読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「百貨の魔法」

2018年10月04日 | 日記
村山早紀(ポプラ社)

 ポプラ社と言えば、絵本じゃあなかったかな。
 そのイメージのような、ほんわかしたメルヘンチックなお話だけど、楽しめる。デパートの色々な部署の人たちが登場し、それぞれのストーリーが語られる。良いお話です。

 内容紹介はちょっと変わって書店員さんの感想です(出版社のHPから)
『村山早紀さん本屋大賞ノミネート後、初の作品となる『百貨の魔法』を、刊行前に一足先に読んで下さった書店員さんの熱いレビューを紹介します。
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物語のパーツ、1つ1つが全て愛おしい。
そこで働く人々の矜持を感じ、この百貨店で働いてみたいと思い、明日の自分の仕事へ向かう姿勢を正したくなる、そんな素敵なお話でした。
いつか続きの物語を読みたいです。
(平和書店TSUTAYAアルプラザ城陽 奥田真弓さま)
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白い子猫は確かに不思議で人の心をふわっとあたたかく包んでくれるけれど、それ以上に心に残ったのは、百貨店で働く人々の誠実な応対、「プロの対応」です。
「終章」は、お店の人々の視線があまりにもあたたかいので、泣けて泣けて・・・
(Super KaBoS鯖江店 峯森和代さま)
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優しくあたたかいお話でした。
誰かの笑顔のために働く。素敵な仕事ですね。
心地よい文章がすっと入ってきて一気に読みました。
(宮脇書店ヨークタウン野田店 村山里美さま)
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百貨の魔法は村山早紀ワールド全開のキラキラした世界に引き込まれて
自分も星野百貨店にいるような気分になれる
百貨店の情景が本から飛び出して本当に実在するもののようでした。
もし魔法をつかう猫がいるのなら 私はこの物語がいつまでも続くように
すこしでも多くの人に読んで欲しいと願います。
(戸田書店静岡本店 奥山由子さま)
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すべてのエピソードを通して読んで、共通して感じたのはこれは「再会と再生の物語」であるということです。
希望を抱かせる物語です。
(ヤマダ電機テックランド札幌本店 十河真奈美さま)
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今回の新刊「百貨の魔法」はファンなら、あ~と思う場面が目白押し。そういう意味で集大成といえる。
(明林堂書店別府本店 冨田昭三さま)
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社会人からしてみればキレイ事の理想だ…と思うかもしれないが、ただ働くだけでなく、
そこにいる全ての人をつないでくれる様な百貨店でした。
(岩瀬書店富久山店 吉田さま)
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「誰かの幸せを願う」それは、どこまでも届く光のような物語。
魔法のような奇跡が、読んだ人の心にも光を灯してくれる。そう思えました。
誰かの思い出のゆりかごのようなストーリー。
自分にも、日常にある舞台のようなステージが。勇気づけられました。
(うさぎや TSUTAYA矢板店 山田恵理子さま)
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色んなテナントがあって、それぞれがぞれぞれの思いで抗っている。
信じるキモチ
すがりたくなるキモチ
そんな想いを魔法の仔猫が救ってくれる。
ファンタジーじゃなく、働く人、真摯に挑む人たちのものがたり。
(サクラ書店ラスカ平塚店 柳下博幸さま)
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なんて優しいお話なのでしょう。
ひたすら優しくて、あたたかくて愛にあふれる作品。
一つ一つのお話に涙のアンテナが反応してしまって大変!
じっくりゆっくり、リラックスできる場所で読んでほしい。
読みおわった次の日からはきっと、自分のお仕事に自信と誇りを持って、人に優しくできそうな、前向きで美しいお話。
(柳正堂書店 甲府昭和イトーヨーカドー店 山本机久美さま)
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今回ご紹介しきれないほど、沢山の書店員さんが、レビューをくださいました。
随時ご紹介いたします。

.プロフィール
村山早紀 (むらやま さき)1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十自動文学賞を受賞。『シェーラひめのぼうけん』(童心社)、『砂漠の歌姫』(偕成社)『はるかな空の東』、『コンビにたそがれ堂』シリーズ、『ルリユール』、『カフェかもめ亭』、『海馬亭通信』(以上、ポプラ社)、『花咲家の人々』、『竜宮ホテル』(以上、徳間書店)、『かなりや荘浪漫』(集英社)、2017年本屋大賞にノミネートされ話題となった『桜風堂ものがたり』など、著書多数。』

・・・心を休めたいときに読むと良いですよ。
コメント
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