうっしっしです。お昼ごはんも僕がカード他の人現金で払ったので本日約$30ゲトできました。これだけあれば余裕だろう。

 英語の先生にも報告してお礼を言いました。それで明日からの最終旅行でボストン空港に駐車するの高くて、と言ったらシャトルバスがあるよと資料をくれました。ボストン空港2泊3日で$75くらいだったのですが、その資料によると$35でした。これは大きい。しかしいま調べてみたところ値上がりしていて今は$55でした。バスは1時間に1本とかしかないようで、欧米の運行時間はあてにならないことは体にしみこんでいるので気前良くプラス$20を払って空港駐車場を使うことにします。

 ジョージア州はいま水不足だ、ということでペットボトルの水を買って、持って行こうとしたのですが、先ほど電話をしたところそれはアトランタあたりの話で、行こうとしているサバンナは関係無いと言われました。もう買っちゃったよ。

 さて。今日で最後の洗濯です。その間に明日からの荷物準備して今日は早く寝ます。
 というか起きてられない。

欧米74日目 明日欧米語でプレゼン

2007-11-15 16:56:08 | 欧米
 例によって眠れませんが
 もう一回練習したら寝よっと。
 結局最後の「さんきゅーべりまっち」以外覚えることはできませんでした。

 明日さえ乗り切ってしまえば後は本国依頼の試験をやっつけてオールオーバーです。頑張れオレ。日本に帰ってから日本の会社で改良したいシステム的なことの準備をしたかったけど時間がありませんでした。時間というか心を振り向ける余裕が無かったというべきか。


 さて、今月に入って食材や現金の在庫調整を始めていたのですが早く始めすぎて、現金が$12くらい、冷凍野菜もあと一食分あるか無いかくらいになってしまいました。
 そんなわけで今月に入ってチップ代をけちるためにベッドメイクも一切してもらわず。まぁうっかり最初の方毎日やってもらってて、あんまり意味ないよなと思って少しずつ間隔をあけていたのですが。
 残っていた米もみんな炊いてしまい会社でのお弁当用に冷凍しました。なんちゃって炊飯器はこちらの親戚が欲しいそうなので週末に持っていきます。
 しかし野菜が無いのはどうしようもないので明日もう一度買物に行くようです。
 さすがに洗濯洗剤は使いきれ無さそうですがそ、日本からの派遣者はいつも同じ机をあてがわれるようなので、このあたりの暮らしの便利マップと一緒に会社の机の引き出しに入れておこうと思います。
 それ以外のもので余って捨てていくようなモッタイナイことはしなくても済みそうです。
 っていうか何かが足りなくて困る予感が

欧米72日目 ヤツがいない

2007-11-13 12:39:47 | 欧米
 「一緒に来ている日本人」のような漠然とした呼び方で押し通した○川くんが一足先に昨日帰国しました。その前にデジカメを貸してもらえました。○川くん土日でNYCに行ってきておそらく海外研修生史上初の伝説的な偉業を成し遂げたのですが、それは本人の許可が出たらここに書くことにします。
 仕事上で関わり合いがあったわけではないのですが、大量の欧米人の中にいると邦人の中で不思議な連帯感が生まれ、その一人がいなくなったという事実がエもイワレヌ寂しさみたいなものをかもし出します。
 当の○川くんはこれから大量の日本人にまみれてこの特殊な環境にいた感覚を忘れてしまうのだなと思ったらまたエもイワレヌ感じがしました。最近ゲイ疑惑が浮上していますが決してそういうことではありません。

 さて。長いことの懸案事項であったプレゼン資料もとりあえず完成しました。この土日で出会った自分の英語スキルを思い知らされた事件によりあるプレゼン対策の作戦も考え出しました。こちらに来て、困難な状況にいることに快感を覚え、またその状況を打破したときにさらなる快感を得るのがクセになってきたみたいです。土曜日もNorth Stationで2時間待ちとわかったときにその状況を楽しんでいる自分に気づきました。最近M疑惑が浮上していますが、それはあながち間違っていないと思います。


 ・・・というような話を、英会話のレッスンの中でします(ゲイやらMやらの話はしませんけど)。先生と話をしていると、面白おかしく話したいという欲が出てきます。また、先生も笑いどころを聞き逃さないように全神経を集中して聞いています。ただ「あめーじんぐ」やら「ふぁにー」やら言っているだけではなくなかなか難しい商売だなぁと思いました。
 日曜日のダンキンドーナツのコーヒーorクラムチャウダー事件を話したところ、クリームand/orシュガーって聞かれたんだよと教えてくれました。あぁなるほど。
 帰ったらTOEICの点数上がるだろうね、と言われたのですが「テストは文法的なところが大事だと思うけど、こっちに来て聞き取れた単語で意味を推測して、喋るときも思いついた単語を片っ端から並べてるだけだから文法とか前置詞とか気にしてないし」と言ったら「あーそれなら本を読むことね」と教えてくれました。

 そういえばこちらに来てすぐ本をくれたのにわからない単語が多すぎて読んでいませんでした。大きな後悔。今からでは遅すぎるけどでもやらないよりは良いだろう。読み始めよう。

欧米71日目 お土産お買物

2007-11-12 11:18:06 | 欧米
 昨日の記事を見たら充分に長いですね。書いたあと、何日かに分けて投稿するしか無さそうです。

 さて、今日は最後の普通の週末。「職場のお土産」「サッカーチームへのお土産」というくくりのお土産を買いそびれていました。ぐっと来るような個別包装のお菓子がなかなか見つからなくて。
 それで、ずっと話だけ聞いていたSolomon Pondというなんだか格好良い名前のモールに出かけました。が、確かにでかいのですがおしゃれさん専用みたいで僕が欲しいようなものは売っていませんでした。
 それで、Wrenthamに行きました。が、サンクスギビングの前だからかハイウェイの中まで続く大渋滞。こりゃダメだ。と引き返した途中で、前から気になっていたモールを発見。行きました。

 しかしここも駐車場が混んでてしかもだだっぴろくて、結局お土産はモールの中にあったWALMARTで超日常的なお菓子を買ってしまいました。みなさんどうもすいません。
 最近、WALMARTからgOS搭載のgPCが$199で発売されたと知ったので見てみたかったのですが、通販でも売り切れまくりの人気商品のようで見ることはできませんでした。年内には$299でノートPCも?との噂です。動画もメールもネット上の昨今、こういう考え方のパソコンは非常に現実的です。Vista不要。


 買物を終えておなかがすいたのでどこで食べようかなぁとお店を探しました。明日で帰国の同行日本人から「ダンキンドーナツ。私が行っててつるきちさんが行ってないところがあるって珍しいですね」と言われていたのでダンキンドーナツに行くことに決定。
 で、行ってみました。またもや発注方法がわかりません。なんだかセットみたいなのがあるようなので「なんばー5ぷりーず」と言いました。すると、
「こーひー?」と聞かれたので本当はコーヒーじゃない方が良かったのですが「いえす」と答えました。次に
「くらむちゃうだー?」と聞かれたので、そっちの方が良いやと思って「いえす」と答えました。
 そのあとなんだか聞かれてわからなくて何度も聞き返したところ「これ?」と言われました。はさむパンは「くろわっさん」でいいか?と聞いていたようです。最終的に「あーくろわっさんって言ってたんだ」とわかったのですがもう発音忘れてしまいました。残念。

 受け取って見てみたら飲み物がどうもコーヒーっぽい入れ物に入っています。飲んでみたところ、まるっきりコーヒーでした。どうやらクラムチャウダーではなくてクリーム入れる?みたいに聞いていたのだと思われます。
 カフェインのせいかちょっと飲んだら頭が痛くなってきたので捨ててしまいました

