すごいぞ！スウェーデンのパブリックアート！

ブログって、いざ始めると何を書けばいいか、ちょっと迷う。

初心者は初心者らしく、あまり気にせず思いついたことを書いて

行こうと思う。

常に、やりながら考える。これでいいだろう。

一昨日（２９日）の話。

うちの先生がセミナーをされるということでスウェーデン大使館

に行く。

テーマは「スウェーデンの病院とアート」 。

スウェーデンの病院におけるアートの導入事例、その他にもパブ

リックスペースでの取り組み事例などが紹介された。

日本の病院との比較もとても興味深いものだった。

なかでも、The National Public Art Council という政府機関が

１９３７年に設置され（そんな昔から！）、病院を建設する場合、

建設費の最低１％がアート予算になる。ストックホルム県では２％

も。病院以外にも公共スペースでのアート作品の展示がこの委員会

を通じて推進されている。こういった多数の事例を写真で紹介。

これには本当に驚いた。

例えば、１０億円の病院を建設した場合、２０００万円も病院内の

アートに予算が割かれる！それも今から約７０年前からずっとだなん

て！！！

スウェーデンでは、確固たる哲学に基づいてこういった活動を国を挙

げて継続的に推進してきたとのこと。

あっぱれ、としか言いようがない。

日本の病院でもこういった活動で先進的な病院がいくつか紹介される。

千葉県鴨川市の亀田クリニック、広島大学病院（ここはアーティストと

コラボし、作品展を病院内で実施）など。

しかし、日本の病院は予算がないので、こういった活動が停滞気味。

今後も大きな広がりとなりそうではない。

とまあ、こんな感じの内容（本当はもっと、もっと書きたいけど長くなる

ので）、、、。


！！！


いいアイディアが！！！

さっそく内部スタッフ向けのコミュニケーションサイトに感想とアイディア

を書き、実施を呼びかける。

準備には多少時間を要するが、ぜんぜん行けそうだ！

うちの学生たちや、病院の先生、患者さんの喜ぶ顔が目に浮かぶ（＾＾）。

だからこの仕事は本当に楽しい。やめられない。

招待状をくれた先生に心から感謝！

スウェーデンにも行かなければ。