ちょっと日があいてしまった。最近酒席が多くて勤務時間内に記事を書かない
ことにしている小生としては、書くタイミングを逸してしまっていた。
で久々に書くし、今日はちょっと真面目な話題。
というか、恐ろしい数字の統計を見たので紹介しよう。
図は良く言われる出生数と出生率の推移。
一目瞭然で恐ろしい勢いで、少子化が進んでいる。
これは良く目にした人も多いだろう。
学校業界においても、当然少子化時代に対応した教育や経営の必要性が叫ばれ
て久しい。
もうすでに実質的には大学全入時代を迎えている。
この短期的な少子化問題については他日を期すことにして、超長期的視点から見た
統計について紹介しよう。
、、、
図にあるように、日本はすでにピーク時の1/3以下まで出生率が落ち込んで
いる。
でも、びっくりしたのは、
2005年11月15日の日本経済新聞の記事
そこでの「ゼミナール 少子化と総合国力①」によると、、、
現在の出世率1.29のような低水準が続くと仮定して将来人口を推計して
いる。
な、なんと!
現在1億3千万人弱いる日本の人口は、500年後にわずか10万人になってしまう
という!(これは縄文時代の人口水準とのこと)
えっーーーーー!縄文時代と同じ?たった500年で10万人???
と電車の中でこの記事を読んで、声を上げそうなくらい驚いた!
10万人って小さな地方都市よりも少ない人口じゃないか!?
ホント、驚きませんか?
、、、
「まあそんな先のことなんて」とおっしゃるなかれ。
45年後の2050年には、8960万人、2100年には4190万人になって
しまうとのこと!
95年後であっても人口は1/3!
単純なことだが、そうか、いよいよ少子化問題を何とかしないと、こんなに国力
が落ちてしまうんだ、と思った。
2050年は僕の娘たちの世代(小生も生きていれば83歳)、2100年は
少なくとも孫たちの世代(小生生きていれば133歳)だ。
こう考えると、他人事とは思えないであろう。
小生よりも若い人たちにはさらに身近な問題ではないだろうか?
、、、
ライフスタイルの変化、価値観の多様化、「日本の経済社会の構造が時代の流れ
に合わなくなっていること」(同上記事)など、様々な理由が考えられるが、い
ずれにせよ深刻で重要な問題であることには間違いない。
当然だが、二つしか選択肢はない。
少子化を食い止めるために抜本的な対策を真剣に施すか、それとも人口は少なく
ともキラリと光る国を目指すか。
例えば、以前このブログの最初の方の記事で紹介したスウェーデンのような北欧
の福祉国家のように(10月1日の日記)。
(スウェーデン約9百万人、ノルウェー約4百万人、デンマーク約5百万人の
人口だとか)
いずれにせよ、国の根幹に関わる超重要な問題、つまりどちらの道に進むにせ
よ、少しずつだが着実に我々の生活にも大きく反映される超重要問題であることは間違いない。
今回の選挙でもいくつかの政党で少子化対策が公約に掲げられていたが、政治
家の皆さん、ちゃんと真剣に考えてくれてるのかなー?
小生もこの国に住む一員として、ちゃんと考えていかなければ、、、。
ことにしている小生としては、書くタイミングを逸してしまっていた。
で久々に書くし、今日はちょっと真面目な話題。
というか、恐ろしい数字の統計を見たので紹介しよう。
図は良く言われる出生数と出生率の推移。
一目瞭然で恐ろしい勢いで、少子化が進んでいる。
これは良く目にした人も多いだろう。
学校業界においても、当然少子化時代に対応した教育や経営の必要性が叫ばれ
て久しい。
もうすでに実質的には大学全入時代を迎えている。
この短期的な少子化問題については他日を期すことにして、超長期的視点から見た
統計について紹介しよう。
、、、
図にあるように、日本はすでにピーク時の1/3以下まで出生率が落ち込んで
いる。
でも、びっくりしたのは、
2005年11月15日の日本経済新聞の記事
そこでの「ゼミナール 少子化と総合国力①」によると、、、
現在の出世率1.29のような低水準が続くと仮定して将来人口を推計して
いる。
な、なんと!
