勝手にしあわせになってるかも 〜旧、明日はもっとしあわせにするぞ〜!〜

今日はマヤ暦的にはどんなエネルギー?
日々の暮らしの気づきとともに綴るマリマヤ便り

〈マヤ暦 K24〉赤いロウソクが灯る夜に 〜崇福寺〜

2018-03-03 13:13:38 | 日記
3月2日は 元宵節(げんしょうせつ)だった。
中国のお正月にあたる春節から数えて15日目で、
最初の満月の日。
旧暦のお正月の締めくくりの日。

異国の文化が残る長崎では、
あちこちの中国系のお寺で、
ろうそくが灯される。
そのことを知ったのは、
そのお祭りに行かれるという方に誘われて、
去年初めて知った。

何本もある赤いロウソクの火が、
ゆらゆらと揺れて、
幻想的な風景をかもしだす。
赤いロウソクといえば、
思い出すのは子供の頃読んだ
「赤いロウソクと人魚」の物語。
子供の童話とは思えない悲しい結末に、
どうしても他の本のように

何度も読み返すことはできなかった。

ウキペディアで調べてみると、
「人間の優しさに幻想を抱いた人魚の母によって、
老夫婦に託され、裏切られた人魚の娘の物語である。
大正10年1月に東京朝日新聞に連載され、
小川未明の出世作となった。」
とあった。

改めて読んでみると、
人魚の娘を売りたくなかった老夫婦は、
「人魚は不吉だから」
という人買いの言葉を信じて、
可愛がってきた娘を売ってしまう。
恐れる心が、愛より上回った時に
悲劇が起きるのかもしれない。

私は1昭和41年生まれの「ひのえうま」
さすがに最近は言われないが、
「ひのえうま生まれの女は、
旦那を食い殺す。」
とか、言われていたから、
この年は出生率がどーんと下がっている。
おまけに、何かあるたびに
「だから、ひのえうま生まれは……。」
と先生たちに言われていた。
さすがに生んだ親には言われなかったから、
生んだ責任を感じていたのかな。

私は、気にする方ではなかったので、
かえって人数が少ないから受験が楽でいいや……
ぐらいに思っていた。
「ひのえうま」だから、
問題があるなんて思うような家は、
こっちの方が願い下げ!!と思っていた。

でも、やっぱり、同級生の中には、
そのせいで縁談が破談になったという話を
聞いたことがあった。
真意のほどは分からないが、
そんな風にささやかれる時代だった。

さすがに今は、そんなことはないと思うが、
でも、やっぱり多かれ少なかれ、
「世間体」というものに振り回されて、
本当の自分の気持ちを見失っていることが
あるような気がする。

「おみくじを引いたとき、
大吉を引いたら喜び、
凶を引いたら、
悲しんでいるけど、
いいも悪いもないんだよ。
大吉は、今の調子で気を引き締めて行きなさい。
小吉は、これからもっといいことがある。
そう思っておけばいいんだよ。」
そう、お寺にいた方が教えて下さった。

そう言えば、ある友人と神社にお参りに行ったとき、
その頃波乱万丈な人生を送っていた彼女は、
おみくじで「凶」を引いた。
すると彼女は、落ち込むどころか、
「凶の人生は今日でおしまい。
ここに置いて帰るから。」
と言って、ニコニコしておみくじを木にくくりつけた。
かっこいい〜と心の中で拍手喝さい。
逆境の時こそ、その人の本質が見える。
すごく大変な人生を、
あっけらかんと話す彼女に、尊敬の念を覚えた。

赤いロウソクの炎を見ながら、
「黄色い戦士」の頭の中は、
自己問答が繰り広げられていた。

3月2日はK23の日。
「イメージしたことが現実になりやすい日」
おまけに乙女座の満月だったから、
いつになく自分に正直になる日だったような気がする。

☘️3月3日(土)☘️
K24 黄色い種・白い魔法使い・音11
のめり込むほど集中力を生かせる「黄色い種」
人のために生きる「白い魔法使い」
不協和音のエネルギーで、浄化する「音11」

それまで認めていた現実を見つめ直す日。
自分にとっての現実は、
他の人にとっての現実と異なることもある。
他人の目で、見ることを学ぼう。

K21〜K24の4日間

勢いが増している時こそ、程よく手綱を引き締める。
私利私欲を超え、礼を尽くすことで、
人々から絶大に支持される。