令和2年9月19日(土)
夏見公民館での避難所運営訓練2日目
今日は、実際に公民館を避難所として避難所開設と避難者入場体験をしていただきました。
昨年、夏見公民館は3度も避難所開設をしたのだそうです。
地域の方にも避難所運営にかかわってほしいと願いこの講座の実施となりました。
訓練説明の後、受講者のみなさんと防災倉庫の見学
今回は避難所開設のために必要なストレージボックスを取り出して訓練開始です。
今日は訓練用に用意したアクションシートを使って
順序だてて避難所開設準備をしていきます。
居住区の設置やトイレの準備、要配慮者の個室の用意
それから、発熱などの体調不良者の部屋の用意も必要です。
体調不良者とトイレや生活動線が交わらないように工夫します。
避難所開設準備が完了したら、運営役と避難者役に分かれて避難者入場
学校の避難所のように運営にたくさんの人を割けません。
受付役は健康チェック、要配慮者チェック、居住場所の告知、ペットの対応、
必要なカード類の配付など一人でたくさんのことをしなくてはなりません。
避難者は1世帯づつ間隔をあけて入口で待ちます。
この訓練では、受講者にはいろいろな避難者になってもらいました。
赤ちゃん連れ、発熱者、耳の聞こえない人、発達障害を持つお子さんを連れた家族などなど
船橋市では視覚障害者と聴覚障害者にこちらの黄色いバンダナが配付されています。
訓練でも使わせていただきました。
耳の聞こえない方には筆談などその方にわかる方法で支援していただけたらと願います。
今回の訓練で、いろいろな掲示を使いました。
これはこのまま、ストレージボックスに保管して災害時にも同様に使うそうです。
このような訓練(講座)を実施することで、
災害時に使う備品や準備品に何が必要なのかを知ることもできます。
今日の講座は、みなさん疑問に思うことを積極的に質問してくださいました。
自分事として避難所のことを考えている方々がここにいることを
とても心強いと感じました。
by oami