 プレゼン資料は英文無しでしゃべりで頑張ってみようというつもりで作ったのですがこの調子だと「何言ってるかわかんねーよ」と言われそうです。困った。

欧米70日目 通勤電車再び

2007-11-11 13:35:06 | 欧米
 来週はお出かけなので、近場で過ごす最後の週末です。かねて予定していたハロウィーン後のセーラムと、ボストンの行き損ねていた場所のおさらいです。

 と、いつものようにつらつらと書いていたのですが、日本にいる先輩が「最近長くて読む気がしない」と言っているという噂が舞い込んで来ました。
 要点をまとめずできごとをだらだら書くのが好きなのですが、今回は「通勤電車」と「欧米人との絡み」に絞って書いてみます(それでも長くなるんだろうけど)。

 まず地下鉄レッドラインのAlewifeという駅を目指します。大きな駐車場があり1日$5で停められます。レッドラインに乗りPorter Squareへ。そこでコミューターレイルに乗り換えです。
 英語の先生から休日は便数が少ないと思うからスケジュールを調べた方が良いと言われていて、前日に調べたらそこそこの本数があったので気にしていなかったのですが・・・前日に見たのは平日のスケジュールでした。残念。45分ほど待ち時間が発生してしまったので壽屋のある建物に行ってお昼ごあんを食べて時間を潰しました。来週親戚んちに行くときの手土産買おうと思っていたのに忘れた!

 それからおんぼろ列車に乗って通勤電車の北側のターミナルであるNorth Stationへ。そこからSalemへ行くにはRockport行きに乗れば良いはずだけど・・・2時間待ち。まじかよ。
 駅構内をうろうろして発見した壁貼りの時刻表により"Newburyport"行きでも行けるようで、30分待ちで行けることがわかりました。しかし持っている「地球の歩き方」に"Newburyport"という駅が見つからなかったのがやや不安点でした(伏線)。

 少しぶらぶらするべーと売店に行き、コーラとポテトチップとクレジットカードを差し出したところ、店員が何かを聞いてきました。何を言っているのかさっぱりわかりません。経験上、この局面では金額が少ないと使えないと言われたことがありますが、そういう言い切り口調ではなく、何かを聞いてきているようでした。聞き返したのですがやっぱりわかりません。
 そうしたら隣にいた店員が「クレジットorデビット?」と聞きました。あぁなるほど。

 そんなこんなで電車が来たので乗り込みました。座って出発を待っているとやたらたばこくさいおじさんが乗り込んで来て、何を言っているのかわかりませんでしたがここ座って良い?荷物置いて良い?邪魔じゃない?みたいなことを言っているようでした。最近、いつも"Yes"だとつまらないので"OK"とか"All right!"とか言うようにしています。
 電車が走り出したらおじさんがガムをくれました。
 おじさんはやたら落ち着きがなく、はす向かいのお兄さんの隣に置いてあった新聞を「それキミの?」「いや」「ちょっと取って」みたいな会話をして取ってもらって読んだかと思うとすぐ「さんきゅ」と言って返したり、僕の隣の席に足を伸ばして「じゃまじゃない?」みたいなことを言ったかと思うとすぐ足をそろえて座ったり。
 なんか怪しい気がしたのと何を言っているのかわからず話しかけられてもアレなので目をあわさないようにしていました。

 いくつか駅を過ぎたところで「次はCentral Square」みたいに言っている気がしました。地球の歩き方によると次はLynnという駅でなければなりません。これは大変。上に書いた伏線のように違う電車にのってしまったのでは、と心配に。
 やむをえずおじさんに地球の歩き方の路線図を見せながら「ここどこ?」と聞いたら「ん?Concordに行きたいの?」みたいなことを言い始めました。まるで別方面です。「まじで?セーラムに行きたいんだけど」「ん?あーいまここ。あと2駅」「さんきゅー」なんだよー脅かせやがって。
 いま調べてみたら、(1)地球の歩き方の路線図はRockportまでだけどその先があるらしいこと、(2)同じく路線図にLynnと書いてあるけど正式名称は"Central Square Lynn"であること、がわかりました。

