今年の桜は気候の影響を大きく受け、開花時期から見頃時期の見極めが難しかったですね。
全般的にソメイヨシノの満開が入学式や入社式に間に合ったものの、その後の暖かさと雨によって短期間で散ってしまった気がします。
これからは、立川の昭和記念公園や高尾辺りが見頃になるんでしょうね。
とは言え、以前から気になっていた場所へ行ってきました。
埼玉県幸手市にある、権現堂堤の桜並木です。
周辺は公園のようになっていて、桜と菜の花意外にも、紫陽花や曼珠沙華など季節に応じた花が楽しめるそうです。
ただ、アクセスが悪いです。
公共交通機関を使うと、最寄り駅は東武日光線の幸手駅。
駅からは2kmほどあり、バスが1時間に1~2本。
本数が少ないため、片道20分くらいかけて歩くの現実的です。
大半の人は車で行き、周辺の駐車場に止めています。
近くまで来ると、昨日の雨で散り始めたため、桜よりも菜の花の黄色が目の飛び込んできます。
それでも、およそ1kmの長さに1000本の桜が咲く様子は、とても見事です。
桜は東西に延びる堤の両端に1列ずつと、堤の南側に1列の3列です。
南側の堤下は露天が桜と同じくらい軒を連ねているのも、特徴です。
北側は南側に比べてスペースがあるので、レジャーシートを敷いて花見を楽しむ人も多くいます。
ここを本当に楽しむのなら、早朝に来るのが良さそうです。
幸手駅までの帰り道、街並みを見ていると、古い家並みがまだまだ残っていて、中には立派な土蔵を構えているお宅も。
足下にも、気付けばツクシを発見。