熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

ああ、愛すべき掃除の伝統

2005年10月23日 17時54分00秒 | 我思う
またまた福岡ネタは後日に譲るとして、、、。

今日も、休日出勤。そういう仕事だからしょうがない。

もう完全に慣れた(笑)。

今日は学校説明会。

(絶好の行楽日和のなか、来ていただいた方々に感謝!)

朝早く出勤し、皆で掃除(写真参照:愛すべき職員たち)。

今日はお手伝いの在校生まで率先して手伝ってくれた。

うちの学校は掃除に上下関係はない。

小生も、他の幹部もワイシャツの腕をまくって、ほうき片手に外に出て

一緒にやる。

(たまに職員に「はい、理事長」とほうきを渡されることもしばしば。)

(※ちなみにこのブログでは便宜上理事長と書いているが、実は職員たち
には「さん」付けで呼ぶことを奨励している。「さん」って呼ばれる方が
実は多い。)

看板付けたり、資料を運んだり、机の出し入れをしたり、、、。

もちろん長として優先すべき仕事がある場合は別だが、基本的には皆で一緒に

やる。

少なくともその場に居合わせて、手伝わない幹部も職員もうちにはいない。

これはずっと、伝統。先代も小生の入社時の上司たちも皆そうだった。

(初めて勤務したときには少し驚いた。でも嬉しかった。)

この伝統は本当にいいと思っている。

何より、気持ちがいい(^^)。

学校はチームワークが命。

だから現場にいる以上、幹部になっても一緒にやる。

そして掃除は仕事の基本。どの仕事でも。

そう思いませんか?

、、、

ただ掃除をめぐっては、一度だけキレたこともある。

それは福岡にいた頃。

当時も今も福岡は毎朝、学校の前や周辺を皆で掃除していた。

当番などは特にナシ。出勤した順に自発的にほうきや雑巾片手に掃除が始まる。

、、、

ある日のこと。

ある新入社員が、小生が掃除をするのを横目に何食わぬ顔でサンドイッチを食べ

ていた(まあ、ここまではいい。腹が減っては戦は出来ぬとも言うし。)。

ただ、10分以上たっても来ない。

あいつこないなーと思って見に行ったら、食べ終わった後も、悠然と新聞を読ん

でいた。

ブチッ!!!

当時、まだまだ小生は若かった。

「お前、、、*?!#$%!!!」

(何と言ったかはご想像に任せます。普通に怒ったつもりですが、、、? 笑)

、、、

よく言われることだけど、掃除はその人の心を磨く。

伸びてる企業で清掃や整理整頓を大切にしないところはない。

至極当たり前のこと、そして実はとても大切なこと。

、、、

これからもこの愛すべき伝統を大切にしたい。

だって、僕たちは学生を育てることを職業にするプロだから。

自分たちの心を磨かずにして、自分たちの成長ナシにどうやって学生たちにい

い影響を与えられるだろう?

何事も己の成長の糧だ。

そう信じてやまない。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
頭が下がります。 (らんらん)
2005-10-23 23:10:07
毎朝、こんな光景があるなんて、知りませんでした。

頭が下がると同時に、感謝、感謝。
返信する
いえいえ、伝統ですから(笑) (song20)
2005-10-23 23:15:31
らんらん先生、またまたコメントありがとうございます。

正確に言うと、東京では毎朝学校の外まではいているというわけではないです(^^;)。

(でも学内は早く出勤した人たちが自発的にやってくれていますが。そして福岡ではいまだにやっています。)

勤務して初めて教えられて、自然に風土になっていれば定着するんですね。

この伝統は本当に大事にしたいと思っています。

将来、僕がふんぞりかえるような傲慢な人間になったら、思いっきり叱ってください(笑)。

ありがとうございました。

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