現在1億3千万人弱いる日本の人口は、500年後にわずか10万人になってしまう
という!(これは縄文時代の人口水準とのこと)
えっーーーーー!縄文時代と同じ?たった500年で10万人???
と電車の中でこの記事を読んで、声を上げそうなくらい驚いた!
10万人って小さな地方都市よりも少ない人口じゃないか!?
ホント、驚きませんか?
、、、
「まあそんな先のことなんて」とおっしゃるなかれ。
45年後の2050年には、8960万人、2100年には4190万人になって
しまうとのこと!
95年後であっても人口は1/3!
単純なことだが、そうか、いよいよ少子化問題を何とかしないと、こんなに国力
が落ちてしまうんだ、と思った。
2050年は僕の娘たちの世代(小生も生きていれば83歳)、2100年は
少なくとも孫たちの世代(小生生きていれば133歳)だ。
こう考えると、他人事とは思えないであろう。
小生よりも若い人たちにはさらに身近な問題ではないだろうか?
、、、
ライフスタイルの変化、価値観の多様化、「日本の経済社会の構造が時代の流れ
に合わなくなっていること」(同上記事)など、様々な理由が考えられるが、い
ずれにせよ深刻で重要な問題であることには間違いない。
当然だが、二つしか選択肢はない。
少子化を食い止めるために抜本的な対策を真剣に施すか、それとも人口は少なく
ともキラリと光る国を目指すか。
例えば、以前このブログの最初の方の記事で紹介したスウェーデンのような北欧
の福祉国家のように(10月1日の日記)。
(スウェーデン約9百万人、ノルウェー約4百万人、デンマーク約5百万人の
人口だとか)
いずれにせよ、国の根幹に関わる超重要な問題、つまりどちらの道に進むにせ
よ、少しずつだが着実に我々の生活にも大きく反映される超重要問題であることは間違いない。
今回の選挙でもいくつかの政党で少子化対策が公約に掲げられていたが、政治
家の皆さん、ちゃんと真剣に考えてくれてるのかなー?
小生もこの国に住む一員として、ちゃんと考えていかなければ、、、。
ちょっと重い話題から、ユーモアも含めて気楽に書いていますので、これからも遠慮しないでコメント寄せてください(^^)。
ミスチルのライブにたとえて考えるなんてコポさんらしいですね。
とてもいいと思います。
そうやって身近なものと比較したりすることが記憶に残る最良の方法ですね。
(東京ドーム何個分の広さ、とか。これは僕はあまり実感がわかないのですが。笑)
ご実家が幼稚園を経営されているんですね。
確かあるセミナーで今幼稚園は年に100園が閉園になっていると聞きました。
少子化は着実にどの業界にも影響を与えていくはずです。
でも、いいもの、サービスを提供できればやり方次第でさらに発展することも可能、そう信じてやみません。
お互い頑張りましょう!(^^)
ありがとうございました。
初コメントさせていただきます。
難しい話と数字が絡む事は大の苦手で頭に入ってこないのですが、
少子化、身近に感じました!
だって500年後に10万人ってっっ去年行ったミスチルの横国ライブが6万人だったからライブ2回分もないじゃないですか!!
ついでにウチ幼稚園なんです(ーー;)
私は家を出る身ですけど危ないですよねぇ~・・・
頑張れ兄(跡継ぎ)!
