熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

今日は少し脱力系の自戒

2005年10月14日 23時20分36秒 | 我思う
最近、ブログに気合いが入りすぎているので、少し自戒してたまには

脱力系(笑)。

今日もミーティングで熱く語ってしまったし、、、。

今発売されている、ニューズウィーク、東洋経済、プレジデントともに

大学特集。

国境を跨いだ大競争時代の到来。

のんびりしてては駄目だ、本当に社会にとって存在意義のある学校になら

なければ。

その気持ちが少し強く出過ぎた。

皆、どう受け止めてくれただろう?

もっと説得力のある呼びかけをしなければ。

まだまだ修行が足りない(苦笑)。

反省。

、、、

さて今日の写真。小生の反省と絡めて。

相変わらず良く写ってないが、朝、歯医者さんに行って出勤するとき、

荻原健二さんが川口よりこさんと演説していた。

結婚して、妻が妊娠したら、12000円(だったかな?)も取られた。

(ここで、聴衆たちからは「おめでとう!」なんて声が上がる。笑)

高すぎる。日本の医療制度はこれじゃ行けない、というような内容。

(ほんの数分しか聞けなかったので、その後、なんの話しだったかはわか

らない。)

有名人ということもあるが、あっという間に道行く人を惹きつけた。

爽やかで、演説が上手。

わかりやすい言葉で、声も通り聞きとりやすい。

やはり一つの道を極めた人は違うなーと感心した。

(聞いてないから演説の内容はともかく)見習わなきゃと感じる。

小生も結構いろんなところで、スピーチの機会があるから、もっと本を

読んで、もっと人に揉まれて、もっと苦労して、もっと練習しなきゃと

反省した。

あ、全然脱力系になっていない(苦笑)。

、、、

出勤すると、友人からメールで、以下の記事を紹介された。

僕も常に自戒しなければ。

そんな気にさせる記事だった。

教育に携わった記者の良心を見たような気分。

(実は、1度だけランチをともにしたとても素敵な記者の方)

こういう人がいるから、日本の報道も捨てたもんじゃない。

思い切ったチャレンジとともに、立ち止まって物事を考えるゆとり、

空間も必要、と改めて思った。

そして、やはり謙虚さ。

学び続けよう。

、、、

(以下)

************************************

記者ノート:立ち止まって書く

 教育取材班に仲間入りしましたと、この欄であいさつをしたのは2年前のことだ。半年後に文部科学省担当になり、この9月で「卒業」となった。教育を語れるほど経験を重ねてはいないけれど、覚えたのは「いっぺん立ち止まる」ことだった。

 遺伝子診断や尊厳死など、価値観で判断が分かれる現場を別にすれば、これまでの記者人生で記事を書くことを迷うことはほとんどなかった。誤解を恐れずに言えば、他社より早いか遅いか、正しいか正しくないかが判断基準だった。もちろん、そのモノサシはいまも生きている。ただ、教育を扱うようになって、自分の書く記事の影響の大きさをこれまで以上に実感するようになった。

 例えば、ゆとり教育。中山成彬文部科学相はその見直しにまい進している。今までなら、見直しの方向性をいち早く報じればそれでよかった。だが、それが子供たちにとって本当に正しいことなのか、確信が持てないことが多くあった。読者に考える材料を提供する意味でも、立ち止まって書く作業を繰り返してきたつもりだ。大切なことは、子供の未来に責任が取れるかどうか。これからも自戒したい。
【千代崎聖史】

毎日新聞 2005年10月10日 東京朝刊

*************************************

自戒のきっかけをくれた素敵な人との出会いに感謝。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
頑張ってますね。 (悪友呉)
2005-10-15 11:34:30
メール貰って見に来ました。

かなり、気合入れてblogやってますね。

これからも、ぼちぼち見てみます。



しかし、長い!
返信する
ありがとう (SONG20)
2005-10-15 11:44:00
悪友さん。さっそくのコメントありがとう。確かに長いですね。小生の悪い癖です。反省し、今後は短めにします(笑)。
返信する
Unknown (kinchan.com)
2005-10-15 14:02:00
あまり関係ないかもわかりませんが、自分は 志を貫くよりも志を曲げることができる人間の方が立派だと考えています。確かに志を貫くのは大変だし、それなりに立派だとは思います。でも、ただ頑迷に初心を通すのは案外、楽な事ではないでししょうか?それよりも、男が一度志した事を途中で切り替えるって事の方が数段勇気が要ると思います。そう考え方を変えさせたのは、渋沢栄一です。彼ははじめ尊王攘夷100%の男でしたが、仲間と別れ(裏切り)、次第に敵であるはずの外国に目を向けていきます。外国の優れた文物に学ぶ事こそが、当時の日本の民を豊かにすることになると確信したからです。当時の武士の志からすれば、初志を貫徹することだけが美学で、彼のように目的(民の幸せ)と手段(尊王とか佐幕とか)を混同せず、理知的に行動できたのは、極少数だったのではないでしょうか?ですから、この「立ち止まって考える」という点には同感ですね。今の日本の小泉政権も、憲法改正だとか不穏な動きがありますが、今一度、この立ち止まって考える視点を持ってほしいものです。
返信する
渋沢栄一は私も尊敬する人です (song20)
2005-10-15 14:21:06
とても含蓄に富むコメントありがとうございます。信念を持って正しいと思うことを貫くことが大事であって、問題意識を持たずただ盲目的に初志を貫くこととは違いますね。常に、本当に正しいか、それは人を幸せにしているのか、立ち止まって考えることを習慣にしたいと思います。渋沢栄一が提唱した「論語とそろばん」は経営者として常に意識、実践すべきことですね。ありがとうございました。
返信する