読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「敗れても敗れても」

2018年08月06日 | 日記
門田 隆将(中央公論新社)

 六大学野球の東大野球部のお話。東京ではGMARCHは私学の二番手グループで、その中に明治、立教、法政がある。でも、野球ではトップクラスだものね。後は早慶でそれに東大が加わって六大学。
 東京六大学野球というのは、昔は結構人気のスポーツで、甲子園出活躍した球児たちが進学してそこからプロ野球に行った。今は大谷や清宮など直接プロに行く時代になってしまったね。しかし、東京では神宮はまだまだ人気でしょう。
 導入が、沖縄の官選知事の話から入るのだが少し違和感が残る。でも東大野球部の負けっぷりとその連敗の中からにじみ出る精神力のようなものが興味深い。

 内容紹介は
『日本野球のルーツというべき伝統を誇る東大野球部は、なぜ負け続けるのに挑戦をやめないのか。戦火の中、沖縄に消えた英雄や、「赤門旋風」の主役たち、150キロ左腕宮台康平らへの取材を通じて、謎を秘めた集団を解剖する。【「TRC MARC」の商品解説】
「魂が神宮球場から離れない」
4年間80連敗のまま卒部した副将は、そう呻いた。
 二〇一九年に「創部百年」を迎える東大野球部は、日本野球のルーツというべき伝統を誇る。
戦火の中、沖縄に消えた英雄や、「赤門旋風」の主役たち、150キロ左腕宮台康平らへの徹底取材を通じて、謎を秘めた集団を解剖する。野球の「本質」と、ひとつの目標に向かってひた走ることの「価値」を思い出させる渾身のルポルタージュ。

目  次
第一章   沖縄に散った英雄
第二章   栄光と敗北の歴史
第三章   伝説の最多投手
第四章   赤門旋風
第五章   連敗の苦悩
第六章   執念の連敗脱出
第七章   現われた怪物
第八章   苦闘の末に
第九章   悲願の勝ち点おわりに【商品解説】

著者紹介
門田 隆将
略歴〈門田隆将〉1958年高知県生まれ。中央大学法学部卒業。ノンフィクション作家。「この命、義に捧ぐ」で第19回山本七平賞を受賞。他の著書に「甲子園への遺言」「なぜ君は絶望と闘えたのか」など。』

・・・NHKの大越さんが、六大学で正選手になるには、東大に行かなければ・・・といって受験を頑張ったような話をしていた記憶がある。日ハムの宮台選手も頑張ってほしいと思うようになったのが面白い。野球好きにお勧め。
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映画「SAW」

2018年08月06日 | 日記
 名作との触れ込みで、見た。どこがどうなのかよくわからずに見始めたが、「サイコスリラー」と言う設定ですね。それにしてもこれをゲームとして展開するのは、今の時代だからなのだろうか。

