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「ボクセルポリゴンな日々」 - UnityでMakersとVRをつなぐ挑戦 -

Unityプログラムで3DCGアセットデータをVRや3Dプリンターで利用可能にする最新技術や関連最新情報を紹介します。

GOROmanさんの「そむにうむ式初音ミク」データ立体出力奮闘記。

2013年02月02日 20時42分04秒 | 3D空間投影



先週、私が作成し公開している「そむにうむ式初音ミク」の立体出力データを使ってABS溶融方式3Dプリンターでの立体出力を試みられるとのご報告を頂いた
GOROmanさんから、今週の進捗状況を教えて頂きました。


冒頭の画像のように、足部分のテスト出力が無事完了したとの事です。

今後もパーツ単位に出力を試みるとのことで、全パーツ出力が完了されることを願っております。(^^)

ちなみに先週の時点での立体出力準備中の画像を以下にご紹介しておきます。





3Dプリンターとデータがあれば、カジュアルに物の形を取り出せる時代です。

3Dプリンターとは物の形を取り出せる装置であって、そのために自分が形を作る事を強いられる装置ではないのです。

3Dプリンターがあるからこそ、ネット上に数多存在する3DCGデータを手に取れる「物」にできるのです。

3Dプリンターの所有者はその権利を有します。

3Dプリンターのためにモデリングを勉強するなんてナンセンスです。

自分の欲しい形のために、自分の時間を有効に使って欲しい物をチョイスしたり、

どうしても欲しい形が無い場合は近い物を改造すればいいのです。

1から3DCG形状モデルデータを作るスキルは必ずしも必要ありません。
DIYは楽しくやるべきです。


当ブログでは出来るだけ安直にカタチを作ったり利用したりする方法を研究し公開していきたいと考えています。

それが3Dプリンターを楽しむための近道だからです。(^^)

(続)アミッドスクリーンのテスト&ブログデザインの大幅変更。

2013年01月22日 12時53分24秒 | 3D空間投影


昨日に引き続き「アミッドスクリーン」の設置テストを行ないました。

昨日はアミッドスクリーンの支柱を構築するのにガムテープでぐるぐる巻きにするという手抜き工事を行なった関係で、今朝事務所に来てみるとスクリーンが崩壊寸前の危機に瀕していました。(^^;)


そこでアミッドスクリーンの生みの親であるアミッドPこと青木さんのブログを見に行ったのですが、流石は先人。有用な情報を見つけました。


「アミッドスクリーンの作り方(90cm幅)」(アミッドスクリーン研究室)


そこに書いてあった組み立て方法の中に重要な情報を見つけました。


「インシュロック(結束バンド)で縛れ」


この結束バンド、重宝なので事務所にもストックがあります。そこでこのアドバイスに従って物干し竿とイーゼルの部品で仮組していたアミッドスクリーンの枠を結束バンドで縛ってみました。

結論は大正解!! 何とスクリーンのテンションも確保する事が出来ました。

しかしこの際画面の真ん中に横棒を渡してしまったために、ミクさんのふとももの部分に横棒がかぶる結果になってしまいました。ただこの横棒が無いと中間地点で網戸のテンションを上げる方法が無いのですが、縦の支柱に網を縛りつけることでテンションが確保できないかやってみることにします。


上の図は相変わらず自作ミクさんの画像ですが、今回は昨年末に公開されて大人気を博している「おんだ式ミクさん」にも映ってもらうことにしました。(^^)







・・・・・


さて、普段からこのブログをご覧になってらっしゃる皆様は既にご存知かと思いますが、ブログのタイトルを本日から大幅変更しました。

今日何気なくブログテンプレートを見ていたら良さそうなものがあったので、速攻で変更したのです。

これに合わせてブログタイトルも小変更しました。

ここ連日アミッドスクリーンの話題を扱っていますが、3Dプリンターによる立体出力だけでなく3DCGコンテンツに囲まれて生きるというライフスタイルについて様々な考えを巡らし、またその関連で新しい動きがあれば積極的にご紹介していきたいと考えています。


それでは改めまして、今後とも当ブログを宜しくお願い致します。(_ _ )ペコリ


アミッドスクリーンのテスト

2013年01月21日 12時00分08秒 | 3D空間投影


事務所内でプロジェクターと網戸の網を使った「アミッドスクリーン」のテストをしています。

事務所が狭いので等身大のミクさん(3DCG映像)を投影できないため、とりあえず空間内で3DCG映像がどのように見えるかを評価するだけに留めています。

しかし蛍光灯の点いた事務所空間内に浮かび上がるように存在するミクさん像を見るのは楽しいです。

それと同時に液晶画面の中でしか見れなかった映像が部屋空間の真ん中に存在することのメリットと利用方法について、この実験からでも様々な事が考えられます。



例えば「プレーヤーと3DCGキャラクターが同空間に存在する場合のインタラクション」という命題について考える事が出来ます。

考え方を変えると「バーチャルキャラクターとリアルキャラクターによるダンスパフォーマンス」「バーチャルキャラクターとリアルキャラクターによる舞台演劇」という具体的なテーマを簡単に見いだせると思います。

或いはビジネスシーンにおける空間投影プレゼンテーションなど、スクリーンから一段飛び出したオブジェクトがあると情報伝達や理解が進めやすい&深めやすいプレゼンが出来ると思います。

そして教育分野への応用etc.


この手法は誰でも試せます。PCプロジェクター(3-4万程度)と網戸があればOKなのです。

アイデアさえあれば、使い方はどんどん広がります。(^^)