令和元年8月2日
船橋市社会福祉協議会主催(中央公民館共催)の中学生ボランティア講座が開催されました。
例年3日コースのところ、今年は2日間でギュギュっと集約指示て実施されました。
2日目の午前中が船橋SLネットで「防災」について学びました。
避難所生活は誰にとっても大変だけれど、
もっと困る人がいる…高齢者や障害者、乳児連れの親子や外国人
その人たちは何に困ってどうしたら解決できるのだろう…
ワークショップを通して考えてもらいました。
避難所はモノが圧倒的に不足しています。
それを、人の手や環境づくりで少しは緩和できないでしょうか。班ごと考えてもらいました。
実際の視覚障害者の言葉
「避難所の通路と居住区の境目がわからず困った」
「トイレの男子/女子のマークが見えないのでわからない」
前日、視覚障害者体験をした中学生は、喰い入るように聞いていました。
私どもSLは、毎年、市総合防災訓練のメイン校「要配慮者訓練」で運営支援しています。
目の不自由な方、耳の聞こえの不自由な方、車イスの人など障害者が避難所を体験します。
そこでの取組みについても紹介しました。
後半は、ロープワークとそれを使ったブルーシートテントを作りました。
ブルーシートでテントを作り、何人は入れるかな~
「ここなら、避難所での着替えとか、赤ちゃんの授乳にも使えるかも…」
中学生から声が上がりました。
避難所は不自由なところかもしれないけれど
人の手と環境を工夫することで、改善できるのです。
実感してもらえたでしょうか。
この講座がきっかけで、福祉や防災について目を向けたもらえたらうれしいです。
by oami
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