 そんなこんなで無事Salemについて、"Thank you,Have a nice day!"と行っておりました。少ーしボキャブラリが増えてきました。


 。魔女博物館目指して歩きます。しかし寒い。前回来たときのバカ騒ぎとは打って変わって閑古鳥鳴きまくりのさびしい街になっていました。少し安心しました。魔女博物館もがらがら。入場料$7.5。入れ替え制で案内された先に入るとベンチがあり、そこで座って待っていると、周囲の壁にはめこまれている人形がストーリー展開とともに順次照らし出され、ストーリーはテープでスピーカーから流れるというものでした。これが延々20分。何言ってるかわからないし。前回来たあとに歴史的背景は散々調べたのでだいたいこんなことを言ってるんだろうなぁと推測しながら聞きました。

 さて。Salem制覇は意外とあっさり終わってしまいました。その後モールに行ってみたもののハロウィーン後の超割引セールはもうとっくに終わってしまったのか、なんにもありませんでした。ちょうど電車の時間なのでボストン市街に戻ることにしました。滞在時間1時間弱。


 それから先日行きそびれたIMAXシアターに行きました。先日水族館でもらった割チケを出して次の時間のキップくれ、と言ったところ「Next is not ready.」みたいなことを言っているような気がしました。「Why?」と聞きました。あー欧米に来て「Why?」って初めて言ったかもしれません。でも、後ろに掲示してある時間割ではAvailableな感じで書いてあります。
 店員さん中国人のようで、僕の顔を見て試しに中国語で説明を始めましたが「そーりーあいむじゃぱにーず」。その後二人でなんとか意思の疎通に挑戦し、身振り手振りと言い換えにより、どうやら「not ready」じゃなくて「not 3D」と言っていたようであることが判明しました。
 偏光メガネをかけて見るのとそうでないのとがあるようです。せっかく来たので「じゃあ次の次のやつ」ということで液晶メガネ有り版を見ることにして、1時間半待ちになりました。

 時間つぶしにQuincy Marketに行きました。ずっと探していたRed Soxと書いてある赤い靴下を発見。しかし文字の色が灰色と黒があって黒の方が良いのですが大人用が灰色しかありません。「こっちがいいんだけどー」と言ったら「取ってくるからちょっと待ってて」と取りに行ってくれました。

 と、今までは流れに身を委ねてなるようになっていたことが多かったのですが、今日はちょっと自分の思い通りになるように話ができたと思います。英語力ではなくて単に度胸の問題だとは思いますケド。

 IMAXシアターではこのところの寝不足がたたって半分くらい寝てしまった気がします。

 そうそう、この日は地下鉄のブルーラインが工事なのか止まっていて、シャトルバスに乗り換えるよう言われました。ここで日米の大きな違いを痛感しました。

 どういう処置だったかというと、まずシャトルバスは完全無料。関係無い人がふらっと来ても乗れます。それからブルーラインの該当駅の改札が無料開放です。ボストンの地下鉄は出るときはフリーなので関係無い人がふらっと来て乗れちゃいます。
 しかし。この方法により、確かにブルーラインが止まることで困る人は誰もいません。

 でも。日本だったらきっとブルーラインに行こうとする人にシャトルバス利用券を渡して、それを見せないと乗れなかったりしそうですよね。日本人がケチとかではなくて、ひたすら根っから真面目なのだなぁと思いました。