 内容紹介は「ネタバレ」のは読まない方がいい。下記は、そこまで行かないからご安心を。
『大ヒットホラー『ソウ』シリーズとは?
 低予算ながらも大ヒットしたサイコスリラーシリーズ『ソウ』。これまでに7作が公開されました。 猟奇殺人鬼「ジグソウ」が毎回仕掛ける恐ろしい殺人ゲームを軸にストーリーが展開されていきます。ただグロいだけではなく、ストーリーに多くの謎や伏線が隠されており、予想のできないエンディングにだれもが驚かされる人気シリーズです。
 タイトルの『ソウ』に隠された意味?
 なぜ映画のタイトルが『ソウ』なのでしょうか?そのタイトルには数々の意味が込められています。 原題では『SAW』となっており、これは「のこぎり」や「see(見る)」の過去形(見た)という意味を持っています。またゲームを仕掛ける主人公の名前「ジグソウ(Jigsaw)」や、主人公の職業である外科医を意味する「sawbones」、一進一退や立場逆転を意味する「seesaw」、ジグソーパズルを意味する「Jigsaw Puzzle」など多くの意味が含まれていると言われています。
「ジグソウ」とは何者?
 ジグソウ:ソウ・レガシー
「ジグソウ」は本シリーズの中心人物であり、様々な恐ろしく残酷なゲームを仕掛ける猟奇殺人鬼。 1作目はジョン・クレイマーが「ジグソウ」ですが、2作目以降はジョン一人ではなく、弟子や協力者も含めて「ジグソウ」と呼ばれています。また、ジョンの死後は後継者が「ジグソウ」としてゲームを仕掛けます。
「ゲーム」に隠された真の目的?
 連続殺人犯であるジグソウはシリーズの中で数々のゲームを仕掛け、その結果多くの人が命を落とします。 しかし、実はその目的はジグソウがゲームを仕掛けて楽しむわけためでも、残虐な殺人をするためでもありません。被験者に生きる意味を見い出させ、更生させるために、生きるか死ぬかの恐怖心を煽るゲームを仕掛けるのです。
「ゲーム」に欠かせないアイテム!?
 ビリー人形
 ジグソウは被験者の前に姿を現しません。身代わりとして使われるのが不気味なパペット人形の「ビリー」。本来は愛らしい顔をした人形でジョン・クレイマーの息子として生まれてくるはずだったギオデンへのプレゼントでした。 それを元に、ジグソウとなったジョンが作りだしたのが不気味な顔の「ビリー人形」。シリーズの中で破壊されることもありますが、何度も作り直されて登場します。
 ブタマスク
 ジグソウは被験者を誘拐する際に、顔を特定されないために髪の毛の付いた豚のマスクを必ず使用します。 ブタマスクは複数存在しており、『ソウ ザ・ファイナル3D』(2010)では3人の「ブタマスク」を被った人物が登場します。1名は誰なのか判明していますが、残りの2人は明かされていません。
 恐ろしいゲームはここからはじまる(2004)
 アダムとゴードンが目を覚ますと、そこは古びた浴室。2人は足を腐りにつながれ、対角線上に向かい合っています。 部屋の中央には自殺死体が転がり、他に残されていたアイテムはテープとテープレコーダー、一発の弾、タバコ2本、着信専用携帯電話、のこぎり2本と写真。テープを再生すると、その内容は恐ろしいゲームの幕開けでした……。
 記念すべき1作目のキャストは?
 外科医の「ローレンス・ゴードン」を演じるのはケイリー・エルウィス
 イギリス出身の俳優で、『ツイスター』(1996)や『ニュー・イヤーズ・イヴ』(2011)などに出演するだけでなく、『耳をすませば』(1995)や『紅の豚』(1992)などのジブリ作品の英語版で吹き替えもしています。
 ゲームのもう一人の被験者、「アダム・フォークナー」役はリー・ワネル
 リー・ワネルは俳優としてだけでなく、脚本家や映画プロデューサーとしても活躍しています。俳優活動では『マトリックス・リローテッド』(2003)などに出演。『ソウ』シリーズの第1作目から3作目までの脚本を担当し、1作目以外の全ての製作総指揮も務めています。
「ジグソウ」を追う元刑事、「デイビッド・タップ」はダニー・グローヴァー
 ダニー・グローヴァーは1946年生まれ、アメリカ出身の俳優です。『アルカトラズのからの脱出』(1979)で映画デビューし、これまでに『ドリームガールズ』(2006)や、『ザ・シューター/極大射程』(2007)などにも出演しています。
 ジグソウの正体!?「ジョン・クレイマー」を演じるトビン・ベル
 ニューヨーク生まれの俳優で母親もイギリスの女優です。『ソウ』シリーズではこれまで全作品に出演しています。またテレビシリーズの『24-TWENTY FOUR-』のシーズン2にも出演していました。
 見ごたえのあるストーリー
 本シリーズの中でも1作目が一番好きという意見が多く、予測不能のストーリー展開が人気の理由です。グロさもシリーズの中では控えめなため、あまりグロい映画に慣れていない人にもおすすめです。しかしあまりネタバレは読まないほうがよさそうです。  』

・・・でもまあ、少しは展開を知ってから見たほうが良いかもしれない。グロテスクなところもあるけど、ずっと緊張感が続く映画だ。だんだん登場人物のことが分かるし、次々と驚かされる。
 低予算だそうだが、場面展開が少ない密室でのスリラーとして名作でしょうね。

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