・・・なんてノーテンキなコメントですいません。
電車もいつも混んでいるし。
でもそれは首都圏の人の多いところだけを見ているだけで、全国的には本当に深刻なんですね。
特に出張で過疎化する街を見るとそう感じます(少子化以外の要因も大きいですが)。
小学校の校内暴力の増大も実は遠因として少子化が関連しているのかなーと思うことがあります(例えば家庭での過保護とか。私も他人のことをとやかく言えない。苦笑)。
いずれにせよ、本当に大事な問題ですね。
各自がどう考え、行動し、その小さな集積で世の中が少しずつ変わる、としか今は言えません。
仕事が仕事だけに、常に状況を確認し、そして考え、行動していきたいと思います。
コメント、ありがとうございました。
私の関係するこども理科教室の生徒の皆さんは年長さんから小学5年生なんですが、こんなに子供たちがいるのに…と思ってしまいますが、地球規模、列島規模、首都圏規模でみても、深刻な問題ですね、
富士山は昔と変わらず、日本一の山なのに…
私もみなさんと同じく、この問題を考えて行きます。
公立小学校の校内暴力が急増、埼玉、大阪、神奈川は顕著、というニュースにも頭を抱えますが、少子化のテーマはもっと枠が大きな問題ですね。勉強しますね、song20さん。
うーん、と唸りながら読みました。
とても考えさせられる内容でした。
>私が選択するとしたら、後者の『キラリと光る国』でしょうね。
私もどちらかと言うと、後者を本気で目指すべきだと考えています。
やみくもな拡大から質的向上を図り、本当の幸せを考える時代であり、そして力が日本にはあると考えます。
そういう意味では、北欧は一つのモデルですね。
ただ、北欧を良しとするには、とても多くの議論と、大きな決断が必要になると思います。
おっしゃるとおり、アメリカナイズされた消費構造を抜本的に変える、そして何よりも国民全体の価値観を変える(?)作業になると思うからです。
そういう意味で教育の担う役割がとても大きいですね。
共通の価値観、哲学をどこに置くかというとても重く、でも重要な問題ですね。
>私見ですが、アメリカナイズされた経済形態>から脱却して、シラク大統領がいっていた
>『古いヨーロッパ』の知恵に学ぶべきところ>が多いような気がします。
同感です。
今の経済形態でなければ絶対に駄目だというわけではない、じゃどうする?と真摯に問いかけていくことから始めるだけでも意味があると思います。
すでにその萌芽的な議論は始まっていますね。
環境問題、年金問題をはじめ、次の代、その次の代にどんな社会が残せるか、これを一人ひとりが真剣に考える時代が来ていると痛感します。
この少子化がもたらす未来像や私案はまたブログで機会を見て書かせていただきます。
とても勉強になりました。
ありがとうございました。
少子化の影響についての具体的なコメントとてもうなずけました。
ブライダルの件数は確実に減っているんでしょうね。
すでにあらゆる業界で影響が出始めているんでしょう。
あかりさんが、言うように結婚式のスタイルも本当に変わりましたね。
少子化は単純な問題ではない、と本当で考えさせられます。
ありがとうございました。
勉強もプライベートも明るく、楽しく頑張って下さいね(^^)。
国力や国防というシリアスな問題を考える余地がないほど、抜本的な少子化対策というのは、もう手遅れ状態なのだと考えているからです。
数年前に仕事でスイスに行ったときに、現地の若者向けファッションデパート(日本の小さいデパートの1/10くらいの規模)の社長さんが、『スイスは人口約700万人の国ですから多店舗展開でチェーン化するつもりはありません。それよりも、この国に適合したビジネスモデルを考えていくべきです。』と答えていました。
700万人?とその時思いましたが、ソングさんの書かれているヨーロッパ諸国の人口もそれに近いものがありますよね。
私見ですが、アメリカナイズされた経済形態から脱却して、シラク大統領がいっていた『古いヨーロッパ』の知恵に学ぶべきところが多いような気がします。
美しい国土を守るという意味でも重要ですよね。
日中はブライダル撮影のアシスタントとアルバムの編集をしています。
私がいる会社も挙式件数がかなり減っているらしいです。
毎年毎年、件数が減っているらしくて。
既に少子化の影響がでているんじゃないんでしょうか?
挙式スタイルも昔とは変わってきてるらしいし(和装もいいですよ)、
フイルムからデジタルに移行するし。
現場にいて、これからはデジタルができないとキツいと体感しています。
フィルムの質感もスキなんですけどね。
そう言えば、私も含めて結婚してないひとばっかりでした。
冗談はさておき、でもそのくらい抜本的な決断は必要ですね。
我々の生活のあわゆる面で影響が出るはずですね。
今JRが進めている「えきなが」なんてものもそうですね。
ところでホント早く結婚の案内くださいよ(^^)。
来年には、、、?(笑)
結婚後の義務として、子供は3人以上産む。という法律を作ればどうでしょうか?
え? お前は義務を果たせないだろうって?
それは言いっこ無しで (;_;)