 コミューターレイルもNorth、Southのターミナル以外は駅は全部無人駅で、基本的には車内の車掌だけがお金を回収します。車掌も始発駅の直後しか検札に来ないので、やろうと思えば無賃乗車も簡単だと思います。
 得られるはずの利益をかなり取り損ねていることは事実だと思いますが、各駅に駅員をおかなくて良いという人員削減効果や駅の施設が適当で良いといったメリットも存在します。この辺の雑なところはアメリカっていいなぁと思います。
 電車が時間通りに来ないのはイヤだけど。

欧米67日目 めんどくさ

2007-11-08 10:19:12 | 欧米
 このところ会社でもホテルでもプレゼン資料作りばっかりです。英語のレッスンのときもさすがに話題が無くなってきて「プレゼンさえ無ければ楽しい研修だったけどなぁ」「A-ha-ha」なんてな話をしていました。


 さて。以前から気づいていたのですが、また僕のカードからホテル代が引き落とされていました。めんどくさいなぁと思っていたのですが、今日機会があったのでフロントにレシートをもらいにいきました。それで見ていたら、飲んだ覚えの無いお酒とチップ≒$20やら、頼んだ覚えの無いボーイ代×4回やらが計上されていました。なんだこれ。

 フロントに突撃。

 まずカードの件は、そのときはまだカードを切り替えていなかった。もう切り替わっているの一点張りでした。その前に会社のカードで払われているんだけどなぁという難しい話ができなかったので、今後は会社のカードから払われるようなのでその1回分だけ帰ってから会社に請求すれば良いやと自己納得。

 お酒$20はミスチャージだったのでリファンドしたよ、というお知らせだったそうです。

 とどめのボーイ代ですが、フロントの人も普通に喋っているつもりなのかもしれませんがだんだんエキサイトしてきて口調が怖い。しかし会社のカードとは言えお金がかかっているのでこちらも引き下がれません。聞いたらボーイ代ではなくてクリーニング代なのだそうですが、使った覚えは無いので使ってないと主張。
 今激論を交わして帰ってきた直後なのに英語でなんていうのかわかりませんが、
「クリーニング出して無いのね?」
 と聞かれたら
「Yes,出してない」
 ではなくて
「No,出してない」
 が正解です。学校英語で習いますがいざとなるとなかなか出てこず、何回も「Yes,あいやいやNo,出してない」
 と言ったりしました。
 結局、明日担当者に確認してみるので僕は何もしなくて良いということになりました。

 うーん、しかし、10分くらい激論してきたのに英語でなんていうのかまったく想像できないのがすごい。今日本語書いてて脳みそが日本語になっているからかもしれませんが。
 もうちょい楽に研修したいなぁ。

欧米65日目 大パーティ

2007-11-06 15:54:28 | 欧米
帰国前プレゼン資料作成中ですが、そもそもプレゼンというものをやったことが無く大苦戦中です。寝不足になってましたが今日の英語のレッスンでまったくもって聞き取り能力が低下してしまっていたので今日はコレ書いてすぐ寝ることにします。

 さて。同行日本人が今週で最後、ということで、こちらの日本人社員の方がじゃあ最後になんかやろうと企画を立ててくれました。

 まずはボストンにあるニューイングランド水族館。会社でタダ券をゲットできたのでそれで行ってきました。どこにあるのかわからなかったのですが、出て歩いてみたらフリーダムトレイルの途中のクインシーマーケットのすぐ裏手でした。

 水族館の敷地や各水槽はあまり大きくなく、壁にぶつかったり狭いところに入り込んで抜けなくなっている魚がいたりとちょっとかわいそうなところもありましたが、久しぶりにコドモの面倒を見ないで良い状況だったので魚を見るという行為に純粋に没頭できました。
 魚の日本名はカタカナ3文字とか4文字で現されますが、英語だと単語3つ4つ組みあわさってやっと名前になるものが多かったのが印象的でした。欧米人はあんまり魚食べないからだろうなぁ。

