二子玉川のオーキッドサロンで開催された、智恵さんの2回目のコンサートに行ってきました。
前回は250名ほどのキャパのイベントホールでしたが、今回は70名限定(実際には関係者席を含めて席が追加されていました)のコンパクトなホールです。
今回はゲストはなく、智恵さんのヴォーカルと宮崎 誠さんの演奏のみ。
ステージには、グランドピアノとエレクトーンが置かれています。
このピアノはベーゼンドルファー225というもので、普通のピアノよりも鍵盤が4つほど多く設置されているものです。
二部構成のコンサートは、前半の曲は全てマイクを使わずに宮崎さんのピアノと智恵さんの生声で披露されました。
多くのジャンルからセレクトされた曲は、心地よく聴くことができました。
そんな中、特に興味を引かれたのは、オペラGianni SchicchiからO mio babbino caro。
どこかで聴いた記憶が・・・。
昨年8月に開催された笠松はるさんのLa Primavera 〜Classica〜で、はるさんも同じ曲を歌われました。
智恵さんもはるさんも、共に藝大出身。
ソプラノを歌うお二人が、同じ曲をセレクトされているのが興味深かったです。
後半は、通常通りマイクを使っての歌声を楽しませてくれました。
『迷っている時や元気がない時、自分を元気付けるために歌う』曲ということで2曲紹介されましたが、今までの智恵さんにはないイメージの曲も新鮮でした。
宮崎さんも、二部ではピアノからエレクトーンに。
いつもと変わらない素晴らしい演奏は、一瞬にしてフルオーケストラの舞台が目の前に広がります。
20分の休憩を含めた2時間のコンサートは、あっという間でした。