中大通教のカリキュラムでは、外国法研究1はアメリカ法が対象です。
具体的な内容はアメリカ法入門という感じですから、外国法概論1の
イギリス法と併せて、英米法の基礎について学ぶこととなります。
今、外国法研究1を勉強しているのですが、これまでに読んだ本の印象など。
(1)伊藤・木下『アメリカ法入門』
通教の指定教科書。通学課程の授業でも指定教科書となっている。
しか~し。ナンだろう、決して判り易い本とは言えないという印象です。
州名の表記が、ペンシルヴェイニア州とかキャリフォーニア州とか、
古臭い感じなのも、ちょっとなあ_(^^;)ゞ
(2)阿川『憲法で読むアメリカ史』
これは新書版で上下2冊もの。まさに、アメリカの歴史がそのとき動いた!
って感じの重要な憲法事件について、読み物風にまとめてあります。
とても読みやすい本であり、かつ、この本を読むことで一通りアメリカ憲法の
知識が身につきます。実は、アメリカ法(特に憲法)に関する本を読むとき、
有名な判決が色々と引用されるのですが、この本を読んでおくと、ああ、
あの事件だなと思い当たるので、ぐっと勉強が楽になります。
(3)田中『英米法概説』
この本は、もう私の基本書です。外国法概論1のイギリス法のときも、この本が
全ての羅針盤となりましたが、アメリカ法についても、その説明は簡潔明瞭にし
てしかも判り易い。素晴らしい本だと思います。結構古い本ですけれど、外国法
概論または外国法研究を受講される方は、教科書代わりに1冊入手されることを
激しくオススメします。
(4)松井『アメリカ憲法入門』
初歩的な英米法の知識があることを前提としつつ、アメリカ憲法の下での立法、
行政、司法権の相互の関係や表現の自由、信教の自由といった個人の自由権
などに関する解説がなされています。この本は、まだ読んでいる途中ですが、
この本のレベルで充分レポートが書けるのではないかとの印象です。
ということで、これから外国法研究1を学ぼうとされる方へのオススメは、
まず田中先生の『英米法概説』を読んで、イギリス法、アメリカ法の基礎的な
考え方をサラッと理解し、
次に、阿川先生の『憲法で読むアメリカ史』に進み、ああこんな事件はこんな
風に連邦最高裁で判断されたのか、こんなドラマがあったのか、なんて楽しみ
ながら主要な判決に触れ、
そして、松井先生の『アメリカ憲法入門』に進んだら、ある程度、考え方を
まとめてレポートを書く、
そういう順序がいいのではないかと思います。
えっ?通教の教科書ですか?
ま、キャリフォーニア州とか、そういう表記方法フェチの方は是非どうぞ_(^^;)ゞ
具体的な内容はアメリカ法入門という感じですから、外国法概論1の
イギリス法と併せて、英米法の基礎について学ぶこととなります。
今、外国法研究1を勉強しているのですが、これまでに読んだ本の印象など。
(1)伊藤・木下『アメリカ法入門』
通教の指定教科書。通学課程の授業でも指定教科書となっている。
しか~し。ナンだろう、決して判り易い本とは言えないという印象です。
州名の表記が、ペンシルヴェイニア州とかキャリフォーニア州とか、
古臭い感じなのも、ちょっとなあ_(^^;)ゞ
(2)阿川『憲法で読むアメリカ史』
これは新書版で上下2冊もの。まさに、アメリカの歴史がそのとき動いた!
って感じの重要な憲法事件について、読み物風にまとめてあります。
とても読みやすい本であり、かつ、この本を読むことで一通りアメリカ憲法の
知識が身につきます。実は、アメリカ法(特に憲法)に関する本を読むとき、
有名な判決が色々と引用されるのですが、この本を読んでおくと、ああ、
あの事件だなと思い当たるので、ぐっと勉強が楽になります。
(3)田中『英米法概説』
この本は、もう私の基本書です。外国法概論1のイギリス法のときも、この本が
全ての羅針盤となりましたが、アメリカ法についても、その説明は簡潔明瞭にし
てしかも判り易い。素晴らしい本だと思います。結構古い本ですけれど、外国法
概論または外国法研究を受講される方は、教科書代わりに1冊入手されることを
激しくオススメします。
(4)松井『アメリカ憲法入門』
初歩的な英米法の知識があることを前提としつつ、アメリカ憲法の下での立法、
行政、司法権の相互の関係や表現の自由、信教の自由といった個人の自由権
などに関する解説がなされています。この本は、まだ読んでいる途中ですが、
この本のレベルで充分レポートが書けるのではないかとの印象です。
ということで、これから外国法研究1を学ぼうとされる方へのオススメは、
まず田中先生の『英米法概説』を読んで、イギリス法、アメリカ法の基礎的な
考え方をサラッと理解し、
次に、阿川先生の『憲法で読むアメリカ史』に進み、ああこんな事件はこんな
風に連邦最高裁で判断されたのか、こんなドラマがあったのか、なんて楽しみ
ながら主要な判決に触れ、
そして、松井先生の『アメリカ憲法入門』に進んだら、ある程度、考え方を
まとめてレポートを書く、
そういう順序がいいのではないかと思います。
えっ?通教の教科書ですか?
ま、キャリフォーニア州とか、そういう表記方法フェチの方は是非どうぞ_(^^;)ゞ
ブログにコメントありがとうございました。
今は外国法研究を学習していらっしゃるのですね。
卒論を何にするかということもあるなかで
平行していくのは大変ですよね(;・∀・)
でも、その中でも、学習をおろそかにしない
ソムタムさんを見習わなくては。
しかも、そんな忙しい中で、SNSの方にも
トッピクへのコメント本当にありがとうございます。
大変な時期になってきますが、
頑張り過ぎないように、でも精一杯学習を楽しんで
いけたらと思っています。
少し長くなってしまいました。
今日はこれで失礼します。
とても参考になります。
もう、メモしまくりですよφ(.. )。
ありがとうございます!
いつも、手順を教えてくださってこのブログは本当、タメになることばかり。(笑いもあり♪)
中大生じゃないですが、いつもありがとうございます!
来年は外国法研究、履修してみたくなりました。
中大通教の学生を応援しよう!というnoriさんの姿勢に
共鳴します。せっかく学ぼうと決意したのに、うまく
軌道に乗せられずに辞めていく人が多いようなので、
少しでもお役に立てたらいいなと思いますね。
hyomiさん
春に模様替えって感じです。本当は、タイトルの文字は
命をはぐくむ水のイメージで水色にしたいのですが、
どうにもできません_(^^;)ゞ
中大生でなくとも、通教で学ぶ者同士。コトバは同じです。
頑張っていきまっしょ。
monpouさん
是非、合衆国憲法を英語で読んでみてください。
英語としては、とても悪文だと思います_(^^;)ゞ
折角ご紹介いただいたのならば、有効に利用させていただきたく思います!
まだレポートに着手していないので、何とも_(^^;)ゞ