 その後クインシーマーケットに移動してお昼ご飯。基本的にファストフードのフードコードでしたが、たまには食べたこと無いものに挑戦してみようと中華料理風のお店に行き、焼きうどんみたいなものと肉野菜炒めなどを頼みました。看板にメニューが書いてあったのですがどれがどれだかわからず、前の客の様子を見ていたら要するに欲しいものを片っ端から言っていってプラパックが満タンになったらおしまい、という流れのようでした。言葉の問題もありますが、欧米独特のお店で頼み方がわからないということが結構多いです。

 その後、ダックツアーに行きました。大戦中に使われていた水陸両用車(愛称ダック)に乗ってドライバーが面白おかしくガイドしながらボストンの街を案内し、とどめにチャールズリバーに突入するというアトラクションです。
 ガイドは頑張って聞いたのですが2%くらいしかわかりませんでした。ときどき隣に座っていた日本人社員の方から話を振られて「面白いですねー」「え?」「あの岩みたいなのベルリンの壁の一部だって」「はぁ」と言ったり。ぜんぜんわかりませんでした。同行日本人は結構わかっていたみたいです。ちぇー。

 ダックがチャールズリバーに入ると、何人かに運転させてくれます。最初は子供中心でしたが、一通り終わって「他にいないか?」と言われたので「はーい」と手を挙げて、運転させてもらいました。橋の下をくぐるという少ーしクリティカルな部分をやらせてくれました。カメラを持っていくとドライバーが写真を撮ってくれるサービス付き。あいにく僕のデジカメはクラッシュ済みだったので同行日本人のを借りました。

 そんなこんなのツアーを終え、良い頃合の時間になったので日本人社員宅へ。

 今日のボストン観光も一緒にできるかと思っていたのですが準備に時間がかかるということで奥様と息子夫人が午前中からお食事の準備をしてくれていました。総勢14人の大パーティ。

 果たして着いて見てみたら恐るべし、テーブルいっぱいのご馳走の数々。ちょっといっぱいありすぎて品目を挙げるのが困難なのですが、どれもこれも日本の味・おふくろの味でとてもおいしかったです。肉じゃがと白ご飯と炊き込みごはんとバーベキュー肉をお土産にもらって来ました。お弁当にして明日から会社でお昼で食べるつもりです。

 14人のうち4人は日本人社員の方の別な友達で、MBA取得のために留学しにきている若者たちでした。このまま日本にいてもだめだ!という志を持ってきており、鋭い質問が飛び交いました。僕はいつもの通りへらへら答えていたのであまり興味を持ってもらえず、もっぱら話は日本会社をやめて欧米に移ってきて働いている人に集中していました。
 言い方としては、人生の半分近くをだらだらと同じ会社で過ごしているわけですが、そんな日々を送っている身にはこういうぎらぎらした若者と接するのは良い刺激になりました。

 英語もっともっとできるようになってこっちに移住しちゃおうかな野望がincrease中です。

欧米61日目 英語の再考

2007-11-03 14:31:05 | 欧米
 明日は豪雨らしいのでホテルにこもってプレゼン資料を進めよう!と思ったのですが昼食になりそうなものが無いので買いにいかないと。こちらにいる間いろんなところに行っていますが、ネはものすごい出不精なのです。

 さて、そんなわけでこのところ実務から離れてオベンキョーな毎日なのですが、今日ふと思いました。
「あなたがやってくれた」(positive)
「お前がやった」(negative)
 ものすごいニュアンスが違います。でももしかしたらこれ両方とも「You did.」じゃね?と思いました。

 英会話レッスン中の会話でときどきこの「やってくれた」が頭に浮かんで言葉が詰まることがあったのです。上記二者をエキサイト翻訳で調べてみたらやっぱり「You did.」でした。
 もしかすると
「Please give me XX」→「どうぞ私にください」
「Could you please give me XX?」→「私にくれることができましたか?」
 みたいなファミレス敬語的な言い回しがあるのかもしれません。

