とりあえずレポートを2通提出したので、民事訴訟法はちょっと横に置いといて、
外国法概論に挑戦しはじめました。
中大通教のカリキュラムでは、外国法概論はイギリス法を学びます。
何と言っても、中央大学の前身は英吉利法律学校。
明治の時代に、中大の大先輩の方々がイギリス法を学ばんと学校を興したことに
思いを馳せると、何だか興味が沸いてきます。
もっとも、判例法を中心とするイギリス法。伝統的にドイツ法を基本としつつ、
戦後になって大きくアメリカ法の影響を受けた日本において、イギリス法の勉強は
法律学習において何か即戦力になるものではありません。
司法試験等の資格試験の勉強には全く役に立たない学問といってもいいでしょう。
でも、抽象的で体系化した理論を重視するドイツ法。
具体的な事件の妥当な解決を通じて、何が法であるか発見していくイギリス法。
この比較が面白い!
イギリス法を勉強していると、”国王といえども法の下にある”法の支配の原則がどのようにして産まれてきたのか?その”法”とは何を意味するのか?
判例法形成の歴史と一緒に勉強すると、あら不思議、今の日本国憲法の基本原理へとつながる流れが見えてきます。
こうした科目たちは、昨年履修した日本法制史、西洋法制史にもいえることですが、資格試験や法律実務の勉強には全く役に立たないであろう科目ですから、資格スクールでは絶対に学ぶことがない科目だと言えるでしょう。
でも、せっかく、大学法学部に在籍しているのですから、考え方によっては、
たまには、回り道に思えるかもしれませんが、こうした科目を勉強してみるのも
きっとおもしろいことだと思いますよ。民訴はつらかったけど、こっちの本は
とても楽しい。(もしかして法学部、向いてないのかも??)
ちなみに!!
外国法概論を学ぶときには、中大通教の教科書よりも、花八さんもオススメの
田中和夫著の「英米法概説」が絶対にオススメです。この本は、すごく解り易く
書かれていて、とても興味深く読むことが出来ます。
さあ、もうちょっと読んで、レポートにも取りかかれるよう頑張ります!
外国法概論に挑戦しはじめました。
中大通教のカリキュラムでは、外国法概論はイギリス法を学びます。
何と言っても、中央大学の前身は英吉利法律学校。
明治の時代に、中大の大先輩の方々がイギリス法を学ばんと学校を興したことに
思いを馳せると、何だか興味が沸いてきます。
もっとも、判例法を中心とするイギリス法。伝統的にドイツ法を基本としつつ、
戦後になって大きくアメリカ法の影響を受けた日本において、イギリス法の勉強は
法律学習において何か即戦力になるものではありません。
司法試験等の資格試験の勉強には全く役に立たない学問といってもいいでしょう。
でも、抽象的で体系化した理論を重視するドイツ法。
具体的な事件の妥当な解決を通じて、何が法であるか発見していくイギリス法。
この比較が面白い!
イギリス法を勉強していると、”国王といえども法の下にある”法の支配の原則がどのようにして産まれてきたのか?その”法”とは何を意味するのか?
判例法形成の歴史と一緒に勉強すると、あら不思議、今の日本国憲法の基本原理へとつながる流れが見えてきます。
こうした科目たちは、昨年履修した日本法制史、西洋法制史にもいえることですが、資格試験や法律実務の勉強には全く役に立たないであろう科目ですから、資格スクールでは絶対に学ぶことがない科目だと言えるでしょう。
でも、せっかく、大学法学部に在籍しているのですから、考え方によっては、
たまには、回り道に思えるかもしれませんが、こうした科目を勉強してみるのも
きっとおもしろいことだと思いますよ。民訴はつらかったけど、こっちの本は
とても楽しい。(もしかして法学部、向いてないのかも??)
ちなみに!!
外国法概論を学ぶときには、中大通教の教科書よりも、花八さんもオススメの
田中和夫著の「英米法概説」が絶対にオススメです。この本は、すごく解り易く
書かれていて、とても興味深く読むことが出来ます。
さあ、もうちょっと読んで、レポートにも取りかかれるよう頑張ります!
すてきっす。(はぁと 笑
私はまだ履修届出していなかった・・・よし、今週末に決めます。
私は、外国法概論は履修していないのですが、
田中和夫著の「英米法概説」図書館で借りて
見てみたいです。
日大で英文科専攻だったので、「英米」と聞くと
おぉって思います。(笑)
全然すごくないですよ。もともとは、西洋法制史も
外国法概論も、履修を決めたときには、
楽勝科目という噂があったからで_(^^;)ゞ
でも、勉強してみると”法学部じゃなきゃ勉強しない
よな~”って知識がいろいろあって、楽しいです。
みみたんさん
英文科ですか。なんか憧れちゃいます_(^^;)ゞ
こういう科目は資格を目指すみみたんさんには非効率かもしれませんね。でも田中先生の本、古いですけど
色あせてません。いい本です。
英文科なら、judicial supremacyとかの用語理解もバッチリですね。
外国法概論も日本法制史も西洋法制史も、
履修します。楽しみです。
ソムタムさんの記事を見て、
さらに楽しみになりました。
日本法制史は、歴史読み物みたいでおもしろいし、
西洋法制史は、ギリシャの民主政に驚きつつ、
ローマ法の歴史がとても興味深く、塩野先生の
ローマ人の物語がおもしろくなります。
外国法概論を履修すると、憲法なんかが、いかに
英米法の影響を受けたかが良く判りますよ!
楽しいです。
今日は昨日の大荒れが嘘のような晴天です。
気持ちがマイナスになっている時、ソムタムさんのコメントに触れると、晴天のような気分になります♪
実は、私が今学んでいる共生科学概論でも、国レベルの比較がされており、その中で、ドイツとイギリスは正反対の移置づけにあります。
今、外国法にも共通している事を知り、全く異なる教科のつながりを感じてとても驚きました!
ちょっと嬉しくなりました♪
私は、学生時代世界史が苦手だったこともあって、外国法と西洋法制史は履修しなかったのですが、お話を伺っていると興味がでてきました。
花八さんおすすめの本、機会をみつけて読んでみようかな。
色んな意味でドイツとイギリスって違う感じですね。
でも、どちらもたいして料理がおいしくない、という
妙な共通点があったりして、、、。
suzukaさん
2月に入ってというか、今年に入って提出した
レポはまだ2通ですけど、、、_(^^;)ゞ
私も世界史は苦手だったんですけど、法律って
言ってもいろんなパターンがあるんだなあ、って
考えると楽しいですよ。
そうそう、コモンローってそうやって出来たんだ!
って興味深く読みましたよ。実を言うと、
アメリカ留学中、郡裁判所(county court)から
陪審員選抜のための予備審問のための文書が
送られてきたことがありビックリしました。
私はアメリカのSocial Security numberを持ってる
ので、無作為に選ばれたのかも??
どうしようかと思いましたけど、外国人で英語が
よく判らんと言ったら、アッサリアウトでした_(^^;)ゞ 外国法研究も履修届け出してるので
勉強するつもりです。
何かいい参考書があったら、教えてくださいね!