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「ボクセルポリゴンな日々」 - UnityでMakersとVRをつなぐ挑戦 -

Unityプログラムで3DCGアセットデータをVRや3Dプリンターで利用可能にする最新技術や関連最新情報を紹介します。

「立体出力可能な形状モデルに作り変え(その6)」 ハクさんのリボンと靴とズボンの水漏れを止める!+α

2012年12月24日 17時58分05秒 | MMDアバンドール


先日、ようやくあにまさ式弱音ハクさん(あにまささんに許可を頂いた上で改造させて頂いてます)の立体出力改造作業シリーズ最大の山場「髪の毛の修正」が終わり、立て続けに立体出力用データの修正作業を進めています。



先ずは前回紹介しきれなかったリボンの水漏れ対応、もとい立体出力対応です。まずは以下の画像をご覧ください。



左が修正前、右が修正後です。修正後はリボンの結び目がはっきり出てきています。(修正前は背中に半分埋もれています)その他リボンの端が髪の毛と体にくっついています。これも実は出力時にリボン布が薄くなって割れたり壊れたりしないように対策した結果です。


皿に正面から修正前と修正後のモデルを見てみましょう、



このようにリボンの蝶々部分にあった隙間が修正後では埋められています。ディティール的にさみしい気もしますが実測9cm以下のサイズで出力するためこの隙間はほとんど目立たなくなります。また隙間があるとその部分から割れやすくもなりますので埋めておく方が賢明です。


こうしてリボン部分は出来上がりました。次は靴とズボンです。

靴は上部の断面部分にポリゴンを貼れば水漏れ対策は万全です。靴底の青いパーツと統合した後自由曲面化しておきます。

ズボンもほぼ同様に、左右の靴が出ている部分の穴を埋めた後で腰部分の断面も埋めてしまいます。こうして以下のモデルが出来上がります。




ただ、このままではなんとなく不安定な気がします。

今回のハクさんは全身像を出力する予定ですが、そうなると立たせた時にバランスがとれるポーズにしておきたいのです。


(以下、PM19時以降執筆予定です。・・・でしたが、25日午前中に執筆します。(^^;))