 ただ、いまだにtakeとbringの違いや、give&takeのどっちがgiveでどっちがtakeだかわからないとか、manyとmuchの区別がつかないのでa lot ofで押し通していたとか、のレベルなので、おそらく今の僕から部分的に少々丁寧な言葉で話をされたところでそれ以外のワケワカンネー英語に埋もれてしまうと思います。

 プレゼン資料に「a lot of」と書いて英語の先生に「manyとmuchがわからないので生まれてこのかたa lot ofしか使ったことない」と言ったら「確かにそうだけどインフォーマルなのでエライ人がいるなら不向き」と言われました。
 a lot of=インフォーマルということはたぶん日本語で言うと「すんげーいっぱい」みたいな意味なんだろうな、と解釈。じゃあ覚えなきゃと思ったらわりとすんなり心に染み入りました。

 seeとlookとwatchの違いも学校の英語の授業なんかでやったと思うのですが、いまだにさっぱりわかりません。全部lookで押し通していますがときどき「はぁ?」という顔をされるのできっと意味が大きく違うのだと思います。

 あとみんなが「Exactly」と言っててカッコイイなと思って使ってみたくてプレゼン資料に書きまくったら片っ端から消されてしまったり。

 ・・・と、いろんな言葉を覚えたり覚えてなかったりの背景にそれぞれエピソードがあるのですが、伝わるか伝わらないかという非常にわかりやすい採点機(しかも容赦無い)に囲まれて過ごすのは、英会話の勉強にすごく近道です。すごく高いけど。
 日本ではずっと通信教育で独学でしたが、やっぱり人間相手に勝るものはありません。できたら、先生業じゃないネイティブを捕まえられればベスト。

 ただ、対外人直接対決能力&度胸は少しずつ上がってきている気はするのですが、逆にメールだと文法無視の言葉数で勝負というわけにもいかず辞書調べまくったりして5行のメールに30分かかったりすることもしばしば。
 こんなんで帰国後TOEIC受けて点数上がってるのかなぁ。

欧米60日目 ちょっとそわそわ

2007-11-02 11:36:40 | 欧米
今日、日本会社からの出張者が来て、送り迎えと夕飯の案内よろしくーと言われたので慣れた手つきで左ハンドルの車を運転し、日本人御用達のお店に連れて行って夕飯を食べました。
 来た当初にも連れてきてもらったお店なのですが、そのときは欧米の様子がさっぱりわからずにただ物体を口から体内に流し込んでいただけだったよなぁとなんだかんだで慣れている自分に気づきました。

 さて、元来キカイモノが好きなのですが、先日行った出張先でアップルストアに寄ったとき以来「日本に帰ったら買いたいもの」が怒涛のごとくわいてきています。忘れないように書いておきます(本当は忘れた方がお財布にはやさしいんでしょうけどね)。
1)パソコン マックミニが小さくて良い感じ
2)携帯機種変更(W53CA赤)
3)OutRun2。テレビゲーム。プレステ2は持っているのでそちらでも良いけどXbox版もあるようなのでソフトが安く買えたら・・・
4)Xbox360

 OutRun2やアフターバーナークライマックスを見るにつけ、ポリゴンガシガシで現代実現しているゲームを20年近く前にスプライトだけでやってのけたアイデア・技術・物量の力はやはりすごい。

 ・・・と、もっといっぱいあるような気がしていましたがこんなものかぁ。欲しいものがたくさんあるんじゃなくて早く帰りたいだけだったりして

 しかし、今日の日本からの出張者からの情報「つるきちさんの上司が12月以降のプロジェクトの担当者を片っ端からつるきちさんにしてたよ」うーん帰りたいような帰りたくないような。

欧米60日目 ハロウィ~ン

2007-11-01 13:59:41 | 欧米
 こちらに来て最初の一ヶ月はどうなることやらと思っていましたがその後の一ヶ月はカーナビの到着とともにはじけまくり、そして11月に入っていよいよ残り3週間になりました。近くのスーパーで12本入りのカフェインフリーゼロカロリーペプシが2箱で$5というのを間違って買ってしまいましたが、一日一本では飲みきれないところまで来た、ということです。

