3月18日から、首都圏では鉄道会社やバス会社で利用できる、ICカードサービス『PASMO』がスタートします。
JR東日本が既にサービスを行っているSuicaとの相互利用が出来るため、SuicaかPASMOのどちらかを所持していれば、現金を持たずに移動をすることが可能になります。
私鉄各社がこのPASMOのキャンペーンを行い、ユーザー獲得に乗り出している中、JR東日本ではSuica機能を携帯に持たせたモバイルSuicaのキャンペーンで対抗しています。
どちらが良いかは、使用する人の好みや行動半径によって決まってくるので、どちらが多くのユーザーを獲得できるのかは判りません。
既にSuicaを所有している人も多いと思うので、結果の方は・・・かな?という気がします。
そんななか、実際にモバイルSuicaを使用してみました。
DocomoのP902iを持っていたので、機種的には問題なし。
手持ちのクレジットカードが利用できるため、改めてJR東日本系のカードを作る手間もなく、数分間の手続きで設定完了です。
通常のSuicaも手元に残っているのですが、使い勝手はモバイルSuicaも全く同じ。
駅構内の売店や自販機の利用も、もちろんOK!
どこで差が出るかというと、チャージと履歴の確認です。
チャージは、クレジットカードを使用したため、iアプリから通信で決済されるため、現金を用意することなくチャージを行えます。
利用履歴も、iアプリ上から最新の50件が確認できます。
仕事での移動では、経費精算をするときにとても便利です。
PASMOがサービス開始となる1ヶ月後からは、さらにエリアが広がり、ますます手放せなくなりそうです。
そのうち、タクシーでも利用できたりするのでしょうか?
しかし、・・・・・。
日常生活で一層携帯を手放せなくなるとともに、忘れたり紛失をした場合のダメージはかなりのものが想像できます。
セキュリティという視点で、指紋認証を取り入れている携帯もありますが、本体が手元になければ何の役にも立たないわけで、管理を十分にしなければいけませんね。
便利さの代償が、高くつくことがないよう気をつけねば。