もう飽きてきたのかもしれません。
何をしていても
何処にいても
意味を成さない行為に
邦画を観ました。
阿部寛、樹木希林の演技が素晴らしかったです。
親子の会話に
幸せになるためには、諦めることが必要
というセリフが印象に残りました。
今、すべてを諦めています。
それでも心は満たされないのです。
幸せには遠いのです。
久しぶりに大学院の同期と会話しました。
彼は今も研究を続けています。
彼は院生時代から変わらない。
研究に対する姿勢も、人生における幸福の定義も。
ブレることなく、冷静で、思慮深く、情熱的に。
当時を振り返れば、自分に最も足りなかったものだったと思います。
余裕が出来た今だからこそ、内省することが可能になったのかな。
彼との会話で、少し救われたような気がしました。
始まりはどんな形であれ、再会できたことが嬉しかったのです。
もう会えないと思っていたから。
微妙な距離感だと思うのですが、また楽しめれば良いと思うのです。
かつてのように、全てを捧げてもよいと思えるほどに。
生活のために、自分自身を裏切り続けることは、虚しくて仕方ないのです。
心の内を話す相手もいないのです。
本当に独りになってしましました。
夢、希望、愛する人、情熱、憧れ、努力、
すべては過ぎ去ってしまったのです。
自分自身に対して、嘘をついています。
尤もらしい世間体を根拠として。
人生に期待してはいけないのです。
これこそ僕にとっての真実だと思います。