 人間不思議なものでゴールが見えてくると心境が変わってきます。きっとマラソン選手もそんな感じなのではないかと思います。ちょっと気分がそわそわしてきてはいますがやり残しのないよう過ごしたいと思います。

 さて、10/31はハロウィーンです。いまだにハロウィーンってなんだかわからないのですが、挨拶は「ハッピーハロウィーン」なんだそうです。英語の先生に言われてぽかーんとして「ハッピーハロウィーン?」と聞いたら「サンキュー」と言われました。ハッピーニューイヤーのようにとりあえず言っておけば良いみたいです。

 会社で、仕事真っ最中の午後2時から食堂でハロウィーンコンテストがありました。みんな様々なコスチュームを着て、なぜかこの会社で流行っているフラフープのタイムを競うというものです。最初の頃にやった人が場の空気を読まず40分くらいやり続けたのでコンテストにならず、みんな帰ってしまいましたが。
 この辺の、仕事の真っ最中にマネージャーの人たちも含めて集まって興じる公私の感覚はいまだにうまく解釈できていません。ずっとレポート書きで人と喋っていなかったのでしばらくいて、少し話をしました。

 会社が終わって、こちらの日本人社員の方の家に呼んでもらってのハロウィーンパーティがありました。この日は夜になると子供たちが様々な仮装をして近所中の家を周ってベルを鳴らし、ドアが開いたら「Trick or Treat?」(お菓子くれないといたずらするぞ)と言い、家の人は「Happy Halloween」と言ってお菓子の入った入れ物を差し出すと子供たちは「Thank you」と言ってお菓子を引っつかんで去っていく、という儀式です。
 6時くらいから夜の10時くらいまで延々子供たちが来て、お菓子は100個くらいでは足りないそうです。

 「めんどくさいからどっかに子供集めて、近所中の家からせーのでお菓子あげちゃった方が早いんじゃね?」と言ったのですがそういうものでも無いようです。
 要するに日本で言う節分の鬼役が子供たちで、豆がお菓子なんでしょうか。

 先週鉄砲撃ちに連れて行ってもらった欧米人の家では奥さんが中国人であることもありハロウィーンはやらないそうなのですが、来る子供たちにお菓子をあげないと窓ガラスに生卵をぶつけられるのでお菓子は準備すると言っていました。

 日本人社員の方と、その子供たちと一緒にお菓子もらいに周りました。カボチャを飾っているだけでなく、煙を出したりスピーカーを隠しておいて家の中から喋って脅かしたり恐竜の張りぼてを作ったりと凝ってる家もありました。

 しかしたった1日のためにこんなに全力を注ぐのってすごいなぁ。

 明日以降(一部今日から)、ハロウィーングッズは大暴落を始めます。しかしそれを知らずに職場のお土産にハロウィーンチョコを買ってしまいました。失敗した(いや、ほんとだってば)。


 結局デジカメを買う度胸が出ず、それで携帯のカメラでハロウィーンの様子を撮ろうとしたのですが、ズームもフラッシュも無いのでまともな写真が撮れず、とどめにいまminiSDカードアダプタが無いのでパソコンに移せません。
 うーん、どうしよう買っちゃおうかなぁ。

 買えない理由は値付け方法にあります。
 日本だと\29,800ですが、こちらでも同様に$298なんです。原価とかそういうものもあるんだと思いますが、基本的に売値はまず消費者魂をくすぐる価格ありき、なのです。$1=\100なら日本と同じ値段なのですが、いま$1=\115くらいなので、日本で買った方が安いということになります。
 同様に、$1ショップがいくつかあるのですが、\100ショップの方が安いので入っては見るもののどうしても買えません。