熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

初めての海外異文化体験を終えて長女帰国

2011年04月05日 07時34分56秒 | プライベート
4月2日(土)。

長女が無事、ニュージーランドのオークランドから帰ってきた

妻と成田まで迎えに行ったが、ゲートから出てきた時には、たった2週間足らずだったのに

ちょっとじーんとした(親ばかだ)

(出てきたとたん、嫌がる長女を無理やり抱きしめた。笑)

何よりも笑顔で、元気で帰ってきてくれたこと。

これが嬉しく、ほっとした

、、、

帰りの車内ではずっとNZライフの話。

よほど楽しかったのだろう。

話を聴くと、運良く、ホストファミリーや現地パートナーの学生に恵まれたようだ。

とはいっても、ホストファミリーにも、パートナーにも、大いに迷惑をかけたと思う。

心から感謝したい

、、、

すでに入学式を終えたが、長女は今年から高校生。

高校に入る前に、初めて海外で異文化体験を積んだことになる。

そして、その初めての体験が、親譲りの強運(?)で最高の経験になったとのこと

(実は他の子たちの話を聴くと、ホストファミリーやパートナーに恵まれなかったとの

声も聞いた。)

ただ良いことばかりではなかったようだ。

長女は、racist(人種差別主義者)という言葉を覚えてきた。

何人かそういう人とも出会い、少々嫌な経験もしたようだ。

でも、楽しいことばかりじゃなく、世の中には残念ながらこういった人たちもいる、ということ

を認識することは実は貴重な経験だったと思う。

こういったことも大いに成長の糧にして欲しい。

心からそう願う。

、、、

この話を聴いて、長女にこんな話をした。

人は皆、自分とは違う。

その違いを受け入れる。

違いを受け入れられる人になって欲しい。

これが大人への第一歩だと思うからだ。

それが近所や、身近な関係だけではなく、海を越えて、国も民族も越える。

まさに言葉通り、異なる文化に肌で触れることは、子供の成長にとってとても大きな意味を

持つと思う。

大きな心で、様々な違いを受け入れられる大人になって欲しい。

大きな心、度量を持つ人間に育って欲しい。

そう願ってやまない。

、、、

逆に、こういった成長がない人は、他人が自分の意のままにならないと大きなストレスを

感じてしまう。

幼い子供を観察すれば、この極めて自明な理がわかると思う。

そして大事なことだが、

違いを認識した上で、

共通項を探し、共感する。

少なくとも、

共感する努力をする。

今回の旅がちょっとでも、それを感じる旅になったのなら、親として嬉しい限りである。

、、、

さあ、そんな「違い」と「同じ」がある世界で、自分は何をするか?

何をもって、世の中に貢献するか?

何をもって、自分以外の他者を幸せにするか?

高校3年間、自分のためだけじゃなく、こういうことに思いを馳せながら学んで欲しい

と思う。

、、、

長女はさっそく、もう一度、ニュージーランドに行きたいとか(住みたいとまで。笑)、

他の国にも行ってみたい!と言っている(こうなってくれて本当に嬉しい。^^)。

では、、、我が家のやんちゃ娘、次女はどこに行かせるか?

(こいつが超心配。

、、、

古いことわざはまったくもって正しいと思う

「かわいい子には旅をさせろ」

旅は人を大きく成長させるのだ。

今回の長女の旅を支えてくれたすべての人たちへの心から感謝を込めて

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2 コメント

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良いじゃないですか、親ばか (sakairi@tsukushibo)
2011-04-05 16:33:46
ご無沙汰いたしております
お嬢様のご成長に
songさんの目を細めておられる
姿が目に浮かびます。
文中のお言葉もsongさんから
伺うと重みが違うように
感じますね。
そのような方が身近におられて
光栄です。
渋プロ科一期生の卒業で
何もしてませんが2年間の成長
を見届けたような気がしました。
(ほんのちょっとですが)
今年度もよろしくお願いします!
返信する
sakairi@tsukushiboさん、ありがとうございます(^^) (song20)
2011-04-06 07:57:17
sakairi@tsukushiboさん、コメントありがとうございます!

はい、本当に親ばかです(笑)。
妻には、「一方通行よ、自覚して」と言われますが、それでもまったく動じず、親ばかしています
接する時間はおそらく普通の親の何十分の一ですから(苦笑)。

さて、
おかげさまで、シブプロの学生たちは皆、立派に成長し、社会に巣立って行きました。
今後の活躍が楽しみでなりません

こちらこそ、今年度もどうぞよろしくお願いいたします

ありがとうございました
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