読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「歌うかたつむり」

2018年02月16日 | 日記
千葉聡(岩波科学ライブラリー)

 タイトルに惹かれて読んだ。
 要は進化の物語だけど、わかりやすくこのような分野で生物進化を研究している世界の人たちがいると言うのは面白かった。さすが生物学が盛んなイギリスから始まりアメリカや日本の研究者が活躍していて、地味な分野の話も楽しめた。

内 容紹介は
『なんだか地味でパッとしないカタツムリ。しかし、生物進化の研究においては欠くべからざる華だった。偶然と必然、連続と不連続…。木村資生やグールドらによる論争の歴史をたどりつつ、行きつ戻りつしながらもじりじりと前進していく研究の営みと、カタツムリの進化を重ねて描き、らせん状の壮大な歴史絵巻を織り上げる。

著者
千葉/聡
東北大学東北アジア研究センター教授、東北大学大学院生命科学研究科教授(兼任)。1960年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。静岡大学助手、東北大学准教授などを経て現職。専門は進化生物学と生態学。大学院修士課程でカタマイマイに出会い、小笠原諸島を出発点に、北はシベリア、南はニュージーランドまで、世界中のカタツムリを相手に研究を進める  』

・・・カタツムリって”マイマイ”というのですねぇ。久しぶりに聞いた言葉だ。幼児用語だとばかり思っていた。お恥ずかしい。生物に関心が強くなくとも読めますよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする